識者は沖縄県民も米兵も人間扱いしない



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ブログ 狼魔人日記
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目次

屋良朝博著
「誤解だらけの沖縄・米軍基地」批判・・・又吉康隆

   
なぜ、沖縄に米軍基地は存在するのか       5
屋良朝博著「誤解だらけの沖縄・米軍基地」を読む 7
 アジアの駐留米軍の概数             9
 屋良朝博著「誤解だらけの沖縄・米軍基地」批判 10
尖閣における屋良氏の現実離れした理屈     14
「沖縄に集中する米軍基地」はまやかしである   19
米軍だけがアジア太平洋を守っているのではない 25
屋良氏の基地経済論に反論する         29
県議会事務局試の経済効果は本当はゼロである 31
那覇新都心経済と基地経済は根本的に違う    32
アジアの冷戦は終わっていない         36
 ねずみ講                   39
 押し買いと脱法ハーブ             41
なぜ、「バルーン風船揚げ」ができるのか    42
 バルーン風船揚げは脱法ハーブと同じ考え    43
 沖縄国際大学が世界一危険な飛行場にした    44
 バルーン風船揚げはテロ行為          46
自衛隊を軍隊にしないと「危ぶまれる主権」は
解決できない                 48
普天間飛行場の固定化は沖縄側の責任       50
呆れる屋良氏の現実離れした海兵隊ローテーション案51
最後に                     57

ブログ・狼魔人日記・・・江崎孝          59

いつまで続く、空騒ぎ
「島ぐるみオスプレイ阻止」運動の空しさ


オスプレイが民間機として登場          60
オスプレイ災害救護訓練             60
オスプレイの沖縄配備が十大ニュース第一位に   62
翁長那覇市長の異常な言動            63
オスプレイ:来月二十二日に反対集会 那覇    64
オスプレイ欠陥機説の終焉ー三沢市が受け入れ   65
自衛隊がオスプレイ導入を決定!         65
オスプレイ、自衛隊導入に向け検討へ       66
オスプレイ、グアムで初の国外訓練 中国にらみ展開強化
オスプレイ配備と日米安全保障条約        70
オスプレイ:知事、反対を表明           73

「白旗の少女」の真実               75

ブログ・光と影・・・古代ヒロシ         80
日米兵の犯罪よりも中学生の犯罪に心を痛めます


 米海兵隊中尉、外出禁止違反を認識       80
再発防止の徹底求める県議会委、両政府に抗議  81
十四歳の少年逮捕 保育園のバス盗み運転か   81
中学生また… 車盗み運転           82

米兵の強姦より中学生の性被害に心を痛めます

勤務先の生徒に淫行容疑 中学校臨時教諭を逮捕 83
高校教諭を買春容疑で逮捕           84
公務員の不祥事 中学生と猥褻行為、児童買春容
疑で高校教諭逮捕               84              
「いろいろ痛いニュース」によれば       84
 「カメラは三台」 女子更衣室盗撮で教諭逮捕  84
那覇市議会が米兵わいせつ事件に抗議決議    85
元教え子にわいせつ行為の元教諭逮捕      86
沖縄の女性団体 米総領事館に要請       87

じんじんのブログ・・・登野城じんじん  88

社説[尖閣問題]共生の海へ外交発信を  88
普天間基地野嵩ゲート前のプロ市民    90
シナ空軍機のスクランブルは見て見ぬフリか!?92
   
ブログ・沖縄に内なる民主主義はあるか・又吉康隆  94
米兵差別の島・沖縄

 二人の米兵による婦女暴行事件          94
 日本新聞界の沖縄米兵への差別・非難       95
 夜間外出禁止令が二件の事件を引き起こした    99
 米兵を差別する沖縄の革新団体・マスコミ    102
 人間の生存権を無視する米軍基地撤去運動    104
 市民の安全を守らない沖縄の政治家・警察    105
 米兵相手の夜のホステスたちは虫けらか     106
 CWTで明らかになった沖縄側の無責任体質   107
 CWT特別会議の一カ月後に事件は起きた    109
私は尖閣を心配していない           111
身も心も革新政治家になった翁長市長      112
驕れる翁長市長よ、どこへ行く         114
これが翁長市長の正体・松本氏に立候補辞退圧力 118

