準備した配布チラシ一万枚がタイムスにもポスティング業者にも断られた。しかし・・・



沖縄内なる民主主義16新発売中
 

本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
chihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
shopping@o-kyohan.co.jp

本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
chihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
shopping@o-kyohan.co.jp

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
クリックお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
準備したチラシ一万枚がタイムスにもポスティング業者にも断られた。しかし・・・
下に掲載してあるのはチラシの両面である。チラシを一万三千枚印刷した。三千枚は知人に配布してもらい、一万枚は那覇市内に新聞折り込みにして配布するつもりだった。



チラシをつくったのは金城テルさんが憲法の政教分離裁判で那覇市に勝訴したが、那覇市は控訴したことをできるだけ多くの那覇市民に知ってもらいたいと思ったからである。
チラシができたのでタイムスに電話で申し込み、沖縄市のサーピスセンターにチラシを持っていった。チラシを見た玉城所長が今チラシを今受け付けることができないと言い、検討が必要だと言った。私は「検討をお願いします」と言って帰った。
翌日、電話をすると、事務の人が私のチラシは新聞折り込みはできないといった。玉城所長に「検討しなければならない」と言われた時に織り込みするのは無理と感じていたから、驚きはしなかった。
午後三時頃に玉城所長からメールが届いた。メールには、
「お世話になります。
昨日、新聞折込みの件の回答です。添付資料を参照下さい」と書いてあり、PDFが添付してあった。PDFは、「新聞折り込み基準(日本新聞協会)」の題名の文書になっていて、文書の中の「取扱いに注意する者」条項の「政治問題について過激な主義主張を述べたもの」に赤線が惹かれていた。私のチラシは政治問題について過激な主義主張していることに該当するので新聞折り込みができないということだ。
私のドジである。チラシを作成する時にはこんな規則があるとは知らなかった。

裁判の時はテルさんが必ず勝訴すると断言していた私である。テルさんが勝訴するのを確信していた。しかし、判決が下るまでは安心することはできなかった。4月13日にテルさんが勝訴したのでほっとした。その時にはチラシをつくる気持ちはなかった。私がチラシをつくる気持ちになった原因は那覇市が控訴したことだった。孔子廟は明らかに憲法違反である。高裁でも最高裁でも那覇市が敗訴するのは目に見えている。那覇市の一人でも多くの市民に孔子廟が憲法違反であることを知ってもらい、那覇市が控訴したことに対して批判して欲しいという気持ちが高まったからチラシをつくる気になった。

沖縄タイムスと琉球新報はテルさんが勝訴したことを報じた。しかし、事実を報じただけで孔子廟問題を掘り下げる報道はしなかった。憲法学者や政治評論家による孔子廟問題の掘り下げた評論もなかった。左翼系の学者、評論家が占めている沖縄であるから仕方がないことであるかも知れない。しかし、孔子廟の政教分離裁判は憲法問題である。普通の民放や刑法の裁判とは違う。憲法学者や知識人、評論家は孔子廟裁判に対して真剣に考え発言するべきである。しかし、そうではない沖縄である。がっかりである。残念である。

チラシに、
「高裁、最高裁で負ければ、那覇市だけでなく沖縄の恥である」
と書いたが、それは誇張しているとは思っていない。私の本心である。那覇市議会で控訴に賛成したのは共産党、社民党、社大党、翁長知事系の保守であった。政治思想は違うが彼らは沖縄人である。そして。那覇市民が選んだ議員である。高裁、最高裁で憲法違反の判決が下れば控訴に賛成した左系の議員だけが憲法違反をしたということにはならない。彼らは那覇市民が選んだ議員である。那覇市民が選んだ議員が控訴したということであり、最高裁で敗訴すれば那覇市民が憲法違反をしたことになる。

 那覇市は沖縄の中心都市であり沖縄を代表する市である。那覇市が憲法違反をしたということは沖縄が憲法違反したに等しい。だから、最高裁でテルさんが勝訴することは那覇市の恥であり、沖縄の恥であるという思いが私は強くなった。孔子廟裁判は那覇市に控訴取り下げをさせるべきであるという思いが強くなった私をチラシづくりに走らせたのである。
できるなら那覇市民みんなが孔子廟裁判の内容を知ってほしい。那覇市民が孔子廟裁判について知れば裁判を中止するように那覇市に要求するはずだと私は思っている。那覇市民に知ってもらうためにチラシを十万枚以上は配布したいが、実現するには莫大なお金が必要である。私にはそんなお金は準備できない。せめて一万枚でも配布したい。一万枚では少ないが私ができる限界だ。

