祝 市制60周年記念誌 広報四日市 より
築港全景
昭和32年9月24日火曜日発行とあります。この年は、中央通りも完成したばかりでした。浜田小学校で四日市の曲、二つを歌わされました。
近代的曙住宅
四日市市歌
一、あけぼの清き 伊勢の海
内外の船の 出で入る港
わが四日市 大四日市
七つの洋の 潮の香の
マストに旗に こもる汽船
小舟の白帆 画のごとし
二、工場の煙 たえ間なき
産業都市の栄を見よや
わが四日市 大四日市
市民の誇 よろこびは
競いて進む 勤労に
文化の花も さき匂う
三、鈴鹿の峰の 夕映は
飛躍の明日を かがやき示す
わが四日市 大四日市
ああ東海の 枢要の地
さきみどりつづく 広き道路
灯ともる街に 平和あり
万古焼工場風景
そして、新四日市音頭
一、伊勢にゃ大神街道筋の 四日市には大港
さぁさ汽笛が景気をつけて
朝も早よからサノエ~ おそくまで
コラショ ショコショコ ヨイトセ
二、あれは万古のかまどの煙 こちら工場の朝けむり
さあさ道なら七〇メーター
並ぶみせみせサノエ~ 人の波
コラショ ショコショコ ヨイトセ
三、東伊勢海白砂つづき 西は鈴鹿の山つづき
さあさ稲葉の三右ェ門さまも
のびる街みてサノエ~ うれしかろ
コラショ ショコショコ ヨイトセ (一部略)
近代建築を誇る三浜小学校校舎
市歌は堅苦しいが 音頭は歌いやすいね けど ショコショコってなんやろね と感想を話したものです