ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

最近読んだ新書

2010-03-15 23:30:18 | 本と雑誌

図書館予約本がなかなか回ってこないこともあって、最近は小説の合間に新書を良く読んでいます。比較的読みやすいものであれば、通勤の電車の中利用でも1日~2日で読了するので、感想を書けない本がどんどんたまってきています。

今年になってから読んだ新書はいずれもなかなか面白かったのですが、放っておくと忘却の彼方となるため、いったん整理する意味も含めて採点だけをつけてみました。点数はもちろん後日、修正の可能性があります。時間が取れれば、少しずつ簡単な感想を追記したいと思います。


Bunkeirikei1文系?理系?―人生を豊かにするヒント
志村史夫
ちくまプリマー新書
★★★★☆’:85点

教え方のせいで数学や物理が嫌いになってしまった人へ、主には
理系の立場からその面白さ・奥深さを語った素晴らしい本。物理
現象や生物などの不思議さとその意味、不純物の効用、文理(芸)
融合のすすめ、何のために勉強するのかなど、平明にしてエッセ
            ンスが十分に伝わるちくまプリマー新書の特徴が良く出ている。


Miyadai1民主主義が一度もなかった国・日本
宮台慎司、福山哲郎
幻冬舎新書
★★★★:80点

宮台氏の辛口で鋭い舌鋒が冴え渡る。
マニフェスト選挙の意味・意義は?自民党の間違いとは?
あの衆院選で人々が選択した意味は何だったのか。
宮台氏によると”革命”だったとのこと。


Uchida1_2日本人辺境論
内田樹
新潮新書
★★★★:80点

多くの先人の思想や考え方を紹介するのみとあったが、
内田氏独自の日本人論も多くあって痛快。
中華を前提としての東夷・辺境の考え方を(喜んで)受け入れて
きた日本人。世界に向けた日本発のものが殆どない理由など。。。


Mori1創るセンス 工作の思考
森博嗣
集英社新書
★★★★:80点

手を使って「ものを作る体験」の大切さ。
優れた教育論でもあった。
この本を読んですぐに子供に簡単なプログラミングロボットの
電子キットを買いました。でも、まだうまく動かない(汗)。


Kin1走る意味 命を救うランニング
金哲彦
講談社現代新書
★★★★:80点

市民ランナーにとってはカリスマ的な金哲彦が大腸ガンに
かかり、それを克服したとは知りませんでした。
なかなかの反骨精神とガッツの持ち主で、高校駅伝で強豪の
大牟田や福岡大大濠に挑んだその心意気や良し!


Fukuda1人間の器量
福田和也
新潮新書
★★★★’:75点






Terashima1世界を知る力
寺島実郎
PHP新書
★★★★’:75点






Katsuma1目立つ力 インターネットで人生を変える方法
勝間和代
小学館101新書
★★★☆:70点


まちかどの近代建築写真展 IN 大阪Ⅴ

2010-03-14 10:12:57 | まち歩き

今年も大阪で「まちかどの近代建築写真展」が始まりました。
会場は毎年お世話になっている天満屋ビルの「お茶と雑貨のハaハaハa」さんです。

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「まちかどの近代建築写真展 IN 大阪Ⅴ」(第16回)
    ●今回のテーマはこじんまりと趣のある「個人病院」      
会期:2010年3月13日(土)午後~4月10日(土)午前
    会場:天満屋ビル2階「お茶と雑貨のハaハaハa」
    大阪市港区海岸通1-5-28 東展示室
時間:7:30~18:00 土・祝は11:00~18:00(定休日:水曜、日曜)
主催:お茶と雑貨のハaハaハa
企画:まちかどの近代建築写真展実行委員会
協力:近代建築探訪メーリングリスト

