10月3日市民集会講演の原稿です


「沖縄に内なる民主主義はあるか」を、
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市民集会の講演原稿


最初に「正論」に紹介されている文章を朗読した。

皇學館非常勤教授 本間一誠



9・9県民大会において佐喜真淳宜野湾市長は
「安全性に担保のないオスプレイを何一つ改善のないまま、
世界一危険な普天間飛行場に持ち込もうとしている」
と述べた。 
170団体へのアジ演説ならそれもいいかも知れないが、
沖縄県民の中には醒めた目で見ている人も多いだろう。 
中国の海洋戦略における第一列島線において、
尖閣、沖縄、南西諸島そのものが、
既に米軍再編計画の中で中国の圧力に直面する日本の最前線になった今、
いつまでオスプレイの安全性に担保がないと駄々っ子のやうに言ひ続けるのか。
自らの国は自らの手で守るといふ覚悟があっての日米同盟であり、
その覚悟がなければ日米同盟は崩壊する。 
日本人の覚悟の在処(ありか)をとわれてゐる恐るべき現実を直視すれば、
メディアは決して沖縄の密閉された情報空間をコピーするだけの報道であってはならないはずだ。

7月末に沖縄で出版された又吉康隆著「沖縄に内なる民主主義はあるか」(ヒジャイ出版)
を読めば、
この普天間飛行場がいかなる経緯を辿って「世界一危険」といわれるやうになったか、
その事情がよく分かる。 
結論から言へば、最初は飛行場の周囲に何もなかったのに、
「人家や公共施設が増えていった原因は普天間飛行場の周囲を管轄する宜野湾市の政策にあった」
のであり、
「世界一危険」の象徴になっている普天間第2小学校を、
あろうことか、
B52重爆撃機が嘉手納で墜落爆発した昭和44年に、
普天間飛行場金網沿いに設置したのは普天間市の責任ということだ。 
又吉氏は
「子どもたちを基地被害の人身御供にして、
基地の危険性をアピールするために普天間第2小学校を作ったのではないかと疑ってしまう」
と述べている。
何度も移転の話が持ち上がったのに、
その度に
「移転は基地の固定化に繋がる」
との理不尽な理由を掲げる市民団体によって移転構想は潰された。 
又吉氏は今でも安全な移転候補地があるのに、
「普天間第2小学校の移転より普天間飛行場の移転が先であると主張するのは
頭がおかしいというしかない」
と言ひ、
「普天間飛行場移設問題と関係なく、
一日も早い普天間第2小学校の移転を訴える」
と結ぶ。 
かういう沖縄の真実は広く国民全体には届いて来ない。 
NHKのドキュメンタリーや報道番組で米軍基地の危険性を言ふ時は、
冒頭あたりに必ずと言っていい程、
この普天間第2小の映像が出て来る。 
しかし、
過去の宜野湾市政の実態や移転計画が何度も左翼団体によって潰された経緯については報じない。
 
この本は最初、自費出版しようとして、
三つの出版社に持ち込んだが悉く断られた。 
信じられない話だ。 
又吉氏は沖縄には自費出版においてすら言論の自由、民主主義はないと憤る。 
結局、止むに止まれず自ら出版社を作って出したのが
この「沖縄に内なる民主主義はあるか」である。 
長々と紹介したのは他でもない。 
NHKも沖縄と同じ不健全な密閉空間を作って情報操作をし、
「不都合な真実」は報道してゐないと言ひたいからである。

㊟正論11月号はまだ沖縄では発売していないので、
江崎さんは狼魔人のブログの読者に情報提供を呼びかけた。
すると本間一誠氏本人からメールがあり、
本の写しを送ってきたという。市民集会が終わってから江崎さんに会って、そのことを聞いた。
講演前に聞いていたらこのことを話すことができた。
残念である。
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講演の原稿。

今オスプレイ問題が新聞やテレビを賑わしています。

政府が普天間飛行場にオスプレイ配備すると発表すると、
県知事を始め、県議会、市町村長、市町村議会が一斉にオスプレイ配備反対に立ち上がりました。
そして、オスプレイ配備反対の9・9県民大会を開きました。
市民団体が普天間飛行場のゲートを封鎖もしました。

しかし、その結果どうなりましたか。
配備阻止運動の効果は全然なくてオスプレイは普天間飛行場にやってきています。

県民大会をやり、
40人以上のオスプレイ配備反対実行委員が東京に行って(彼らの旅費はすべて税金か寄付金です)
オスプレイ配備をしないように政府に要請し、
普天間飛行場のゲートを封鎖しましたが
オスプレイ配備を阻止することができませんでした。

