半田市探訪記がまだ終わっていませんでした。半田市では最も有名な近代建築でもある重要文化財の旧中埜家住宅です。
明治44年築で、設計者は特に東海地方では高名な鈴木禎次です。この住宅は第十代中埜半六が英国留学中に見たヨーロッパの住宅の美しさにひかれ、それを模して別荘として建てたものだそうです。
外観は私好みのハーフティンバースタイルで、全体的には南面(1枚目や2枚目の写真)と東面(4枚目・5枚目)が見どころでしょうか。東面の構成がなかなかユニークで、南面のベランダの装飾もやや傷みはありますが優美ですね。
スレート屋根は複雑な形状で、ここも見どころの一つです。隣接する建物の上階からの眺めが圧巻でした。この建物は斜め(南東方向)から見た姿が素晴らしいですね。
14:30過ぎからここでようやく遅い昼食をとることにしました。
内部の様子は次の記事で・・・。半田市探訪記はいつ終わるんやろ(笑)。