安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

羽越線事故調査ツアー1日目

2007-11-23 21:14:57 | 鉄道・公共交通/安全問題
2005年12月25日、山形県の羽越線・砂越~北余目間の第2最上川橋梁で、特急「いなほ」が突風にあおられ転覆、乗客5名が死亡した事故(羽越線事故)を覚えているだろうか。
この事故は、突風原因ということになっているが、その背景を探りたいと以前から思っていた。
まもなく事故から2年になるのを機会に、この願望を叶えるべく、3連休を利用して北東北にやってきた。合わせて未乗区間・路線の乗車も目的だ。

1日目の今日は未乗区間を乗る。新白河を新幹線で出発、古川まで行き、古川から陸羽東線の臨時快速「湯けむりこがね1号」だ。早すぎる冬将軍の到来に、全国有数のこけしの産地、鳴子温泉は雪に埋もれていた。

陸羽東線、陸羽西線を乗り継いで羽越線に出た私たちは事故現場となった第2最上川橋梁を通って酒田へ。羽後本荘から由利高原鉄道を往復。再び羽越線~男鹿線で男鹿へ。
西郷輝彦や梅宮辰夫などの有名人も来訪したという男鹿で最も有名な旅館、磯乃家に泊まり、地元の人と宴会をする。地元産の海の幸がふんだんに使われた料理はとてもおいしく、食べ切れないほどだった。これで1泊2食8000円とは、都会では絶対あり得ない最高の贅沢だと思う。

強行軍がたたったせいか、体調がいまひとつだったので、宴会後はすぐ就寝。いよいよ明日は事故調査本番だ。
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