新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

物忘れ

2008年10月28日 07時33分21秒 | 身辺雑記

 カミさんの言葉によると、私の物忘れは進んでいるらしい。

 自分でも、多少の自覚はある。

 たとえばの話。

 私の書斎は2階にある。

「1階へ行って靴下を履き替えよう」 

 そのつもりで階段を降り、靴下を置いてある部屋へ行く。

 その途中、納戸の前を通った。

「そうだ、ティッシュペーパーがなかったけ」 それに気付いた。

 そそくさとして、ティッシュペーパーを取りに納戸へ入る。

 そのまま書斎へ戻る。

「アレッ!」と気付く。ティッシュペーパーを取りに行ったはずではなかったぞ?

 何を取りに降りて行ったのか、すぐには思い出せない。

 まあ、いいか。

 椅子に座る。……と、そのとたんに、靴下のことを思い出す。

 このような失態は、しばしばあったような気がする。

 友人たちに訊ねると、「そんなことはしょっちゅうですよ」と、答えが返ってくる。

 以前、カミさんにせかされ、やむなく神経内科へ行った。MRIで検査をしてもらった。

「別に異常はありませんね。年齢相応ですよ」 医師の答えはそっけない。

「年齢相応」という言葉は、私を困らせる。安心していいのか、悪いのか。なんとも判断のしようがない。

 医師としては、「年齢相応」と言わざるをえないのかもしれない。確かに「年齢相応」に、退化しているか、悪化しているに違いない。

「病的な痴呆ではありませんよ」と言う意味合いと、「元には戻りませんよ」ということも含んでいるようだ。

「痴呆の初期なら、病状を食い止められる」 だから診察を受ける気になったのだが、医療費が増え続けている折から、私は非国民なのかもしれない。

 桑畑さんの記事を読み、我が身を見つめた次第。

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コメント (22)
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