大阪市教育基本条例案、教委が審議公開動議否決

 橋下徹・大阪市長が来年2月議会に市長提案する意向を示している教育基本条例案を巡り、市教育委員会は27日の定例会議で、委員の1人が「教育基本条例案の審議の公開を求める」と出した動議について、委員6人中5人の反対多数で否決した。


 前回の定例会議で、産経新聞大阪本社嘱託業務アドバイザーの高尾元久委員が、市教委事務局作成の修正案が事前に各委員にメールで送られてきたことを問題視して動議を提出。この日の会議では、他の委員から「事前に読み込んで有効な議論ができる」「公開すれば本音が言えなくなる」との声が相次ぎ、条例案についてすべてを公開審議としないことに決めた。橋下市長と教育委員の初めての意見交換会を来月にも開くことを確認。条例案や学校選択制について議論する。

(2011年12月28日07時12分 読売新聞)




 大阪市教育基本条例案の審議を教委が審議公開としないことを賛成多数で決めた。橋下市長は府知事時代から審議は公開をモットーとしている。なぜ審議を公開しないのかを問い詰めるだろう。「公開すれば本音が言えなくなる」というのは理由にならない。公開の場で正々堂々は意見を言えない人間は税金をもらう資格はないと批判するだろう。

 橋下市長対教育委員のバトルは始まっている。市教委事務局は官僚得意のやり方で大阪市教育基本条例案の骨抜きをやった修正案をつくり各委員に送ったらしい。市教委事務局よ。お前たちは橋下市長の恐ろしさを知らないな。橋下市長は公務員が条例案を勝手に改ざんするのをとても嫌う。改ざんした犯人を突き止めるだろう。そして、反省文を書かすだろう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 午前4時10... ため息が闇に... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。