ひどすぎるロシア軍の市民虐殺 一日も早くウクライナから撃退を

ひどすぎるロシア軍の市民虐殺 一日も早くウクライナから撃退を

 首都のあるキーウ州はロシア軍を撃退して解放された。奪還した首都キーウ近郊の各都市から民間人の遺体が次々と見つかった。遺体は、いずれもジーンズやスニーカーなどを身に着けており、軍人には見えない服装だ。
 英紙サンデー・タイムズは、ブチャの民家の地下室で、両手両足を縛られた子どもを含む男女18人の遺体が見つかったと報じた。遺体はバラバラに切断されていたという。ロシア軍が占拠していたキーウ近郊の村長が拉致、殺害されていた。ブチャの市長はAFPの取材に、「街中に遺体が散乱している。少なくとも約280人を集団墓地に埋葬した。女性や子どもも含まれ、全員が後頭部を撃たれていた」と述べた。遺体の多くは、武器を持っていないことを示す白い布を身に着けていたという。路上の約20人の遺体は後ろ手に縛られていた。
想像を絶するロシア軍の虐殺である。こんな残忍なことが21世紀のウクライナで起こった。絶対に許されないロシア軍の虐殺である。
プーチン大統領はナチスから解放する目的のウクライナ侵攻であると断言していた。ところがロシア軍はナチス以上の残虐な殺しをやったのである。ゼレンスキー大統領がナチスではなくプーチン大統領がナチスである。
ロシア国防省は、「ブチャの写真や動画はウクライナの捏造だ」と主張している。虐殺の写真はウクライナの捏造であると主張するということはロシア国防省もロシア軍の民間人虐殺は許されないことであると認識しているということである。ロシア軍の虐殺であることをロシア国防省に認識させ、謝罪させるべきである。
 西部のロシア軍は東部に移動している。東部が主戦場になる。東部でロシア軍の民間人虐殺が繰り広げられるだろう。民間人の犠牲をなくすためにも一日も早くロシア軍をウクライナから撃退させるべきだ。
 ウクライナの自由と民主主義を守るために戦う兵士は多い。不足しているのは攻撃用武器である。米国、NATOは早く攻撃用武器をウクライナに支給するべきだ。しなければ、米国、NATOは罪のない民間人が虐殺されるのを傍観していることになる。
 ロシア軍をウクライナから撃退し、ロシア軍の残虐行為をロシア国民が知るようになればプーチン大統領は失脚するだろう。議会制民主主義の国家でありながらプーチンは独自に独裁政治をつくり上げた。NATOとロシアの対立の原因はプーチン独裁にある。プーチン独裁が崩れると、ロシアは徐々に民主主義社会になっていくだろう。米国、NATOとも友好な関係のロシアになる。
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