◎参考ブログ

   小道さんの”喫茶店で瞑想して、 銭湯で元気になる”
   前村さんの”前村記念博物館ブログ”
   ぷにょさんの”まちかど逍遙”
   びんみんさんの”日常旅行日記”
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昨日、写真展の設営にメーリングリスト仲間が「ハaハaハa」さんに集まりました。今回のテーマである「個人病院」の写真266点が会場の部屋中にはりめぐらされた眺めは壮観!のひとことです。えー、私は今年は篠山マラソンとのバッティングなどもあったりして出展は無しです。次回はきちんと出展しなくっちゃ。

例年、設営作業は2時間ちょっとで終わるのですが、今年は写真を貼り終えてからの説明用ネームカードとの照合作業に時間がかかり、作業終了は15時頃となりました。最後の方は、写真一枚一枚をにらみながら対応するネームカードを探すという百人一首状態で(笑)、これもまた楽しですね。

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下の写真は、展示室にあって私が勝手に「チューリップ王子」と名付けているステンドグラスです。これがあるから近代建築写真展の趣も増すんですよね。また、隣の部屋では常設の雑貨の展示と共に絵葉書の展示・販売もされており、こちらも見応えがあります。 

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約4時間の設営を終えた後は、「ハaハaハa」さん名物のハヤシライスと珈琲を頂きました。このハヤシライスはボリュームタップリで美味なのです。また、今年は「ハaハaハa」さんが写真展5周年のスペシャル・メニューのケーキを準備して下さいました!ありがとうございました。

皆さん、写真展とハヤシライスを楽しみに、ぜひ「ハaハaハa」さんへお越し下さい。

◎参考:過去の写真展記事

   2009年度
   2008年度
   2007年度

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その後、遅くなりましたが、地下鉄・緑橋駅周辺の近代建築ミニ探訪へ。更に、ミニ打ち上げ&懇親会を行いました。東京から夜行快速「ながら」で来たお二人は、なんとこの夜に再び「ながら」利用で帰るという0泊3日の超強行軍でした。市民マラソン・ランナーであり、よく出歩く私ですが、とてもこの真似はできません(汗)。

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旧中埜家住宅、内部

2010-03-14 00:14:38 | まち歩き

1月末の半田市探訪記が断続的にまだ続いています(汗)。さて、ようやく旧中埜家住宅の内部です。現在、こちらは「T’s CAFE」として活用されています。実はここは紅茶が専門or紅茶がメインなのですが、遅い昼食としてカレーと共にドリンクを頼む際、ついうっかりとコーヒーを頼んでしまいました。コーヒーもあったのですが、やはりここは紅茶を頼むべきでしたね。カレーは結構辛くて私好みでした。

一人だったこともあってか、案内されたのは入り口に近いこじんまりとした部屋でした。天井回りや木製建具の細部装飾などがシンプルながらも美しかったです。

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食後は二階を見せてもらいました。スリッパに履き替えるだけで誰でも見学可能です。
昭和51年に重要文化財に指定され、52年度と53年度に修理工事がなされたそうですが、予算の関係から外部のみの大修理となり、内部については一切手が加えられなかったとのことです。確かに階段や二階床の傷みが激しく、これにはちょっと驚きました。これは早く予算を確保して手入れして頂きたいものですね。

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実は二階の3室の内、下の写真の1室は板張りで、織り機などが置かれていました。残りの2室は何と畳敷きの完全和風でした。畳敷きとは!これにもビックリです。また和風の部屋は特に豪華といった感じはなく、これもちょっと意外でしたね。

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内部では下に写真を掲げた一番奥の部屋が最も豪華だと思うのですが、それでも装飾は比較的抑え目で、外観の華やかさ(華やかだと私は思うのですが)に比べるとおとなしい感じがしました。シンプルかつシックな美しさで上品な感じがします。

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半田市は他にも幾つか見どころがあったので、探訪記は もう1回分アップする予定です。


篠山マラソン(その2 詳細データ編)

