国家の第一は民主主義である。美しさとか品格はまやかしの国家論である。新聞に掲載されている論文を中心に批判する。
品格より民主そして自由
普天間飛行場移設は辺野古しかない
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「かみつく」を改名「沖縄 民主主義4」
定価1000円(税抜)
12月県内書店で発売予定
狼魔人日記で先行発売
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新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中
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「かみつく」を改名して「沖縄 民主主義」にした。
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普天間飛行場移設は辺野古しかない
辺野古移設反対派は、普天間飛行場を辺野古に移設したら辺野古の海や大浦湾の生物やサンゴ礁が破壊されるとかジャゴンが食べる藻がなくなるとか、オスプレイが人家に墜落するとか、騒音被害があると主張している。
辺野古飛行場は赤印の場所である。大浦湾の先端部分のごく一部である。埋め立てをしても大浦湾や辺野古の海の自然を破壊するような規模ではない。
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辺野古の飛行場予定の規模とと那覇市や豊見城・糸満の埋め立て血と比較してみよう。
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地図は同じ縮小率である。
那覇市や豊見城市・糸満市は全て埋め立て地であるが辺野古飛行場の場合は三分の二弱が埋め立て地である。埋め立ては遥かに那覇市、豊見城市・糸満市の方が大きいことが分かる。
辺野古の海も南部の海も同じ海である。自然が破壊されるのは同じだ。なぜ南部の埋め立ては許し、辺野古の埋め立てには反対するのだ。
自分のたちの生活に関係する埋め立ては利益を得るから黙認して、自分たちの利益とは関係のない辺野古の埋め立ては自然が破壊されると反対する。これはエゴだ。辺野古埋め立てに反対している人たちは本当の自然環境保護主義者ではない。
埋め立て地の周囲が汚染されるというのは間違いである。那覇市や糸満市の埋め立て地の海岸を見ればわかる。
普天間飛行場と辺野古飛行場を写真で比べてみる。
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周囲の大部分は海であり、残りは米軍基地である。一番近い住民地は辺野古であるが一キロ以上離れている。それに比べて普天間飛行場の周囲は住宅密集地だ。危険度は雲泥の差である。それでも辺野古移設に反対するのは人間の命をなんとも思っていないからだ。稲嶺市長は辺野古にも住民がいるから反対であると言っているが、それは反米主義の屁理屈だ。稲嶺市長が共産党や社民党と同じ米軍は日本全土から撤去させる思想があるから理由にならない理由をつけて辺野古移設に反対しているのだ。
県外移設は不可能だ
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新報は平野元官房長官のインタビューを載せ、「九州『可能性あった』」と見出しにしているが、記事を読んでみると県外移設が不可能である内容になっている。
四十数か所を検討したがほとんどの場所が普天間飛行場を移設するのに適していなかった。一か所だけ適した場所があったが三県にまたがり法律的な問題も絡まって難しかった。ただ、時間的な余裕があれば技術的に移設可能な場所が探せたかも知れないという述べているだけである。それは住民の許可を取る以前の問題であり、もし、候補地を見つけたとしても住民が反対すれば建設できないということになる。住民が移設反対するのは目に見えている。平野氏のシンタビューは県外移設は不可能だったと述べていることと同じだ。
民主党政権は県外移設が不可能であることを知ったから辺野古移設に戻ったのだ。
小泉元首相は「総論賛成各論反対」という表現で県外移設が不可能であることを述べた。
自民党、民主党が県外移設をやろうとして断念したのだ。県外説が不可能であることは明々白々である。
私たち県民に突きつけられているのは「辺野古移設」か普天間固定化」かの二者択一である。この厳しい現実を受け止めてどちらかを選択するべきである。
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