民と自・公もの別れ-これでいいのだ

民主・岡田氏、国会70日延長を衆院議長に申し入れ 公明党は反対を決定

 民主党の岡田克也幹事長は22日、横路孝弘衆院議長に、今国会の会期の70日延長を申し入れた。この後、岡田氏は記者団に、回答を保留した自民、公明両党との再協議の開催を否定し、「ぜひ多くの党に理解いただきたい」と述べた。

 一方、公明党は22日昼の両院議員団会議で、70日間の会期延長に反対する方針を正式決定した。東日本大震災の復興に向けた平成23年度第3次補正予算の編成が遅れると判断したためだ。

産経新聞 6月22日(水)13時16分配信




 国会50日延長に菅首相が反対し、国会70日延長には自民党と公明党は反対した。お互いの主張を通してもの別れした。この物別れの衝撃は自民党と民主党のどちらが大きいのだろう。多分自民党のほうが大きいと思う。自民党は菅首相さえ辞めれば大連立なり協調路線なり全てうまくいくという路線でやってきた。この菅降ろし路線が失敗したのだ。菅降ろし路線を率先してきた大島副総裁や派閥の長老たちの面目は丸つぶれだ。責任問題に発展していくと思う。もしかすると谷垣総裁の責任問題にまで発展するのではないか。なにしろ、菅降ろしに二度も失敗している。普通なら内閣不信任案が否決されたことで一件落着だったのに、自民党執行部は大連立を飴にして民主党の幹部を引きずりこんでずるずると菅降ろしに執着してきたからな。これまでの政治空白は、内閣不信任案が否決されたのにもかかわらずしつこく菅降ろしをやってきた野党の行動が原因だ。

 自民党は責任問題でごたごたするかもしれない。自民党は延長国会で新しい展開ができるだろうか。空気が抜けてしぼんだ自民党になるかもしれない。菅首相だから法案に反対なんてことを言ったら自民党が笑いものになる。

 菅首相だから第二次補正予算案、公債発行特例法案に反対という手が使えるはずがない。もし、自民党が反対すれば、東日本大震災復興を遅らす犯人にされてしまうからな。
 自民党が窮地に陥ったかもな。
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