2010-03-09 23:50:27 | ランニング

篠山マラソン(その2 詳細データ編)です。

過去のデータ一覧から篠山マラソン6回分のデータと今回の設定タイム+福知山の2回分を抜粋してみました。表をクリックすると大きなものが表示されます。

今回のレースは10km地点で設定タイムより14秒遅れ、20km地点でも14秒遅れ、30km地点で45秒遅れ(トイレタイムロス約1分30秒を除外すると、逆に45秒早め)と、ここまではほぼ狙い通りの走りができました。しかし、残りはほぼ下りのみとなってからは、疲れ&身体・脚の冷えがあったのか計画していたほどのペースアップができずに少しずつ遅れだし、結果的に設定タイムより3分遅れ(トイレタイムロスを除外すると1分30秒遅れ)となりました。寒い寒いコンディションだったのでオーバーペースにだけはならないよう、30.6kmの折り返し地点まではひたすら我慢の走りでした。ここまでは意外に距離も時間も短く感じられてバッチリ。ですが、それ以降は後に述べる練習量の少なさが足を引っ張ったといったところでしょうか。これは、練習は裏切らない/嘘をつかないで、致し方なしですね。

Sasayamarecord1

↓ 篠山のコース高低比較図です。

Sasayama3 

11/23の福知山フル以降の練習量は

  12月 ---- 1日で 約 10km
   1月 ---- 3日で 約 45km
   2月 ---- 6日で 約129km

で、何とたったの10日間で184kmでした。おー、シーズン真っ盛りなのにこの練習量の少なさには自分でもビックリです(汗)。建築探訪やまち歩きで1日中歩いたりして最低限の脚力が維持できていたため(?)、何とか4時間10分で完走できましたが、再びサブ・フォーをマークするにはきちんと練習しないと無理ですね。まあ、最近は毎回おんなじことを言ってますけれど(^_^;

それにしても1999年の福知山の頃はきちんと走れてたんやなあ。。。あれから10年。もうそんなに経ったのかという思いと、まだ10年かという思いが同居した不思議な心境です。


篠山マラソン、氷雨の丹波路を完走

2010-03-08 23:21:48 | ランニング

20101

今年の篠山マラソンは天気予報で厳しいレースとなることが予想されましたが、実際にも終始小雨まじりで、時折強い風が吹くなかなかに過酷なレースとなりました。スタート時の気温が4℃。その後も気温は殆ど上がらなかった模様で、寒ーっ!とふるえながら氷雨の丹波路をひた走りました。

今年は参加者が多い上に悪天候だったため、例年テントを張るグループも更衣場所の市役所に陣取ったようで、仲間のMさんが何とか市役所・玄関の庇下に場所を確保し、柱に目印の旗を張って下さいました。


で、結果は・・・無事に完走し、4時間10分00秒でした。

     5K       26’33”    
    10K       27’41”    
    15K       28’44”    
    20K       29’16”    
    25K       31’20”    
    30K       31’11”    
    35K       30’57”    
    40K       30’53”    
   ゴール       13’27”    
  TOTAL       4°10’00”

20~25Kでのトイレによるタイムロス約1’30”を含む。 

一緒に参加した仲間は8名中6名が完走。私は遅巻きながらの2月の集中練習で何とか帳尻だけは合わせた感じです。途中のトイレタイムロス(1分半くらい?)を差し引くと、福知山とほぼ同タイムでした。目標は4:05くらいを狙っていましたが、天候のことを考えると4:10は上出来でしょうか。

気温の低さはそう気にならなかったものの、雨と風がこたえましたね。もちろん靴も途中からはぐしょぐしょでしたし、手足の指先が冷え切ってほんと寒かったです。実はレース直後、しし汁の列に並んでいたのですが、走るのをやめると寒さがより一層こたえ、しし汁を食べずにDNFでした(汗)。

帰りは有志がミニ宴会列車で乾杯し、その後も梅田でお疲れさん会を開いて健闘を讃え合いました。皆さん、お疲れさまでした!

(その2)で詳細編をアップするかもです。