 見ただけで注目してもらうようなチラシにしようとチラシつくりに集中した。最初のチラシは両面とも孔子廟裁判についての内容であったが、これではアジビラになってしまう。新聞の折り込みを拒否されるだろうと思い、裏はヒジャイ出版の本の広告にした。本の広告を装ったアジビラということだ。
 表はテルさんが孔子廟裁判に勝訴したことを写真と文書で説明した。写真はテルさんが裁判所の前で勝訴を発表している時の写真と孔子廟と孔子像の写真を掲載した。三つの写真で市民の関心を引き付けるだろうと考えた。
 タイトルは赤字で「憲法裁判 金城テル那覇市に全面勝訴」にした。そして、説明文として。

 金城テルさん(90)は、政教分離・憲法裁判で那覇市に全面勝訴しました。
「那覇市に勝利しました。感激しています。孔子廟祭りの釋奠祭禮(せきてんさいれい)を見た時、宗教儀式であると思いました。
 宗教団体に那覇市の公園の土地を無償提供することは憲法憲法の政教分離に違反します。
那覇市は控訴しました。高裁も頑張ります」

と書いた。政教分離について知らない市民もいるはずだから、その下に、
憲法二十条・政教分離
 いかなる宗教団体も国から特権を受け、又は政治上の権利を行使してはならない。国及びその機関は、宗教教的活動もしてはならない。

と書き、注として、

 国や市町村は宗教団体に土地を無償貸与してはいけません。全国で無償貸与している神社、寺、孔子廟は一社もありません。那覇市だけが孔子廟に無償貸与しています。

と、孔子廟が憲法違反していることを簡潔に説明した。それから孔子廟の説明と憲法違反判決が下りた事実を書いた。

 孔子廟は翁長知事が那覇市長の時の2014に那覇市久米の松山公園の一部を無償貸与した土地に建てられました。建設・管理しているのは久米宗聖会です。
 那覇地方裁判所の剣持裁判長は孔子廟で行われる釋奠祭禮等は宗教活動であり久米宗聖会は宗教団体であると判断し、那覇市の無償提供は憲法違反であるとの判決を下しました。

と判決内容を説明し、

 城間幹子市長と那覇市議会は共産党、ニライ(旧新風会、社大党、社民党など)。公明党の賛成多数によって控訴を決めました。
注 2004年、北海道砂川市が神社に土地を無償貸与したの政教分離違反であるとの訴訟があり、地裁、交差、最高裁とも違反であるとの判決を下しました。

と書いた
以上が表の孔子廟裁判について述べたものである。全ては事実である。政治的な主義主張はない・・・と私は思っている。ただ、商品の広告ではない。事実ではあっても政治的な主張であると見られれば否定することは難しい。

政治問題で過激な主義主張と見なされても仕方のない表現が裏のチラシにはあった、

沖縄の政治は嘘と違法行為が多すぎる。
那覇新都心や美浜の経済効果は県全体からみればゼロである。
辺野古基地は宜野湾市民の騒音被害や命の危険をなくすための建設である。新基地問題ではない。人権問題である。
普天間飛行場や高江や辺野古の違法行為は余りにもひどい。

とうとう沖縄の地で憲法裁判が起こり、憲法違反の判決が下った。不名誉なことである。
高裁、最高裁で負ければ、那覇市だけでなく沖縄の恥である。

これが裏の文章である。「嘘と違法行為」「経済効果はゼロ」基地問題ではない。人権問題である」「違法行為は余りにもひどい」等々は政治問題の過激な主義主張と判断されても仕方がないと思う。
 こんな文章では沖縄タイムスに折り込みを断られても仕様がないだろう。チラシの原稿をつくっている時はチラシを見る市民の感心を引き付けるにはどうすればいいか、内容をぱっとわかるようにするにはどうすればいいかに気持ちを傾けていたからタイムスが断らないチラシをどのようにつくればいいかなどということは念頭になかった。左翼や右翼のような過激的な文章でなければいいだろうという程度しか考えていなかった。新聞折り込みが確実にできる工夫を軽視してしまっていた。
 沖縄タイムスに断られたのだから琉球新報に断られるのも確実だろう。だから、琉球新報には申し込まなかった。
ポスティング業者に申し込んだが断られた。政治的な臭いのするチラシはポスティング業者も敬遠するようだ。

