先の土日は2日続けて久々の快晴で実に心地よかったですね。
日曜日はランニングクラブの月例会でした。大阪マラソンを1週間後に控えていたせいか長居公園はランナーがいつも以上に多く、活気がありました。大阪マラソン落選組&10月の練習がまだ2日目(汗)という私も、あまりの天気の良さと大阪出場組の刺激を受けて、珍しく6周約17kmも走っちゃいました。まあ、スピードはそれなりにですけれど。
練習後は木陰のミニ野外宴会で軽く乾杯し、更には居酒屋→立ち飲み酒場→お好み焼き屋と場所を移して、大いに食べて飲んで喋りました。結局、2時間走って5時間飲み食いでした(笑)。こんなんでええんやろか。
ただ、ランも含めて写真を1枚も撮らなかったので、ブログ記事にはしにくいのです。
*************************************************
で、gooブログに引っ越し後、初の記事は「明石市大久保の安藤邸」です。
安藤邸のことは以前から名前は知っていて、数少ないながらもネットで外観写真を見たこともあり、いずれは訪ねてみなければと考えていました。そして先日、川島智生先生(京都華頂大学教授)のセミナーで安藤邸のお話もあったことから、一躍明石まで出かけることにしました。
大阪を出たのは午後からで、JRで約1時間。大久保駅から徒歩5分で、凄い存在感の建物が目に飛び込んできました。
写真では見ていましたが、凄い・・・・。
駅のすぐ近くにこんな洋館があるとは!
ただ、屋根や開口部まわりの傷み方が遠目にも痛々しいです。
全くの非公開であるこの建物は大正7年の建築で、川島先生によると、オール石造が非常に珍しく、日本で最古のスパニッシュ瓦が使われているそうです。設計は東大寺の修復等にも携わったという加護谷祐太郎。
樹木や塀で下部の方はよく分かりませんが、何とか色んな写真が撮れないかと周囲を2周してしまいました。敷地には和館もあり、かつて明治天皇が休憩されたことを示す「明治天皇大久保御小休所」の石碑が立っていました。
※上の写真は隣接する駐車場のフェンスの隙間から撮らせてもらいました。
完成前に施主が急死され、その葬儀に使われた後は無人のままというのも数奇な運命を感じます。
青空をバックにそびえ立つ姿が凄いだけに、その痛み方が・・・・。
このまま朽ち果てるのを待つのみなのか・・・・。
屋根が今にも崩れ落ちてきそうですし、内部に入るのも危険が伴いそうで、こうなってはもう修復も難しいのでしょうか。今も個人所有とのことで、行政がどうのこうの言えないようですが(また逆に、なかなか行政に何とかしてほしいとも言えないようですが・・・?)、なんとか修復・保存→地域のランドマークとして活用といったことはもはや困難なのでしょうかね。
近代建築好きとしては、この佇まいだけでも目に焼き付けるべきかと思いました。
明石に来られていたんですね!
安藤家住宅 もったいないですね 手入れをすれば地域のランドマークになると思うのですが、ここまで放置されているのはいろいろと事情があるのでしょうね!もったいないです。
今度 こちら方面に来られるときは明石焼きでも・・
声をかけてください
和かん
こんにちは。
安藤家住宅、凄かったです。
いろんな意味で予想していた以上の佇まいでした。
朽ち果てる前に何とかならないですかねえ。
今度そちらの方に行くときはぜひ明石焼きを食べて
建築談義をしましょう!
今宵は久々に泊まりがけの出張で広島に来ています。
広島は約45年ぶり?です。
電車からずっと見ていた建物です。
高い塀に囲まれていて、
なんとか中がみれないかと
自分も塀の周囲をうろうろしたものです。
震災前はそれでも、
まだ傷みがましだった記憶がありますが、
震災後は一気に風化が進んだ気がします。
これだけの威容なんとももったいないです。
昔に、いわれを知ったとき、
建物もあいまってまるでミステリだなと思ったものです。
コメントありがとうございます。
もともとの地元でしたか!
>高い塀に囲まれていて、
>なんとか中がみれないかと
>自分も塀の周囲をうろうろしたものです。
あの建物を見た建築ファンは、誰でも周囲をウロウロ
しますよね(笑)。
やはり風化が進んでいるのですね。
とびっきり凄い洋館だけにホントもったいないです。