ひろの東本西走!?

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畝傍(うねび)ミニ探訪-JR畝傍駅

2010-03-23 22:50:49 | まち歩き

3連休の初日、奈良方面で長男のサッカーの試合があり、その試合場所が大和高田だったことから、試合前にちょこっと畝傍まで足を伸ばして1時間足らずのミニ探訪を楽しみました。

まずはJR桜井線の「畝傍(うねび)」駅です。昭和15(1940)年に建築された寺社風の木造駅舎が現在も静かに静かに佇んでいました。

 ◎参考ブログ-1:ぷにょさんの”まちかど逍遙”

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かつては橿原神宮や神武天皇陵への最寄り駅だったため、参拝する皇族用に駅舎内には貴賓室が設けられたそうです。現在そこは閉鎖されていますが、プラットホームと駅舎の間には高低差のある空間があり、そこに設けられた小さな庭や通路などの佇まいが印象的でした。一見どこにでもありそうな眺めですが、通路幅などは贅沢な取り方ですし、乗降客が少ないこともあって非常に静謐で、ゆったりとした空間が素晴らしいです。畝傍駅ではここが一番気に入りました。

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駅舎の天井は格天井で立派ですし、木製の腰壁なども良い味わいなのですが、むき出しの蛍光灯が無粋ですし、全体的にはもう少し手を入れてほしい気がします。ですが、無人駅でそれを望むのは難しいのでしょうね。

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下の写真が旧・貴賓室のようです。現在、内部はどのようになっているのでしょうか。

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実は桜井駅から乗車したときに、15人くらい”撮り鉄(?)”の人が入ってきた車両の写真を撮っていました。古い車両なのかなと思って畝傍で下車したときに見ると、赤い車体で全体に和歌などが描かれていました。

帰宅してから調べてみると、これだったようです。

 ◎参考ブログ-1:Raillusion~週末は鉄分補給~

  > 車体部分には万葉集に登場する和歌とイラストがアレンジされ、
  > あたかも百人一首のカルタを彷彿とさせます。

古さというよりもデザインの面白さでしょうか。
しまったなあ、写真を撮っておけば良かったなあ。