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昭和少年通信 その四 小松崎茂①

2022年06月08日 | レモン色の町

小松崎茂氏は、戦前に“機械化”という国防科学雑誌で、表紙や口絵に空想科学兵器を描いている。また、“未来の新案兵器”シリーズには解説も手掛けていた。昭和30年代になると、宇宙開発ものでは、想像力に満ちた迫力ある宇宙探検図や宇宙ロケットを描き、当時の子供たちの目をくぎ付けにした。

尚、小松崎独特の書体で書かれたローマ字のサインは、日本人離れした作品とともに、外国人が描いたかのような錯覚さえ与え、少年たちのあこがれを誘い、真似をして書いた子も多かったという。

1990年に発行された画集には石ノ森章太郎、ちばてつや、川崎のぼる、松本零士といった名だたる漫画家達が賛辞の声を載せており、小松崎の絵物語を大いに愛読し、影響を受けたといった言葉が述べられている。藤子不二雄Aに至っては、ペンネームを「小松原滋」にしてサインも真似した程であったという。あまり語られないが、小松崎がのちの漫画界に与えた影響は非常に大きかったと言える。(漫画家への影響 ウィキペディアより)

兵器イラストを数多く手掛けたため「軍国主義的」と批判されることもあったが、彼自身は兵器の機能美・造形美を愛していた。何より戦争体験者として戦争を忌み嫌い、一貫して反戦と平和を訴え続けていた。(ウィキペディアより)


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