あれれ、平安名純代記者は米国追従なのか?



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あれれ、平安名純代記者は米国追従になったのか?


平安名純代・米国特約記者のコラム「思い風」に安倍首相訪米のことが載った。
平安名記者は、「あの会談がどんな意味を持つものだったのか、まずは両首脳の『不一致』をしっかりと認識する必要がある」と日米首脳の「不一致」を強調している。

「不一致」ということは日本政府は米政府の要求すべてを無条件で受け入れなかったし、米政府も日本の要求すべてを無条件に受け入れなかったということになる。
ことさらに「不一致」を強調する平安名記者は、逆に「一致」することを望んでいることになる。日本政府の要求すべてを米政府が受け入れるということはあり得ないことであり、米政府が日本政府のいいなりになる「一致」はない。
「一致」ということは日本政府が米政府の要求をすべて受け入れるパターンしかない。それは米国追従である。

今まで散々米国追従を非難してきた平安名記者がなんと「米国追従」を主張しているのだ。なんとも奇妙なコラムである。

共同声明をめぐる事前の協議で、米側は、普天間や尖閣に関する記述を望む日本政府の要請を断り、共同記者会見の見送りも決定した。
会談の合間に大統領執務室で開かれた記者団との質疑応答では、オバマ氏は「日本は最も密接な同盟国のひとつ」と表明したものの、共同声明はTPPに関する記述のみで、会談全体の意義にすら触れなかった。(「想い風」沖縄タイムス)

平安名記者は米側やオバマ大統領が安倍首相の訪米に冷淡であったことを強調している。そして、

昨年4月の野田佳彦全首相の訪米では、オバマ氏は歓迎昼食会を開き、両首脳が並び立つ形式の共同記者会見では30分間にわたり日米同盟の重要性などを強調。「未来に向けた共通のビジョン」と題した日米共同声明を発表した。こうした事実を単純に比較してみても、オバマ政権が安倍政権と距離を置いたことは明らかだ。(「想い風」沖縄タイムス)

「オバマ政権が安倍政権と距離を置いたことは明らかだ」を読みながら、「それがどうした」と私は思わず呟いていた。そして、「そんなことは大した問題ではない」と声には出さず、頭の中で呟いた。
そうなのだ。オバマ政権が安倍政権に距離を置こうが置くまいが、「それがどうした。そんなことは大した問題ではない」である。
安倍首相は日本の政治を背負っているのであって米国の政治を背負っているのではない。安倍首相は日本の首相なのだから日本の利益のために米国と交渉しなければならない。そのためには日本と米国の共通の利益を追求し、米国に主張すればいい。日本だけの利益は米国が受け付けない。同じように米国だけの利益なら日本側は受け付けない。それが国と国の交渉というものだ。

普天間飛行場の早期の辺野古移設は日本国と米国共通の利益である。安倍政権は辺野古移設に速度を高めている。

アジアの民主主義国家の平和と経済発展も日本国と米国共通の利益である。
安倍首相はアジアの国々を訪問し、日本外交の新たな5原則を発表した。

第1、2つの海(編注=太平洋とインド洋)が結び合う地で思想、表現、言論の自由があること。
第2、最も大切なコモンズである海は、力によってではなく、法と、ルールの支配する。
アジアと太平洋に重心を移しつつある米国を、大いに歓迎したいと思います。
第3、日本外交は、自由でオープンな、互いに結び合った経済を求めなければなりません。
第4、日本とアジアの国々との文化のつながりがいっそうの充実をみるよう努める。

第5、未来をになう世代の交流を促す。

第1と第2の宣言は中国への痛烈な忠告であるとともに、TPPを進めている米国が望んでいることでもある。

1月の単なる顔みせ外交を米国に断られた安倍首相は多くの実績を積み上げた上で訪米した。重要なことはオバマ政権が安倍首相を歓迎したかしなかったではない。安倍首相が日本の利益のために米国と真摯な交渉をしたかしなかったかである。
オバマ政権が安倍政権と距離を置いたかどうかは「それがどうした」であり「そんなことは大した問題ではない」のだ。

