自民の金権政治と立憲左翼の裏金国会解散の思惑を破砕した維新の会

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自民の金権政治と立憲左翼の裏金国会解散の思惑を破砕した維新の会


自民党が公明党に提案した政治資金改正案はパーティー券の購入者の公開基準額は20万円の半額である10万円にすることだった。自民党としては半額の10万円にすることは思い切った減額であった。しかし、公明党は10万円に反対し5万円を提案した。自民党は公明の提案を承諾しなかった。維新の会が公明党の案に賛成した。すると維新の会が支持したので自民党は維新の会の圧力によって5万円を了承した。5万円以外にも維新の会の提案を承諾したので維新の会は自民党案に賛成して自民、公明、維新の賛成によって資金改正案は成立した。
改正案が成立したので衆議院の解散は立憲だけ要求するだけであり、自民、公明、維新は解散する気はないし、マスメディアも解散を話題にしなくなった。裏金問題による衆議院解散はなくなったのである。そのような状態にしたのが維新の会である。


維新の会は自民党本来の金権政治の要求にとどめをさし、立憲の政権交代の狙いにもとどめを刺したのである。維新の会は自民党と立憲に打撃を与えたのである。


裏金問題で維新の会が関係しなくて自民、公明と立憲、共産の対立であったら公開基準の金額は10万円であったかもしれない。公明党は5万円を主張したが、自民党は公明党を説得して10万円にしたかっただろう。公開基準額額の決着がつくのに時間が掛かっただろう。自民党と公明党の協議がずるずると伸びでいると立憲は自民党裏金を問題にしていって衆議院解散の実現をめざしていただろう。与党自民、公明と野党立憲共産がずるずると対立していくことによって法案成立が遅れる・・・。それが今までのパターンである。しかし、今回は違った。与党でもなければ左系の野党でもない維新の会が存在することによって違った。


産経新聞の記事の一部である。


自民党は政治資金規正法改正を巡り混乱に陥った。日本維新の会の要求に振り回された末、自民案の修正に追い込まれ、4日に予定していた衆院政治改革特別委員会での採決を先送りした。採決延期も法案修正も2度目だ。法案不成立なら政権が倒れかねない岸田文雄首相(自民総裁)が決断したが、二転三転ぶりに自民内でもガバナンス(統治)能力の欠如への批判が上がり、23日に会期末を迎える今国会での衆院解散の見送り論が強まっている。
              産経新聞
自民党は維新の会に改正案を二転三転させられたのだ。しかし、二転三転させられたが改正法案の提出は早く、改正案は成立したのである。産経新聞が予想した見送りはなかった。二転三転も法案提出も維新の会のペースで展開しでいったのである。
法案の二転三転で自民党内の金権政治が抑え込まれた。そして、法案成立で立憲の裏金問題で解散に追い込むことはできなくなった。維新の会の国会戦術によってそうなったのである。


自民党の金権政治と立憲左翼の裏金問題を利用した解散総選挙の思惑を政治資金規正法改正案の成立によって破砕したのが維新の会である。


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