プーチン大統領にとって永遠に停戦条件は熟しない

プーチン大統領にとって永遠に停戦条件は熟しない

 プーチン大統領はウクライナとの停戦について、「まだ条件は熟していない」と述べた。
 ゼレンスクキー大統領はナチスである。ナチスが支配しているウクライナを解放するためにロシア軍を侵攻させたとプーチン大統領は説明し、ロシア国民は信じた。ウクライナの戦争はナチスからウクライナ国民を解放するためであるとロシア国民は信じている。信じているからウクライナ侵攻をしたプーチン大統領を80%のロシア国民が支持している。ウクライナが自由と民主主義の国家であると知っていたらロシア国民はロシア軍のウクライナ侵攻に反対していただろう。
 
ウクライナはナチスが支配しているとロシア国民を騙し、ナチスからウクライナを解放するといってロシア軍を侵略させたのがプーチン大統領である。プーチン大統領がウクライナを解放するということは民主主義国家ウクライナ全域をロシア軍が制圧して、ゼレンシキー大統領を排除して親プーチン派を大統領にすることである。ウクライナをプーチン独裁が完全に支配することがプーチン大統領のウクライナ解放である。
 もし、現在進めている停戦交渉でゼレンスキー氏が大統領の座に居座り続けることを認めるなら、ナチスによるウクライナ支配を容認することになる。「ウクライナをナチスから解放する」というプーチン大統領のロシア国民との約束を破ることになる。それはプーチン大統領がナチスに敗北したことになる。
 ナチスから解放すると宣言してウクライナにロシア軍を侵攻させたことが80%の支持を確保したプーチン大統領である。ナチスに敗北することは絶対に避けなくてはならない。
 ゼレンスキー大統領はロシア軍のウクライナからの完全撤退を停戦条件にしている。完全撤退はナチスに完全敗北することになる。プーチン大統領は完全撤退を受け入れることはできないだろう。
北西部のロシア軍が南東部に移動している。ウクライナ全域制圧をあきらめたロシア軍は南東部制圧に作戦を変更したようである。ウクライナを支援する民主主義国家はロシア軍のミサイル攻撃を防ぐためにウクライナに長射程砲を提供する。戦力が強化されていくウクライナ軍は南西部での戦いでもロシア軍を撃退するだろう。
自由と民主主義のウクライナはプーチン独裁を跳ね返す。プーチンの望む条件の停戦は永遠に来ない。来るのはプーチンの大統領失墜である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 停戦協議を有... ひどすぎるロ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。