私は聞きたい。
県民大会をやり、要請団を東京に送り、普天間飛行場のゲートを封鎖すれば
オスプレイ配備を阻止する可能性があったのかどうか。
市民には聞きません。
沖縄県民は140万人います。
その内のわずか2万人が県民大会に集まりました。
普天間飛行場のゲートに集まったのは数百人たらずの市民です。
人口が140万人もいるのだから
オスプレイ配備を本気で阻止しよういう市民がそのくらいいるのは全然不思議ではありません。
居て当然です。
私が聞きたい相手は市民ではなく、
国会議員、県知事。県会議員、
そして
市町村長や地方議員たちの沖縄の政治家たちです。
私は沖縄の政治家たちに聞きたい。
日米両政府が決めたオスプレイ配備を
君たちが提案し実行した運動で阻止することできる可能性があったのかどうか。
結論からいいます。
沖縄の政治家たちが実行した
県民大会、政府への要請、普天間飛行場のゲート封鎖で
オスプレイ配備を阻止することができる可能性は全然なかった。
それが本当のところです。
つまりオスプレイ配備を沖縄の政治家たちが阻止できないことは最初から分かっていたことです。
沖縄の政治家たちは阻止することができないと分かっていながら、
2500万円という税金を使って県民大会をやり、
東京にオスプレイ配備をしないように政府に要請しに行った。
そして、普天間飛行場のゲート封鎖を指示した。
できないことをできるようなイメージを県民に与えている沖縄の政治家たちは
県民をだましているといっても過言ではありません。
政治家は県民市民の選挙で選ばれています。
彼らの給料は税金から出ています。
彼らは自分のお金を使いません。
県民市民の税金を使うのです。
だから政治家たちは県民生活に責任をもたなければなりません。
政治家は実現できるものであるかそれとも実現できないものであるかをちゃんと見極めて
本当のことを県民市民に伝える義務があります。
実現できないのに実現できるようなイメージを県民に与えて、
無駄な税金を使うのは県民をだます詐欺行為であるといえます。
しかし、現実の沖縄の政治家たちは
オスプレイ配備を阻止することはできないと分かっていながらできるようなイメージを県民に与え、
2500万円の税金を使って県民大会をやった。
これは県民をだましたことになるのです。
実現できないオスプレイ阻止に政治家やマスコミが大騒ぎしている間に、
新聞の片隅に私達にとってとても深刻な内容の記事が9月の一か月間で5件掲載されました。
これは本当に深刻な問題です。

教師による教え子の女子中学生へのわいせつ行為が2件
高校生男子生徒に対する教師のわいせつ行為が一件、
一般の男性による女子中学生へのわいせつ行為が一件、
そして、女子中学生の売春が一件です。
いいですか。たった一か月間ですよ。
たった一か月間で五件もの教師の教え子へのわいせつ行為と女子中学生の売春の記事が載ったのです。
私たちにとってはオスプレイ問題よりこの中学生の性被害のほうが何十倍も深刻な問題だとおもいます。
もっと怖い話をします。
以前は本人同士が出会い系サイトで知り合い売春行為をしていましたが、
最近は仲介する男が存在するようになりました。
仲介する男がいるということはどういうことかわかりますか。
いいですかみなさん。
これは恐ろしいことですが、中学生売春を商売にしている男たちがいるということです。
数か月前にも同じ内容の記事が載っていましたが
その時仲介している男は暴力団員でありました。
今、沖縄では女子中学生売春が組織的に行われている可能性が高いのです。
沖縄県では教師のわいせつ行為と女子中学生の売春が蔓延しているということでありませんか。

参議院議員・島尻あい子さんや
社民党のテルヤ寛徳衆議院議員
それにズケラン チョービン(瑞慶覧 長敏)、玉城デニー 後援会も参加している
ブログランキングがあります。
普通は3位くらいである光と影というブログがありますが、
教師の教え子へのわいせつや売春問題を取り上げたら一気に一位になりました。
多くの有名な政治家たちのブログを押さえて一位になったのです。
この意味が分かりますか。
県民はオスプレイよりも少女たちの性被害のほうにとても関心があり
心配しているということです。
オスプレイオスプレイと騒いでいるように見えるのは
本当は新聞やマスコミが大きく取り上げているせいであり、
県民が本当に関心があるのはもっと身近な私達の生活に密着しているさまざまな問題なのです。
ところがところがですよみなさん。
沖縄の政治家たちはオスプレイを阻止することはできないのにオスプレイ阻止に大騒ぎです、
教師のわいせつ行為とか女子中学生の売春というのは
沖縄の政治家たちが真剣に取り組めばなくすことができます。
例えば、年に数回、
わいせつな行為をされたかどうかを小学生から高校生までアンケートを取るような条例を
つくればいいのです。
それだけで教師のわいせつ行為とか女子中学生の売春は激減するはずです。
しかし、沖縄の政治家たちは実現できないオスプレイ配備阻止にうつつをぬかし、
彼らが真剣に取り組めば解決できる問題を放置しているのです。
沖縄の政治家たちは政治家失格です。

政治家失格の話がもうひとつあります。
それは普天間飛行場の県外移設です。
仲井真知事を始め沖縄の政治家たちのほとんどは、
普天間飛行場の移設ついて、
辺野古移設は不可能と言い県外移設を政府に要求しています。
私は彼らに聞きたい。
本当に県外移設をできるのか。
政府は県外移設はできないといっている。
それなのに沖縄の政治家たちは政府に県外移設を要求し続けています。
私は沖縄の政治家たちに聞きたい。本当に本当に県外移設ができるのか。