一万枚のチラシを那覇市民に配布するのは無理な状態になった、幸い八重山日報は織り込みを引き受けてくれた。しかし、那覇市内の配達部数は1100部である。残念ながら一万部にはほど遠い。
知人にこのチラシを配布してくれる業者がいるか聞いてみようと思っている。もしかすると見つかるかもしれない。配布してくれる業者が見つからなかったら諦めるしかない。一

これで一万枚の新聞折り込みを諦めたかと言えばそうではない。今度のチラシは駄目だったが次はタイムスが引き受けてくれるチラシをつくろうと思っている。引き受けてくれるための第一の方法として考えたのが孔子廟裁判をチラシのメインにはしないでヒジャイ出版の本の広告をメインにすることだ。7月10日に出版する「内なる民主主義17」には孔子廟裁判のことが掲載されている。だから本の内容紹介という名目で孔子廟裁判について説明することができる。
今回のチラシは「評論本だけを大きく広告しているが、次のチラシでは「マリーの館」などの小説も織り交ぜて広告しようと思っている。そうすれば政治色は薄れるだろう。評論本の紹介文も工夫が必要だ。今度のチラシは政治的な主義主張の強い紹介文になっているのは認めざるを得ない。
「違法行為を繰り返す沖縄革新に未来はある」の説明は、
「普天間飛行場のゲート封鎖、高江の国道占拠、農道占拠、道路にテント設営。基地反対運動の違法行為はとてもひどかった。反対運動家たちだけではない。法律をつくる密会議員も違法行為を繰り返した。考えられないことである。反対運動家も国会議員も違法行為はやめてほしい」
となっている。これでは「政治問題の過激な主義主張」に該当すると決めつけられても仕方がない。それを避けるために、
「2012年から輸送機オスプレイの普天間飛行場への配備に反対する運動が高まりました。2016年頃には高江のヘリパット建設反対運動がありました。二つの運動は激しいものでした。運動の様子を詳しく写真つきで説明しています」
というように書いたら、同じ本の説明でありながら、過激な主義主張のイメージはなくなるだろう。
 そのような工夫をして評論の説明と小説の解説のチラシにすれば過激な主義主張とは思われないチラシになるだろう。

折り込みを確実にする方法の二番目は原稿をつくったらすぐに印刷するのではなく、原稿のPDFをメールで新聞社に送って折り込みできるかどうかの検討をしてもらうことだ。検討の結果、もし過激な主張があると判断されたら、その箇所を指摘してもらい過激ではない判断される表現に訂正をすることである。そうすれば確実に折り込みをしてくれるチラシを作成することができる。

 沖縄タイムスの発行部数は15万3370部、琉球新報は152,275部である。二紙が沖縄を代表する新聞であり配達部数は二つの新聞が沖縄を網羅している。チラシを配布するならタイムスと新報に織り込みしたほうがいい。ポスティングもあるが、私のチラシは読んでくれることを目的にしている。新聞を取っている家と取っていない家ではチラシを読んでくれる確率は新聞を取っている家が高いだろう。だからできるだけ私のつくるチラシは新聞折り込みをやりたい。どうしても折り込みできないことが分かった時はポスティングするしかないができるならポスティングは避けたい。
とにかく、折り込みできるチラシをつくることだ。

 今までチラシで本の広告をやろうと思ったことが一度もなかった。全県に新聞折り込みをするなら莫大なお金が必要であるからだ。新聞折り込みチラシでは全県は無理で一部の地域にしか宣伝ができない。それではそんなに本は売れないだろうから赤字が確実である。だからチラシ広告をやる気は全然なかった。

 本だけの広告のために一万枚のチラシ折り込みをする気はなかったが、孔子廟裁判問題を那覇市民に知らせるのとセットにすることで折り込みチラシをつくる気になった。孔子廟裁判問題だけのチラシならアジビラになるから折り込みはできないだろう。しかし、本の広告とするなら新聞折り込みができる可能性がある。だからチラシをつくる気になった。
折り込みチラシは孔子廟裁判で那覇市が控訴するまでは全然思いつかなかったことである。おもしろいね。
やるとしたら早くて三カ月後くらいになるだろうか。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 市長も議員も... 「沖縄人が対... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。