今春からとあるご縁ができた大阪大学にある大阪大学会館(旧イ号館、旧制浪速高等学校本館 昭和3年)を訪ねてきました。
阪大豊中キャンパスには近年も1、2回来ているはずですが、旧イ号館を比較的じっくりと見学したのは久々です。
石橋駅から阪大坂を上る道は昔に比べてずっときれいに整備され、広々として伸びやかです。春休み中だからか、キャンパスは学生さんも少なく静かでした。
ネオ・ゴシックとも言われる「旧イ号館」は、五角形の窓や尖塔(尖頭)アーチ的なデザインが特徴です。
この日は新入生に対する生協の生活セミナーがこの建物であり、少し内部を拝見することもできました。
階段手すり部の五角形が印象的です。
この幾何学デザインは山と何かを表しているのでしょうか。珍しいデザインだと思います。
修復工事中に発見された奉安庫です。旧制高校の元校長室の壁の中に塗りこめられていたそうです。
講堂の写真は阪大のホームページにあったものです。
かなりきれいにされていますが、昔からこんな感じだったのですかねえ。
ゴシックとキュビズムが融合したような感じです。
少し離れたところから見た姿もなかなか良いです。
この後、
豊中キャンパス内をのーんびりと散策しました。
以前、坂を下る(上る)途中にある大阪大学総合学術博物館・待兼山修学館を訪れたときの記事はこちらです。
阪大関係で古い建物としてはこの2つだけでしょうか。
どちらも現在はとても美しくなっており、隔世の感があります(汗)。
中を見れたのですね。
やはり外観から想像した通りの上質な設計です。
ネオゴシックといわれてもピンときませんが(笑)
むしろライト風といってもいいように思います。
ご無沙汰しております。
初めてではないのですが、中も見てきました。
かなりリニューアルされた箇所もあると思いますが、要所要所ではオリジナルが残っているようで、内部もなかなか見事でした。
確かにネオゴシックといわれてもピンときませんね(笑)。