みなさん。最初に県外移設をしようとした人を知っていますか。
今県外移設を主張している沖縄の政治家たちではないです。
最初に県外移設をしようとしたのは小泉元首相です。
辺野古の海上に飛行場をつくろうとしましたが
環境団体の激しい抵抗運動のために海上移設を諦めた小泉元首相は県外に移設場所を探しました。
しかし、「総論賛成各論反対」のために小泉首相県外移設はあきらめました。
鳩山元首相が県外移設を公約にしたことは有名です。
しかし、鳩山元首相も県外移設をすることができなかった。
日本政府は県外移設に反対しているのではありません。
県外に移設する場所を見つけることができなかったのです。
自民党の首相、民主党の首相が
県外移設場所を探すことができなかったことを
私達は重く受け止めるべきです。

私は
今なお県外移設を主張している沖縄の政治家たちに言いたい。
政府にたらたら文句を言っていないで自分たちで探せばいいじゃないか。
国会議員、県知事、県議会、市町村長、市町村議会が一致団結して
普天間飛行場県外移設を実現させるプロジェクトチームをつくればいいのです。
そして、九州から北海道にかけて徹底して移設場所を自分たちで探せばいいのです。
そのほうが政府にだらだら文句をいうより確実に県外移設を実現できます。
九州から北海道にかけて徹底して自分たちで移設場所を探す方法が唯一県外移設を実現する方法です。
しかしですよ、
みなさん。
今まで「自分たちで県外移設場所を探す」と発言した沖縄の政治家は一人もいません。
信じられないことですが本当の本当です。
オスプレイ配備で普天間飛行場は危険だ危険だと大騒ぎしている政治家はごまんといます。
県外移設を主張する政治家もごまんといます。
しかしですよ。自分たちで移設場所を県外に探すと発言した政治家はたった一人もいないんです。
本当に一人もいない。
おかしくないですか。
なぜ、一人も居ないのか。
それにはちゃんとした理由があるります。
私はその理由を知っています。
理由はたったひとつです。
その理由というのは、
沖縄の政治家自身が県外に移設できる場所がないことを知っているからです。
県外に移設できる場所は1か所もない。
県外移設は不可能であることを沖縄の政治家たちは本当は分かっているのです。
だから、
もし、自分たちで探すと発言してしまったら、
県外移設する場所がないことを自分たちが発表しなければならなくなります。
そのことを知っているから沖縄の政治家たちは自分たちで県外移設場所を探すと絶対にいわないのです。
これからも絶対に言わないです。
100円賭けてもいいですよ。

沖縄の政治家たちは普天間飛行場の危険を訴えていながら辺野古移設に反対しています。
そして、
実現の可能性が全然ない県外移設を自分たちで探すとは言わないで政府に要求し続けています。
実現できない県外移設を主張すればするほど、
普天間飛行場は固定化され続けるだけです。
県外移設を主張するということは普天間飛行場の固定化を主張することとまったく同じことなのです。

普天間飛行場の移設受け入れを賛成してくれているのは日本中探しても辺野古以外にはありません。
もし、辺野古の人たちが普天間飛行場受け入れを拒否した場合普天間飛行場はずっと固定し続けます。

もし、私が宜野湾市の議員なら、
名護市の稲嶺市長の前で土下座して、
どうぞ普天間飛行場を辺野古に移設させてくださいとお願いします。
稲嶺市長殿、辺野古の海のジュゴンや希少動物の命より宜野湾市民の命のほうが大事です、
そう思いませんか。
ジュゴンは辺野古の海から別の場所に移動して生きることができます。
しかし、宜野湾市民はジュゴンのように移ることができません。
辺野古ならオスプレイが事故を起こした時海に墜落することができます。
オスプレイが海に墜落して炎上したら
チンとかガーラとかオジサン
(オジサンというのは人間のおじさんではないですよ。顎から二本のひげが伸びている魚です。ひげがあるからおじさんとよんでいます)
とかの海の魚は死ぬかもしれない。
しかし、普天間飛行場だったら多くの市民が死にます。
稲嶺市長殿、魚の命と人間の命とどっちがあなたにとって大事ですか。
よく考えてください。
どうぞ辺野古に普天間飛行場を移設させてくださいと私が宜野湾市の議員だったら
何度も何度も土下座してお願いします。

普天間飛行場の移設場所は辺野古しかありません。
これは真実です。
辺野古移設を主張することができない宜野湾市の市長や議員は
普天間飛行場の固定化を主張していることと同じです。
辺野古移設を主張することができない宜野湾市の市長や議員は
宜野湾市民の安全・安心の生活を無視しているといわれても仕方がないと思います。

最後に言います。普天間飛行場の移設先は辺野古しかありません。それが真実です。
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