花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

市井からの眺め 21

2020年03月29日 | レモン色の町

昭和という時代は、金融恐慌で始まりました。太平洋戦争へと突き進む不穏な時代ですが、四日市の産業は意外と元気です。東海の飛び将軍と呼ばれた熊沢一衛は 昭和3年6月に伊勢電鉄事務所(本町プラザの前の建物)と市立図書館(諏訪公園内)を建てます。どちらもスクラッチタイル張りの鉄筋の建物であったため空襲後も残り、図書館は一時病院に、電鉄事務所は四日市警察署に使用されました。

写真は、新市庁舎の塔上から東方を見た写真です。下の白い建物は塚本医院ということで、三滝通りが出来たため病院は西へ移動したことになりますか。中央の煙突が 三重繭糸店。その右に熊澤ビル(伊勢電鉄事務所)が見えます。

昭和5年の地図ですので 熊沢ビルはまだ建っておりません

 これは伊勢電鉄ビルの屋上から四日市駅(関西鉄道)を見た写真。新しく出来た三角屋根の四日市西駅が望めて、伊勢電鉄の善光寺カーブを軋み音を立てながら電車が通ります。

 


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