連合と共産党は敵対し続ける 連携することは絶対にない

連合と共産党は敵対し続ける 連携することは絶対にない


 都知事選で蓮舫氏は共産党と連携した。共産党と連携したから連合は蓮舫氏支援をやめた。蓮舫氏は立憲である。連合は立憲を支援し続けてきた。都知事選でも蓮舫氏を支援する予定であった。しかし、蓮舫氏が共産党と連携すると決めたときに
連合は蓮舫支援をやめたのだ。


 芳野友子連合会長は蓮舫氏が共産党と連携するなら連合は蓮舫氏を支援しないとはっきりと言った。立憲を支援し続けてきた連合である。連合すべての選挙で立憲の候補を支援してきた。しかし、2015年から立憲が共産党と連携するようになると連合は共産党と連携する立憲候補者の支援をしなかった。衆議院選で共産党が支援する候補者を連合は支援しなかったのだ。共産党が支援する立憲候補者を連合が支援しないことをマスコミは報道したが、支援しない原因を説明するマスメディアはなかった。説明する専門家もネットではいなかった。
 吉野会長は共産党が支援する立憲の候補者は支援しないことを何度も宣言した。連合は共産党を嫌っているのである。連合は労働団体である。共産党は労働者を開放するのを目的に結成した政党である。連合と共産党は連帯するのが当然のように思われるが吉野会長は共産党をとても嫌っている。労働者の味方であるはずの共産党を労働団体連合が嫌っているのである。おかしいことである。
 
 連合とは別に全国労働組合総連合という労働団体がある。共産党を支持している労働団体である。
1989年に連合が結成されたが、連合を「労働界の右寄り(右翼的)再編」として批判し、連合を創立した時に自治労から自治労連、日教組から全教などは連合に参加しないで連合と対立する全労連を結成した。
全労連は共産党支持の各労組内非主流派が結成した新単産と統一戦線促進労働組合懇談会加盟単産である。。総評時代の日本社会党のための組織的選挙活動・日本社会党支持強要を批判した労働団体である。いわゆる非社会党系の共産党配下の労働団体が全労連である。全労連は、日本自治体労働組合総連合(自治労連)、全日本教職員組合(全教)、日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)などの公務員主流の組合である。全労連は公務員団体であるということだ。民間が主流の連合とは性質が違う。


日本労働組合総連合会(連合)は全労連とは違う。全労連のような公務員ではなく民間の大企業などの労働団体が結集しているのが連合である。
連合=民間労働者、全労連=公務員なのである。


吉野会長の公務員団体全労連への毛嫌いは徹底している。日教組は連合に加盟している教員団体である。吉野会長は連合加盟の日教組大会に連合会長として参加要請されたが参加しなかった。そのくらい吉野会長は公務員団体を嫌っているのである。


 社会党を否定し、連合を否定して全労連を設立した共産党である。吉野会長が共産党と連携することは絶対にない。


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