国家の第一は民主主義である。美しさとか品格はまやかしの国家論である。新聞に掲載されている論文を中心に批判する。
品格より民主そして自由
大阪ダブル選が本格化
11月27日に想定される大阪府知事、大阪市長選に関連し7日、再選を目指す平松邦夫市長の陣営や、自民や共産など、既成政党が動きを本格化させた。「(橋下知事は)催眠商法の天才」と舌鋒(ぜっぽう)を鋭くした平松市長に対し、市長選へのくら替えが濃厚な地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪府知事は上京した先で、「僕、今度知事辞めるんです」とあいさつ。ダブル選に向けた動きが、着々と進行していることを感じさせた。
■笛吹き男から笛を取れ
7日夜、平松氏の後援会などは維新が提案する教育基本条例案に反対する集会を開催。教育関係者らが集まるなか、繰り返し橋下知事を攻撃した。
平松氏は「彼は催眠商法の天才。(相手に)言う機会を与えずに、次から次から乱発することによって人の深層心理に入り込む」と強調。「催眠術にかかっている人の目を覚まさなくてはいけない。『ハーメルンの笛吹き男』から笛を奪い取らないといけない」と語気を強めた。
一方、延期が取りざたされる橋下氏との討論会については、平松氏の後援会がこの日、正式に延期を申し入れ。橋下氏が正式に立候補表明をした後の開催を求めた。準備を進めていた橋下氏サイドは「ボイコットだ」と批判した。
■橋下氏はしみじみ
橋下氏はこの日朝、維新の候補者選びについて「もう(代表)一任ということですからね」とコメントし、候補者選定作業を終えたことを明らかにした。
午後には上京。国の出先機関改革についての協議に出席。北川正恭・早稲田大大学院教授や埼玉県の上田清司知事らに「僕、今度知事辞めるんです。すみませんがよろしくお願いします」とあいさつする場面もあった。橋下氏は「無責任かもしれないが、知事として(出先機関の問題に)関わるのはこれが最後かも」としみじみとした表情も見せていた。
■既成政党は…
既成政党の動きも本格化。共産系はJR大阪駅前で演説会を開催。共産党は市長選で元共産市議の渡司考一氏、知事選で弁護士の梅田章二氏を推薦しており、演説会には両氏が参加。「橋下府政で暮らしが良くなったという方は1人もいない」などと訴えた。
また、自民党大阪市議団はこの日、緊急議員団総会を開き、政策協議での合意を前提に平松市長の支援方針を正式に決めた。
一方、公明党大阪府本部はこの日、次期衆院選大阪3区の候補者に、府本部代表の佐藤茂樹衆院議員(52)=当選6回、比例区近畿ブロック=を内定したと発表。佐藤代表はダブル選について「府議や大阪市議を交えて議論をしている。それぞれの主張を検討し、スタンスを改めて表明したい」と述べた。
産経新聞 10月8日(土)14時18分配信
「状況変わった」自民大阪府連、知事候補探し
自民党大阪府連の谷川秀善会長は8日、11月27日に想定される府知事、大阪市長のダブル選の知事選候補について、「最後まで公党として候補者を探す」と述べた。
橋下徹府知事率いる地域政党・大阪維新の会が、同会幹事長の松井一郎府議の擁立を固めたことで、自民党府連内で「状況が変わった」との声が上がり、候補擁立は困難としていた従来の方針を一転させた。
大阪市内で、報道陣に語った。同党府連はこの日朝、ダブル選の対応を協議し、知事選について「不戦敗ではいけない」との意見が大勢を占めた。谷川会長はこれまで、候補擁立について「スケジュールから言うたら、もうあかん」と断念を示唆していたが、この日は「あかんでは、あかん。努力しないといけない」と意欲を見せた。維新が松井氏の擁立を固めたことについては、「橋下知事は松井氏を抱いて出て、自分の人気で勝てると思っているが、そううまく問屋がおろすか」と対抗心をにじませた。
(2011年10月8日15時15分 読売新聞)
平松大阪市長は、橋下知事を「彼は催眠商法の天才。(相手に)言う機会を与えずに、次から次から乱発することによって人の深層心理に入り込む。催眠術にかかっている人の目を覚まさなくてはいけない」と抽象的なことを言っているだけで、維新の会が出した条例案に反論はしていない。
平松大阪市長には大阪市を改革する思想がない。
橋元氏や維新の会は教員、公務員、教育委員と激しい討論をしている。平松大阪市長は橋下知事を「催眠商法の天才。(相手に)言う機会を与えない」と非難しているが、事実は違う。橋下知事ほど相手の話をちゃんと聞いた上で反論する知事はいない。
今度の選挙は橋下・維新の会対自民・民主・公明を含めた全ての既成政党という今までならあり得ない選挙戦をやることになる。普通なら勝てない選挙だ。
大阪府知事には維新の会の松井一郎府議が立候補するというので、急遽自民党が府知事立候補を出そうとしている。
維新の改革は知事と市長の二つを席を取らないと実現するのが困難である。橋下、維新の会にとっては厳しい選挙戦になる。
橋下・維新の会は死に物狂いで戦うしかない。そして、勝利しないと日本の政治改革の始まりがやってこない。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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大阪府民はほんま、低レベルやわ。
どこみて「橋下知事ほど相手の話をちゃんと聞いた上で反論する知事はいない」やねん。
あんた人みる目ないわ。
せいぜいだまされや!