全国知事のコロナ対策ワースト1位は沖縄デニー知事

全国知事のコロナ対策ワースト1位は沖縄デニー知事

 女性セブンは、地方自治に詳しい徳島文理大学の八幡和郎教授に47都道府県の知事の「コロナ対応」を評価してもらった。
八幡和郎教授は「10万人当たりの感染者数、死亡者数、重症者数の3指標に加えて、“近隣県との比較”“経済を過度に萎縮させてないか”“同規模自治体との比較”“医療体制”を評価の基準とした。
 八幡教授によるコロナ対応のワースト1位はなんとなんと沖縄県の玉城デニー知事(61)であった。コロナ感染が全国トップの東京都の小池知事でもなければ大阪の吉村知事もなく沖縄のデニー知事がワースト1位であると八幡教授は判断したのである。
 多くの人が沖縄がワースト1位であることに以外に思うだろう。しかし、統計を見れば沖縄がコロナ感染のワースト1位であることが分かる。
「観光地だとしても言い訳にならない。大都市圏の京都府は沖縄ほどひどくない。医療体制の充実、クラスター発生後に休業要請を出すなど、リーダーとして迅速な対応ができていません」
と八幡教授は県政を批判している。
 沖縄は離島である。他県から沖縄に入るのほとんどが旅客機による空港を利用する。空港での検査を徹底し、ホテルでのチェックをやればコロナ感染拡大を防ぐことができた。ところが県は那覇空港での検査に手抜きしたし、ホテルへのコロナ対策指導をしなかった。
 そのために観光客からコロナ感染が広がった。8月には100人を超える感染者がでた。沖縄県の100人は全国規模なら8500人である。現在全国で過去最高の4500人になったことでより深刻になったと報じているが、沖縄は8月で倍近くの8500人規模になっていたのだ。
 本土は陸続きで車や列車で人々の出入りがあり沖縄以上に人々の出入りは激しい。沖縄は他県に比べて感染リスクは低い。それなのに沖縄の方が感染は高かったのである。
 感染表で比べてみる。


 上の票が沖縄県のコロナ感染表である。下の票が全国の感染表である。沖縄は第二波の方がコロナ感染は高い。原因は那覇空港での来沖者へのコロナ対策がずさんであり、松山などの飲食店で観光客からコロナ感染が拡大したからだ。
 県の専門家会議はコロナ感染拡大対策として、濃厚接触者であっても無症状者はPCR検査をしないことを決定した。そのためにコロナ感染していても無症状の人は統計のコロナ感染数に入らなくなった。だから統計上は感染数は減った。 一時期一桁代になっことがあるが次第に3、40人台へと増えて行った。表では沖縄の感染者は少ないように見えるが全国規模に直すと沖縄は2500~3400人相当になる。沖縄は感染率が高い状態が続いているのである。


31日の感染者数で、岩手県3人、秋田県4人、山形県5人など16県は一桁である。沖縄県のコロナ対応が適切であれば一桁から10人台であったはずである。
 デニー県政が全県で濃厚接触者のPCR検査を徹底していればコロナ感染拡大を防げたはずである。しかし、県の専門家会議は無症状者をPCR検査しないというコロナ感染が拡大してしまう方針に転換した。そのためにコロナ感染は高止まりの状態が続いている。

 沖縄タイムス、琉球新報、テレビ、ラジオは沖縄がコロナ対応ワースト1位であることを報道しないだろうな。報道すれば県左翼政権の支持が下がるから。
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