「命どぅ宝」を捨てた安和の牛歩戦術

「命どぅ宝」を捨てた安和の牛歩戦術
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https://www.youtube.com/watch?v=w1Lz1VUK0DQ&t=6s

名護市安和での土砂の運搬作業が22日に再開された。出入り口の両サイドには30人ほどの警備員がネットを広げてバリケードを作り、トラックが出入りする時には出入り口に入れないようした。ナットのバリケードをつくる前に侵入している運動家たちは機動隊が排除する。<center>

防衛局はトラックが出入りする時は徹底して反対派を排除する方針に変更したのである。変更した原因は事故死者を出さないためだ。死者を出さないでトラックを出入りさせるために防衛局は機動隊の出動を要請したのである。「命どぅ宝」だからである。「命どぅ宝」を実行しているのが防衛局であり民間の警備会社である。もし、警備員の事故死がなかったら警備員だけが見張っている今までの牛歩戦術が続いていただろう。しかし、死者が出た。二度と死者を出さないために沖縄防衛局が選んだのが機動隊の出動である。


 土砂運搬再開に集まった反対派はユーチューブの映像では20人ほどである。彼らは機動隊の排除に激しく抵抗する。暴れるのも居る。機動隊は手慣れたもので親切に排除した。
 牛歩戦術の辺野古移設反対派は警備員の事故死の責任は防衛局にあると主張している。反対派の主張が正しいとしてもトラックの出入りを遅らすための牛歩戦術を実行しなければ死亡事故は起こらなかった。根本的な原因は牛歩戦術にある。牛歩戦術を続けようとする彼らには「命どぅ宝」の精神はない。
 トラックの出入り口はほとんどの人は通らない場所である。反対派は人たちだけが通る。彼らは那覇など遠いところに住んでいて牛歩をするために安和にきたのである。辺野古移設反対、埋め立て反対だから安和から土砂を運び出すのに反対。だから、安和でトラックの出入りを遅らすために牛歩するのである。牛歩は遅らすのであって阻止ではない。つまり、辺野古埋め立てを阻止するのではなく遅らすのが目的なのだ。阻止はしないのだ。ということは移設を容認していることになる。牛歩戦術をする彼らには辺野古移設反対を主張する資格はない。彼らは「移設を遅らそう」を主張するべきだ。


 彼らを支持する県民はとても少ない。当然である。

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