新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

生まれ変わりて

2008年10月08日 07時04分52秒 | 写真俳句・エッセー

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願はくば生まれ変はりて赤とんぼ

   人生とはなんぞや?

 人はそれぞれ、幾度もこの問いに直面しております。

 明確に直面している人もいれば、漠然とした疑問のまま、放り投げている人もいるでしょう。

 何をするために生まれてきたのだろうか。

 なぜこのような苦しみをしているのだろうか。

 古来から、宗教家、哲学者、心理学者、社会学者など多くの専門家が、さまざまな研究や修行を重ね、解き明かそうとしてきました。

 そこで得た結論に基づき、それぞれの分野の人たちが説いております。

 ずっと以前、ある人から、「生きがいの創造」(飯田史彦著)を紹介されたことがありました。

 著者の飯田史彦氏は、第一版第一刷が発行された当時(2003年4月2日)、福島大学経済学部の助教授として、「人事管理論」を担当しておりました。

 LONDONCITY UNIVERSITY BUSINESS SCHOOL大学院にて客員教授。

 以降、筑波大学大学院、東北大学大学院において講師を歴任。

 現在は、福島大学教授。

 この本は、スピリチュアルな観点に立って、人生のしくみを明らかにしようとしたものです。

「退行催眠」という精神医学の治療法を用い、多くの医師や学者によって、幾千人もの人たちの「過去生」をよみがえらせることができました。そのような「生まれ変わり」の事実を明らかにし、人生のしくみを説こうとした本です。

 ここで明らかにされている内容は、世界の多くの学者たちによる成果です。したがって、実証的でもあります。

 たとえば、現在はカナダに住んでいるカナダ人が、300年前、スエーデンのある事件に遭遇した事実を述べています。「退行催眠」によって明らかにされたのです。

 このように、この本の中では、多くの「過去生」が明らかにされております。

 そのような「過去生」の集積から、

「人生とは、生まれ変わりを重ねながら、よりよき自分づくりに努めている一過程だ」

 という結論が導き出されました。

 辛いことがあっても、それはよりよき人生へたどり着くための過程なのだ。

 納得できるようなできないような……。

 しかし私は、その考えに、抵抗を感じておりません。

 そのように考えれば、辛い人生も、少しは楽に生きられそうです。

 つまりこの本は、「人生とはやり直しがきくものなのだ」と説いおり、その考えによって、「生きがいの創造」をしようとしているのです。

「敗者復活再生人事システム」が人生なのだ。そのような捉え方です。

 そう思えば、少しは楽になりませんか。

 信じるか信じないかは、あなた次第です。

    願はくば生まれ変はりて赤とんぼ    鵯 一平                                

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コメント (21)
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