新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

どうなる!禁煙作戦

2008年10月03日 04時07分24秒 | 身辺雑記

 仕事場の幹部たちが、禁煙作戦に取り組んでいる。

 当ブログにおいても、9月5日の「面白い禁煙作戦」および9月10日の「頑張れ!禁煙作戦」で取り上げた。

 とっくの昔に禁煙できた私にとっては、謂わば高みの見物気分で、今日はその中間報告をしたい。

 そもそもはB氏が、製薬会社T社のガム状の薬「N」を使って、禁煙作戦に取り組んだ。

「N」はニコチンを含んだガムである。ガムを噛むことで、禁煙途中のニコチンの禁断症状を緩和させる仕掛けらしい。ガムを噛みながらであれば、禁煙の苦しさが和らぐという論理。

 つまり、極めて中途半端な禁煙作戦だ。 

 その作戦に興味を示し、A氏が挑戦し始めた。

 それまでのA氏は、「私は意志が強固なので、禁煙はしません!」とうそぶいていたのだ。

 そんなA氏が、「N」方式の禁煙作戦に取り組みだした。彼も止めたいと思っていたらしい。

 そんな動きを、じっと横目で眺めていたC氏とD氏が、勇躍して参戦してきた。

 B氏は健康上の理由から、お医者の強い指示で禁煙に取り組んだ。

 だからすでに覚悟ができていた。作戦開始から3週目ころには、すでに煙草ゼロが続いていたようだ。ガムも噛んでいないと聞いている。成功の可能性は高い。

 A氏は12月1日からゼロにするが目途。

 だから現在は節煙中になっている。まだままだ一日に7~8本はすっている。

 果たして成就できるかどうか。周囲の監視の眼は疑心安危だ。なにしろ、スパッと止めていないところが怪しい。覚悟が不十分な印象となっている。

「12月1日を期して、ゼロにします!」 A氏は言い続けている。

 C氏は「N」を噛みながら煙草をすっていた。もともと私は無理だと思っていた。案の定、先ごろ本人から、「もう禁煙は諦めました」という撤退宣言があった。

「私は無理です。よーく分かりました」 そんなことを言いながら、煙草を旨そうにすっている。

 10年もの長い期間、中東方面で仕事をしていた豪の者なのだが、煙草には勝てないらしい。もっともC氏から言わせれば、「禁煙なんて馬鹿らしくて……」と思っているかもしれない。

 D氏のその後の状況を聞いていない。聞いても、あまりパッとした答えが返ってこないのだ。「ええ、まだ努力中ですよ」 そんな受け答えで逃げられる。禁煙意欲が希薄か?

 周囲では、「禁煙する気持ちがあるのですかねえ」、と囁いている。

 私から見ても、いずれ戦線を離脱するように見える。

 実は伏兵がいた。S君だ。「N」作戦をB氏に教えたのはS君らしい。S君はすでに禁煙を成就し、それを継続している。

 S君は北関東のT市から新幹線通勤をしている。健康維持のため、土曜日と日曜日にはプールで泳いでいるとのこと。

「150メートルで息が切れていたのに、禁煙したら200メートルでも平気になりました」

 今は200メートル、150メートル、150メートルの3本を泳いでいるのだそうだ。禁煙の効果によって、一切息切れはしないとのこと。

 効果が確認出来たので張り合いができたのだろう。そんなケースは成就できる。

 禁煙は難事業なのだ。一筋縄では成就できない。やはり覚悟が必要だ。

 私も禁煙にはさんざん苦労した。だから、一人でも多く成就して欲しいと願っている。

 この人たちの禁煙作戦から、しばらくは眼が離せない。暫くは注目したい。 

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コメント (16)
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