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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■魔術師バラム / 板倉邦雄

2017年03月29日 | Weblog
207/3/29放送

  世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「魔術師バラム」という題でお話ししましょう。

 昔も今も、人様を占い、呪い倒すことを商いとする魔術師がいるようですね。今日から民数記の22章から24章を見て参りますが、魔術師バラム事件です。

 さてイスラエルの人々は荒野の旅を続けてエリコの城壁に近いヨルダン川の東側、モアブの平野にたどり着き、宿営しました。その人口たるや150万から200万と言われ、野営テントの数は数えきれません。

 モアブ人の王様バラクと国民はイスラエル民族を大いに恐れていました。その数の多いことも恐れの原因だったのです。不安になったバラク王作は長老たちに相談しました。「この群衆は牛が野の草を舐め尽くすように私たち周囲の者を皆舐め尽くそうとしている。」 こう言ったあとモアブの王様バラクはユーフラテス川のほとりにあるペトルに使者を遣わしたのです。ペトルに住む占いを商いとするバラムを招こうと決意したのでした。(22章5節参照)

 さて王様に遣わされた使者は占い師バラムに言いました。「実はエジプトから出てきた民族がいまして、地の表を覆って私たちの領土の前にいます。どうか今すぐ来ていただいて私たちのためにこの民たちを呪ってください。あなたが呪ってくだされば私たちは彼らを打ち負かすことができます。そして私たちの国から彼らを追い払うことができるかもしれません。」

 さてバラムがモアブの王様バラクに雇われた事件はモアブの平野に宿営していたイスラエルの人々の知らないことだったのです。それは思いもよらぬことでした。モアブの王様と国民の憎しみを買い、その代表者としての魔術師バラムの呪いです。万物の支配者であり、人の心の支配者である主なる神様の導きが楽しみですね。

 聖書のことばです。
 「からだを殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、からだも魂も地獄で滅ぼす力のあるかた(神)を恐れなさい。
             マタイの福音書10章28節

  (PBA制作「世の光」2017.3.29放送でのお話より )

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