ブログ読者のコメントそして読者との論争もあり120

短編小説・六月のスイートコーン・・・又吉康隆13Ⅰ 
連載小説・バーデスの五日間・・・又吉康隆  146



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識者は沖縄県民も米兵も人間扱いしない


婦女暴行の米兵二人に判決が下った。懲役10年と9年であった。

午後3時の入廷後、終始こわばった表情のクリストファー・ブローニング被告(24)とスカイラー・ドージャーウォーカー被告(23)。
判決を言い渡した後、鈴木秀行裁判長が「判決が厳しいと思うかもしれない」と語ると、ドージャーウォーカー被告は首を横に振り、「被害者の気持ち、県民の感情はもっと厳しい。罪と向き合い償いの心を持ち生きてほしい」との言葉に何度もうなずいた。裁判終了後にはこわばった表情を解き、担当弁護士と握手。目にはうっすらと涙がにじんでいた。ブローニング被告は終始下を向き、無表情を貫いていたが、終了後には少し表情を崩した。(琉球新報)

この記事を読んで、二人の米兵は婦女暴行したことを悔いている普通の若者であることが分かる。人殺しの訓練を受けた米兵は平気で婦女暴行をする残忍な人間であると沖縄で流布しているような米兵とは違う。
婦女暴行をしたことは許せないし罰を受けるのは当然である。しかし、二人の米兵が殺人鬼でもなく残忍な人間でもない若者であることを忘れてはいけない。彼らに望むことは二度と同じ過ちを繰り返さないことである。罪を償い、罪を償った後は真人間になって社会復帰することである。

鈴木裁判長は判決を言い渡した後、「判決が厳しいと思うかもしれない」と述べている。裁判員裁判になってから婦女暴行に対する判決が厳しくなる傾向にある。今までの判例なら懲役5、6年の判決であるが今度の裁判員裁判では10年と9年と今までより重い判決が下している。
裁判員裁判が被害者側の立場を重視するようになったからである。いままでは加害者が犯行にいたった内容が重視され、裁判官の犯行に対する判断が判決の基準になっていたが、裁判員裁判になってからは被害を受けた女性の苦しみも判決に反映されるようになった。被害者の苦しみが判決に反映されるようになったのは画期的だと思う。

被害女性に無視され犯行を思い立ったとの説明に、裁判員の女性は「無視したからと被害に遭ってはたまらない。どう対応したら良かったのか」と米兵の身勝手な動機に疑問を投げかけた。
今までの裁判官による判決なら、「被害女性に無視され犯行を思い立った」という証言は計画的ではなかったという証拠になり、刑が軽減される理由になったかも知れない。しかし、裁判員裁判では、「無視したからと被害に遭ってはたまらない」という女性側の気持ちが反映されている。裁判員裁判は女性の人権を優先した判決である。

「同じ女性として色々な気持ちがあったが、感情を冷静に自分の中で整理しながら、感情的にならないようにと思っていました」
「感情がないと言えばうそになるが、冷静な判断が出せたと思う」
「米兵であれ日本人であれ、法の下の平等で同じだったのではないか」(琉球新報)

婦女暴行をやった米兵としての裁くのではなく、婦女暴行をやった人間として裁く。裁判員の発言からはそういうことが感じられる。これもまた注目するべきことである。沖縄人が米兵を裁くのではない。人間が人間を裁くのである。

ところが、裁判官と中野正剛沖国大教授は、裁判員が人間としての悩みや苦しみを経た上で下した判決に間違った解釈をし、裁判員、米兵の人間性を貶めている。

裁判官は、「判決が厳しいと思うかもしれない」しかし「被害者の気持ち、県民の感情はもっと厳しい。罪と向き合い償いの心を持ち生きてほしい」と、今までの量刑に比べれば厳しいといいながら、「県民の感情はもっと厳しい」と沖縄の反米感情を助長するような発言をしている。左系のマスコミ、識者と同じ政治的な発言である。
法律専門の裁判官より、県民感情ではなく市民感情から米兵を人間の犯罪として裁いた裁判員のほうが法の下の平等精神を貫いている。
裁判官の「県民の感情はもっと厳しい」という発言は識者、学者、マスコミが反米主義に毒されている現実を示している。

琉球新報の解説は、

同罪の量刑は、懲役6年から8年が通例とされるが、今回の判決理由では「被害者の人格を無視した」と厳しく非難。被告が米兵であるにも関わらず、被告が米兵であるなしに関わらず、被害者の肉体的、精神的苦痛や厳罰を求める被害者を鑑みて量刑を下したとみられる。(琉球新報)

