国家の第一は民主主義である。美しさとか品格はまやかしの国家論である。新聞に掲載されている論文を中心に批判する。
品格より民主そして自由
「辺野古移設」に転換しても沖縄自民の政治腐敗は変わらない
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「かみつく」を改名「沖縄 民主主義4」
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12月県内書店で発売予定
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「かみつく」を改名して「沖縄 民主主義」にした。
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「辺野古移設」に転換でも沖縄自民の政治腐敗は変わらない
自民党沖縄県連が「県外移設」から「辺野古移設」に公約を転換した。、七月の参院選で自民党本部から転換の要請があったにも関わらず頑固に拒み「県外移設」の主張を通したのにだ。
公約を大転換したのだから、沖縄県連の幹部は総辞職してゼロからの再出発をしなければならないのが当然である。ところが幹部の総辞職の話が全然出てこない。
そもそも、沖縄県連が「辺野古移設」から「県外移設」に転換したのは民主党が衆議院議員選挙で圧勝し、しかも、鳩山元首相が「最低でも県外移設」を公言して県内が「県内移設」ブームになったので、「県外移設」を公約にしないと選挙に勝てないと判断したからだ。選挙に勝つための「県外移設」であり、本当の「県外移設」が目的ではなかった。
自民県連は「県外移設」が可能であるかどうかは一度も検討してこなかったし、候補地を探すこともしなかった。ただただ「県外移設」の主張を繰り返し、それが票に結び付くことだけを祈ったのだ。
選挙に勝つためならなにをしてもいいという沖縄県連の政治腐敗が「県外移設」転換の真実だった。
今度は自民党本部が国会議員に辺野古移設を認めなければ除名するという忠告に国会議員が辺野古移設に転換した流れができたために自民県連は辺野古移設に公約を転換した。
自民党の看板にすがって生きていくしかないのが沖縄の自民党だから、除名されることは死活問題である。除名をちらつかせればこんなにもあっさりと公約を転換するのである。
与党の一員になるために自民党に参加したのが沖縄県連の政治家たちである。彼らは選挙に勝ち議員になることだけが目的である。だから、自民党が政権を握っている時は「辺野古移設」に賛成し、自民党が敗北して民主党政権になったら「県外移設」に転換する。そして、再び自民党政権になると「辺野古移設」に転換する。あまりにも節操がない。
強くこだわり続けた公約を転換したなら解党的な再出発をするのが筋というものである。ところが「県外移設」を主導してきた幹部は辞職する様子がない。これからも政治の主導権を握っていこうとしている。あきれる話であるが、驚くことに自民党本部も「県外移設」を主導してきた幹部の居座りに手を貸している。それがJNNのニュースである。
市長選候補一本化に向け、政府高官が前名護市長と会談
沖縄県の普天間基地をめぐって新たな動きです。総理官邸の高官が、来年1月に予定される名護市長選挙で保守系の一本化を図るため出馬を表明している前の名護市長と極秘に会談したことがJNNの取材で明らかになりました。
28日午前、羽田空港の中で総理官邸側から加藤官房副長官が、来年1月の名護市長選挙に出馬を表明していて沖縄から急きょ上京した島袋前名護市長と会談しました。政府関係者によると会談は総理官邸側からもちかけたもので、保守系から島袋氏を含む2人が出馬を表明し、このままだと分裂選挙となる名護市長選挙で保守系を一本化するため、加藤副長官が説得したもようです。
普天間基地の移設をめぐっては27日、自民党の沖縄県連が県外への移設から名護市辺野古への移設を容認する方針へ転換を表明しました。政府・自民党としては、沖縄県の仲井真知事から年内に辺野古への埋め立ての許可を得るため、28日の極秘会談も含めて働きかけを強めていく姿勢です。(28日11:24)
TBS系(JNN) 11月28日(木)12時13分配信
沖縄県連が「辺野古移設」に反対している時もずっと辺野古移設を主張し続けたのは島袋前名護市長である。七万三四九一人の辺野古移設賛成の署名集めに尽力したのも島袋前名護市長である。
ところが自民党本部は裏で島袋前市長を辞退させようと裏工作をしているようだ。おかしいことである。
自民党本部が裏で島袋前市長を辞退させようとしているのは沖縄県連が公約を「辺野古移設」に転換する代わりに島袋前市長を立候補から降ろすように自民党本部に要求したからだろう。
本来なら。辺野古移設を主張し続けた島袋前市長を自民党本部は応援するはずだが、自民党本部は「辺野古移設」が実現するのなら名護市長に立候補するのは誰でもいいのだ。
一方、沖縄県連幹部にとって普天間飛行場が「県外移設」しようが「辺野古移設」しようがどうでもいいのだ。目的はただひとつ、自分たちのいいなりになる人間が名護市長になることだ。
自民党本部と沖縄県連の利益がかみ合ったのが島袋前市長の引きずり降ろしである。
沖縄の政治は右系も左系も腐っている。
島袋前市長は「辺野古移設なくして北部の経済発展はなし」と公言している。辺野古移設すれば建設工事で多くの雇用が発生し、完成後の飛行場維持のために多くの雇用かあるだろう。しかし、真剣に考えなければならないのはそれではない。辺野古移設を礎にして積極的に経済発展に取り組めばもっと多くの企業が生まれる。経済開発に積極的に取り組むか取り組まないかで北部の経済発展に大きな差がでるのだ。
「県知事に従う」と北部の経済発展に取り組む気がない末次候補が名護市長になれば国や県のいいなりになるだけである。それでは北部の内側からの大きな経済発展は望めない。
島袋候補と末次候補では名護市長にふさわしいのは島袋候補であるのは歴然としている。
しかし、沖縄県連の幹部や自民党本部は島袋候補を引きずり落とそうとしているのだ。
公約を「県外移設」から「辺野古移設」に転換しても沖縄自民党の政治腐敗はなにも変わらない。
「辺野古移設なくして北部の経済発展はなし」
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