愛知・名古屋が三重に飛び火した

「もうかる三重」と元経産官僚、知事選出馬表明


元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏(36)が3日、4月の三重県知事選に無所属で立候補することを正式に表明した。

 鈴木氏は同日、自民党県連に離党届を提出、みんなの党に推薦を要請した。自民、公明党にも今後、推薦を求める。知事選への立候補表明は鈴木氏が初めて。

 県庁で記者会見した鈴木氏は、国政の現状について「混乱混迷、権力闘争に明け暮れている」とし、「疲弊している地方を良くするには、決断力を持って行動するリーダーが必要だ」と立候補の理由を説明した。

 最も力を入れたい政策として、「インパクト三重、もうかる三重を実現したい」と述べ、企業誘致や地場産業の振興、観光産業の発展を優先する考えを表明。また、「県職員の給料は国家公務員を上回っている」として、人件費2割削減など公務員改革に取り組む考えを示した。

 道州制の必要性も強調し、「愛知県の新知事や大阪府の橋下徹知事らと連携したい」と述べた。

 記者会見後、鈴木氏は名古屋市中区のホテルで、みんなの党の渡辺喜美代表に推薦依頼書を手渡した。渡辺代表は「共通したアジェンダ(政策課題)が多い。一致する範囲内で連携するため、推薦を決めた」と述べ、推薦が内定したことを明らかにした。

 一方、民主党県連と共産党県委員会も候補者の擁立作業を加速させている。鈴木氏の立候補表明について、民主党県連の芝博一代表は「自民、公明、みんなの党が手を組むなら大変手ごわい。一致結束して三重県方式による擁立を急ぎたい」と警戒。共産党県委員会の大嶽隆司委員長は「国政の与野党が対決しても、知事選後は共産党を除くオール与党の県政になるのは明らかだ。関係団体と共に来週中に候補者を擁立したい」と述べた。

(2011年2月4日11時29分 読売新聞)
愛知知事選、名古屋市長選の圧勝は、既成政党の支持がなくても勝てることを実証した。既成政党にごまをするより市民と手を組んで選挙に勝つパターンを河村氏はつくりあげた。
大阪府の政治改革も成功しているようだし、愛知、名古屋の政治改革も成功すれば、三重県知事に立候補する鈴木氏のような政治家がどんどん生まれるだろう。

阿久根市の竹原氏は市長選に敗れたが、竹原氏の強引なやり方は駄目であるということで反面教師にすればいい。阿久根市の市議会議員選挙で竹原派が過半数を取れば、市長の時より正式な政治改革ができる。

大阪、愛知、名古屋の政治改革が日本全国に広がっていくのを見守ろう。

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