と裁判員の判断に理解を示しながらも、鈴木裁判長の「県民の感情はもっと厳しい」という発言を取り上げ、

同事件の前後から、強制わいせつ事件や住居侵入事件など、米軍による事件事故が発生。米軍は深夜外出禁止令や禁酒例などの措置を実施してきたが、その後も米兵による犯罪は後を絶たない。裁判長が読み上げたメッセージには、繰り返される米兵犯罪に対する県民感情を代弁したと言える。(琉球新報)

と、自分たちマスコミが作り上げた反米感情を強調している。
婦女暴行への厳しい判決が下るようになったのは裁判員裁判になったからである。婦女暴行に対する厳しい判決は沖縄だけでなく全国に広まっている。市民が裁判に参加することによって、被害者の側に立ち、被害者の内面の苦しみも被害として考えるようになったからである。

今回の判決で注目するべきところは裁判員裁判が婦女暴行事件で被害者の立場を理解する判決を下したという面であり、県民の反米感情は関係がない。そもそも、裁判長や新報が強調しているような強い反米感情は県民にはない。
県民の反米感情は、反米主義のマスコミや識者がつくり上げたものだ。
それが新報の「識者談話」に露骨に表れている。

量刑理由に市民意見を
     中野正剛沖国大教授

最近の最高裁の統計によると、職業裁判官の場合、懲役5年をピークとし、裁判員裁判の場合はさらに重く、7年をピークとする量刑が出ている(ただし女性暴行致傷罪)。この観点から見ると今回の裁判での2被告に対する量刑は罪名(集団女性暴行致傷罪)が法定型のやや重い点を鑑みても決して軽いほうではない。

一方で、今回の判決で懸念されることがある。被告人ら米軍人はケースにより地位協定の保護の下に置かれる兼ね合いからも、同じ在日米軍人社会の間で「米国より刑が軽い」という認識の下で模倣犯が出る可能性も否定できないことだ。その懸念を踏まえると、おとなしめの量刑になったとも指摘できる。

今回、被告人に対して裁判官と裁判員からメッセージが読み上げられたが、判決の記録としては残らない。裁判員裁判開始時には量刑理由に裁判員の意見なども触れられ、市民感覚の表れと評価されていた。近ごろの量刑理由では裁判員の意見が書き流されていると聞く。

市民の司法参加をうたって裁判員裁判制度が立ち上がった以上、市民の意見を量刑理由に採り上げることも必要だ。(刑事訴訟法)(琉球新報)

「量刑理由に市民意見」を読んで、この人は頭がおかしいのではないだろうかと感じた。好き好んで10年間も刑務所に入る人間がいるだろうか。10年間は長い。23歳で刑務所に入ったら出てくると33歳である。青春時代がすべて失われる。10年間も刑務所に入るのに平気な人間がいるはずがない。ところが中野沖国大教授は10年なら量刑は軽いからといって婦女暴行をやる米兵が出てくるというのである。

なぜ10年間の量刑は軽いといえるのか。中野教授は米国の量刑より軽いことを根拠にして、10年間の量刑は軽いというのである。そして、米兵なら本国より刑が軽いから沖縄で婦女暴行をするというのである。米兵なら10年間も刑務所に入るのが平気であると中野沖国大教授は思っているようである。

普通の人間なら1年間でも刑務所に入るのは嫌である。10年間も刑務所で過ごすなんてとんでもないことだ。10年間刑務所に入るのを前提で婦女暴行をする人間はいない。中野沖国大教授には米兵が人間には見えないようだ。中野沖国大教授にとって米兵は人間ではないのだ。

ひどい米兵差別である。

裁判官は、裁判は厳しいかもしれないが、「裁判員の県民としての気持ち、感情はもっと厳しいものがある」と県民は米兵を恨んでいて、人間として平等に裁くのではなくそれ以上に罰を下すのを望んでいるといい、中野沖国大教授は「同じ在日米軍人社会の間で『米国より刑が軽い』という認識の下で模倣犯が出る可能性も否定できないことだ。その懸念を踏まえると、おとなしめの量刑になったとも指摘できる」と述べている。
二人の識者の意見は、県民は米兵を恨み、米兵は人間ではないということである。二人に言わせれば沖縄では県民も米兵も普通の人間ではないようだ。

