左翼支持率低下の回復を目指した立憲・共産連合の都知事選

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左翼支持率低下の回復を目指した立憲・共産連合の都知事選
 立憲民主党は左翼系の立憲民主に保守系の希望の党が合流した政党である。合流する前の衆議院の議席は立憲が55議席、希望の党が50議席であった。105議席あったが2021年の衆議院選で96議席になった。立憲は保守と左翼が半々の政党である。
 2021年の衆議院選では衆院選で、立憲民主党では辻元清美氏をはじめ黒岩宇洋、今井雅人、川内博史各氏ら国会審議で政権批判やスキャンダル追及をしてきた左翼系の「論客」が落選した。立民の中堅は「最前線で批判ばかりしていた人が軒並み落ちた。路線を変えないと、支持は得られない」と発言したほどである。21年の左翼系議員の落選で立憲の左翼系議員は半数以下になっているだろう。蓮舫氏は参院選東京選挙区(定数6)で3回戦っている。2010年は170万票であった。16年は110万票でトップ当選した。しかし、前回の22年は67万票で4位当選であった。左翼である蓮舫氏も支持率は下がり続けたのである。
左翼系の議員が減り続けているのは55年の社会党時代からずっと続いている。国民の左翼支持は減り続けているのは確実である。


 支持率が低下し続けている左翼が起死回生を目指して結束したのが立憲と共産の連合である。立憲共産連合をより強固にしたのが東京都知事選である。蓮舫氏とは立憲と共産の支持をバックに都知事選に立候補した。
 共産党は、小池晃書記局長が「最強、最良の候補者」と持ち上げている。6月に入ると共産党は「日本共産党も蓮舫さんを全力で応援します」と記したビラを各戸配布して選挙宣伝を始めた。街頭演説や集会に共産党関係者を動員して、共産党選挙運動の前面に出てきた。立憲共産党と呼ばれるくらいに都知事選の立憲と共産の連携は一体となっている。文字通り左翼政党の一体化である。
 支持率低下が進行している左翼の結集が都知事選である。支持率回復なるかどうか。それが問われる都知事選である。

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