安倍首相の行動が日本の利益になると思うから国民の支持率が70%以上になったのだ。野田首相がオバマ政権に歓迎されても、日本国民の支持率は30%以下まで落ちた。国民は野田政権にノーだったのだ。
平安名記者は、国民がノーを突きつけた野田政権をオバマ政権が歓迎した理由で誉めて、国民がオーケーしている安倍政権をオバマ政権が歓迎しなかった理由で非難している。

政府や官僚らによる、ぶら下がりやブリーフィングなど、取材する場が豊富に提供される日本と違い、記者団との接触が限られている米政府の取材は大変だ。
しかし、東京の取材体制の枠を超えなければ、日米間における情報は非対称になり、事実をめぐる認識にも差が生じることにもなる。
オバマ大統領は、普天間や尖閣に関する見解を一切出さず、成果を強調する安倍首相との不一致が際立った。本来なら「日米、認識にずれ」の見出しが立つべきだった。(「想い風」沖縄タイムス)

「日米同盟が復活」「辺野古推進で一致」などと安倍訪米の成果を誇張する日本の新聞に平安名記者は反発し、本来なら「日米、認識にずれ」の見出しが立つべきだったと主張している。
「日米の認識が一致」した時は「米国追従」と報道し、日本政府が積極的に米政府と交渉すれば「日米、認識にずれ」と報道する。日本政府非難を心情としている平安名記者の面目躍如といったところか。

オバマ政権が安倍首相訪米を歓迎しなかったことにこだわる平安名記者は、
「あの会談がどんな意味を持つものだったのか、まずは両首脳の『不一致」をしっかりと認識する必要がある』と締めくくっている。
安倍政権非難を最優先しているためにいつの間にかオバマ政権追従になっている平安名記者である。

米国によるオスプレイ沖縄配備を徹底して非難し、米国のアジア戦略に反対しているのに、安倍政権非難に熱中するあまりオバマ政権を支持するようなコラムを書く。平安名記者は変な記者である。

【拡散動画】
【必見!大拡散!!!】沖縄暴力プロ市民
野嵩の沖縄暴力プロ市民1
公開日: 2013/03/11
【拡散】沖縄暴力プロ市民

3月5日、普天間基地野嵩ゲートを出て右折しようとした女性海兵隊員の乗った車が、オ¬スプレイ配備に反対する平和市民団体から襲撃された。
複数名の活動家が、女性海兵隊員の車を取り囲み、窓ガラスにプラカードを押し当て、
車を叩いたり蹴ったりした。

女性米海兵隊員が携帯からPMO(憲兵隊)に連絡しようとしたところ、
警察官は女性に「携帯電話を下ろせ」(電話するな)と言ったというから驚きである。

後続車(男性米海兵隊員)がその一部始終をスマホで撮影していた。

count 00:07あたりから
男性活動家(A)は、制止しようとした警察官を突き飛ばした(公務執行妨害)。
(A)は、この動画「野嵩の沖縄暴力プロ市民2」の中にも出てくる。
メガホンで "Marines Get Out!"と叫ぶジジィと同一人物だ。

count 00.13あたりから
ベージュの服を着た活動家(B)は、女性米海兵隊員、ナンバープレート、後部座席に乗¬っていた子供の顔まで撮影した。この写真を何に使うつもりか?

プラカードを持った女性活動家(C)は、3月3日、佐真下ゲートで、オスプレイ見学会¬に参加した女性に対し、「なんで私の顔を撮影するんだ」と因縁を付け、女性の頭を持っ¬ていたプラカードでひっぱたいた。
(被害に遭った女性によると、(C)のほうが先にビデオ撮影をしていた。こちらは証拠-の動画を提供してもらった。)
また、3月9日午後4時頃、(C)は、1人で野嵩ゲートのフェンスのテープを除去して¬いた周辺住民の女性の顔を振り向きざまに撮影し、逃げ去った。

警察も取り締まらない、逮捕しない。平和のためなら何をしても許される。
「命どぅ宝」とは、「自分の命は宝、他人の命はどうでもよい」という意味である。
無法地帯沖縄は、暴力的な活動家にとっては天国だ。
普天間飛行場は危険だと言いながら、宜野湾市の人口が増加しているのはこういう理由な¬んだろう。
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