私は新聞以外では米兵を恨む県民に会ったことがない。私は新聞以外には人間ではない米兵に会ったことがない。私は64年間、本当の県民にも本当の米兵にも会ったことがないということなのか。
笑わせるな。

国境の島の「反日」教科書キャンペーン
~沖縄と八重山の無法イデオロギー~




第1章 石垣の政権交代
第2章 教科書と「反日」イデオロギー
第3章 暴走する県教委
第4章 沖縄世論はこうして作られる
第5章 法をねじ曲げる無法左翼たち

こうして作られる沖縄「世論」
尖閣、米軍基地、自衛隊…。
日本が抱える大問題に潜む闇を八重山の小さな新聞社が告発する。
 八重山教科書問題を通じて沖縄、八重山の抱える問題点に迫った書籍「国境の島の『反日』教科書キャンペーン」(産経新聞出版)=写真=が好評だ。2月末の発売後、1週間で重版が決定。全国的な関心の高さをうかがわせている。


 同書は八重山日報編集長の仲新城誠記者が執筆。地元の石垣市では山田書店(大川)で全国の発売日前に先行発売したが、数日で完売した。次回入荷は12日ごろの予定だが、問い合わせが相次いでいるという。


 インターネット通販大手の「アマゾン」などでも書籍のランキングで上位に入っている。産経新聞では著名コラムニストの勝谷誠彦さんが書評を執筆し、反響を呼んだ。


 八重山教科書問題は今月、文科省の義家弘介政務官が竹富町を直接指導しているが、解決には至っていない。同書は1300円(+消費税)。


【書評】 評・勝谷誠彦(コラムニスト)

『国境の島の「反日」教科書キャンペーン』

2013.3.3 09:00


 □『国境の島の「反日」教科書キャンペーン 沖縄と八重山の無法イデオロギー』

 ■沖縄にたかる“商売左翼”

 2月18日、尖閣諸島のわが国領海に侵入した中国の艦船が第11善幸丸という10トン足らずの漁船を1時間半にわたって執拗(しつよう)に追い回した。一時は数十メートルまで接近し、拿捕(だほ)の危険を感じたという。筆者は昨年、まさにこの漁船に乗って魚釣島沖まで行ったので、あの海でのこうした行為がいかに危険かわかる。しかしご存じのように中央の大マスコミは日本国領海で日本国民が生命の危機に追い込まれたこの出来事をほとんど報じなかった。朝日新聞が辛うじて「後追い」したくらいだ。

 何の「後追い」をしたのか。それは八重山日報である。同紙は事件を詳細に報じただけではなく、出航前には漁船に同乗していたチェコのテレビ局の記者にインタビューもしている。尖閣諸島に関する情報量は圧倒的だ。一方でまさに県内の重大事にもかかわらず、琉球新報や沖縄タイムスはこうした中国の横暴についてほとんど報じない。

 延々と触れてきたのは本書が書いているコトの本質が、またこうした形で露見したと感じたからだ。本書はたまたま育鵬社という出版社が出した教科書の採否をめぐって石垣市で起きた激しい争いをとりあげている。しかし一事が万事であって、本書を読むと沖縄問題の本質は「基地」ではなくむしろ「反日マスコミ」と「商売左翼」であることがよくわかる。これは筆者も現場を何度も何度も踏んでいるから実感としてわかるが、基地をめぐる沖縄世論は、賛否相半ばがいいところだ。しかしその中でも拒否は「カネになる」のである。沖縄の商売左翼にとってだけではない。全国にまだ生き残っているそうした連中が砂糖にたかるアリのようにやって来る。そして中央の大マスコミもそれを知っていながら、あたかも国民世論であるかのように報じるのだ。この点においては、中央のそうした偽善メディアの方が罪深いとも言える。

 八重山地方の幸せは反日2紙が独占する本島にはない、八重山日報のような対抗紙を持ったことだろう。沖縄問題の解決の鍵は、ひょっとすると本島にもこうした新聞を創刊することかもしれない。(八重山日報教科書問題取材班・仲新城誠著/産経新聞出版・1365円)

 評・勝谷誠彦(コラムニスト)
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許せないニュース (W・S)
2013-04-01 14:03:25
テキサス州の米軍基地の司令官が沖縄の人々を侮辱するとんでもない暴言

http://yabaiyiyiyi.blog25.fc2.com/blog-entry-576.html
 
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