安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

羽越線事故調査ツアー3日目

2007-11-25 21:17:56 | 鉄道・公共交通/安全問題
今日の出発は秋田から。秋田駅を8:46発の「日本海3号」に乗る。この列車は鶴岡から先は寝台料金不要。立席特急券があれば乗車できる。寝台特急の座席利用はあくまで例外的な利用方法で避けられるなら避けたいが、羽越・奥羽本線は大部分が単線区間のため、特急列車の本数がやたら少ない。昼行特急はこの1時間後、9:40秋田発の「かもしか1号」が最初の列車だが、これだと青森着は正午を過ぎてしまう。寝台特急にヒルネ利用が認められているのにはこうした事情がある。このあたりは、大都市を連結する区間ながら単線のため昼行特急を増発できない九州地区と事情が似ている。

11:48着の青森までは3時間の長丁場だが、寝台特急車両ということもあり、ゴロンと横になれるから独特の気楽さもある。山間部に入ると雪化粧し、平地に降りると通常の風景に戻る車窓はめまぐるしく、飽きさせない。

青森到着後は三内丸山遺跡見学へ行く。縄文時代の遺跡としては過去最大級の遺跡であるここも、野球場建設のため一時は大規模開発の危機があったそうだ。妻は遺跡とか美術関係に興味があるので、遺跡を楽しそうに見学していた。

三内丸山遺跡見学後は「スーパー白鳥28号」で八戸へ移動。3連休最終日のスーパー白鳥28号は混雑しており指定券確保に失敗、自由席も通路まで人があふれる混雑だった。季節的にも行楽の最後のチャンスだけに無理もない。

八戸からは新幹線はやて28号で仙台へ。仙台からはやまびこ222号で帰宅。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 羽越線事故調査ツアー2日目 | トップ | はぁぁ、今週は疲れた… »

鉄道・公共交通/安全問題」カテゴリの最新記事