花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

小津監督“彼岸花”の浪花千栄子2

2021年04月29日 | レモン色の町

朝ドラの「おちよやん」が佳境を迎えている。私は 誰かさんが涙を流して観ている間、小津安二郎監督の「彼岸花」を思い出している。

出されたお茶を飲んで 待つ

「あんた 人間ドック どうしたの?」

「へえ奥さん それどんねん まあ聞いとくれやす えらい事どすわ

手ェと足とに電線つないで 電気通したり なんや知らん 青いインクみたいの ここへ注射して それがなぁ奥さん そのインキ注射しましたらなあ おしっこ青うなるんどっせ こわい こわい 

病院での出来事が お茶を飲むシーンとかぶる

それだけやおへんネ なんやこんなコップに 白いドロドロした壁土みたいの飲まされるんどっせ あじない あじない

で ほんまは あと三日居んならんどっけど もう出してもろてきました」

「じゃあ途中で出てきちゃったの?」

「へえ なんにも無理して 体の悪いとこあッちこッち 探してもらわんかてよろしいわ」

オマケ:明治44年の三重軌道と四日市鉄道の施設予定が赤で記されています


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