国家の第一は民主主義である。美しさとか品格はまやかしの国家論である。新聞に掲載されている論文を中心に批判する。
品格より民主そして自由
佐藤優「エジプト騒動と沖縄」批判
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佐藤氏はエジプトが自由で民主的な総選挙を行った場合にイスラム原理主義政権が誕生したら北朝鮮との提携が深くなると想定している。
民主主義国家の政権は国民の支持を得るために国内の経済発展を目指すことが最重要課題である。今度のエジプトの反体制運動も貧困が原因している。民主主義国家にとって軍事面は二の次三の次の課題でである。もし、経済政策に失敗したら国民の手によって政権から下ろされるのが民主主義国家政権の宿命だ。だから、たとえイスラム原理主義者が大統領なり政権を握ったとしても、彼は国民の生活をよくするために経済政策を中心に政治をしなくてはならないのだ。
民主主義国家となったエジプトが独裁国家である北朝鮮と軍事面で提携するなんて馬鹿らしい話だ。エジプトが民主主義国家になったために北朝鮮と軍事面で関係ができ、そのあげくに沖縄の基地の縮小に影響するなんて荒唐無稽の話だ。
沖縄のアメリカ軍基地は中国と北朝鮮の脅威が原因しているのであり、中国と北朝鮮の脅威がなくなれば沖縄のアメリカ軍基地も縮小する。現実に中国の脅威は低くなっていて、それに応じて沖縄のアメリカ軍基地は縮小している。
私たちは、エジプトに原理主義政権が誕生することを稀有するより、エジプトに民主主義国家が誕生することを期待するべきだ。
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