屋良朝博こそユクシ2



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屋良朝博こそユクシ2
(防衛省は)自衛隊が尖閣防衛で米海兵隊と共同作戦をおこなうかのような説明をしていますが、危うさを感じます。尖閣諸島の領有権争いで日中関係を悪くするよりももっと互いの利益のために関係をよくするような努力をするべきです。防衛省が沖縄基地問題で尖閣諸島の領有権問題を持ち出すのは日本にとってマイナスであるばかりか、共同作戦を期待される米軍にとっても迷惑なことでしょう。なぜなら沖縄の基地問題は前述の通り、あくまでも日本の国内問題だからです。尖閣諸島といったセンシティブな問題を絡めるのは危険な議論です。
「誤解だらけの沖縄・米軍基地」

「自衛隊が尖閣問題で米海兵隊と共同作戦を行うかのように説明していますが危うさを感じます」と屋良氏は述べている。尖閣が少人数の中国軍に占領されるのはありえないが、それでも海兵隊と自衛隊は最悪の場合は占領されるかもしれないと想定し、共同部隊で奪回する訓練をすでに繰り返し行なっている。訓練の目的は中国軍が尖閣に上陸した時に奪回するためであり、同時にその訓練は中国の尖閣侵略に対する抑止力となる。海兵隊が自衛隊と共同作戦をやらない可能性を示唆している屋良氏は「共同作戦を期待される米軍にとって迷惑なことでしょう。なぜなら沖縄の基地問題は前述のとおり、あくまでも日本の国内問題だからです」と信じられないことを述べている。

なぜ、沖縄に米軍基地があるのか。それは社会主義国家中国の勢力拡大を抑止するためである。アメリカは、社会主義国家中国・北朝鮮のアジアの国々への侵略を防ぐために韓国には二万六〇〇〇人の軍隊を駐留し、日本・沖縄にも米軍を駐留させている。東シナ海の海上には第七艦隊、海中には原子力潜水艦、嘉手納飛行場には戦闘機と爆撃機、読谷村にはトリイ通信基地、宇宙には監視衛星とありとあらゆる体制で中国を監視し抑止している。
アメリカが一番嫌っているのは共産党一党独裁の社会主義国家であり、一番好意を持っているのは民主主義国家である。そのアメリカが民主主義国家日本と一緒に中国に対する共同作戦を迷惑がるのはありえないことである。戦後アメリカは社会主義国家とのし烈な勢力争いをしてきた。キューバ危機では核戦争寸前までいった。朝鮮戦争、ベトナム戦争を始めソ連・中国を中心とする社会主義国家との血みどろの戦いをアメリカは繰り返してきた。だから、アメリカは社会主義国家中国の動きに敏感であり用心している。屋良氏は社会主義国家ソ連・中国と民主主義国家アメリカの激しい対立の歴史を軽視しているようだ。
沖縄に米軍基地が存在しているのは社会主義国家中国、北朝鮮との対立が原因である。沖縄の米軍基地を県外移転するしないは国内問題であるが、日本に米軍基地が存在している原因は対中国・北朝鮮問題であり、アジアの平和問題である。
アメリカは国と国の政治的な争いはその国同士が解決するべきであり、第三者であるアメリカが介入するものではないという立場に徹している。だから尖閣の領土問題には介入しない。日本と中国が直接交渉して決めなさいと発言している。しかし、尖閣問題がこじれて戦争が起こると尖閣問題は領土問題ではなく日本と中国の戦争に転化してしまう。日本と中国が戦争になれば日米同盟に従って米国は日本と一緒になって中国と戦うことになる。戦争にならない限り米国が日本に味方することはない。しかし、戦争になれば米国は日本と一緒になって戦う。そういうことだ。

屋良氏は「自衛隊が尖閣防衛で米海兵隊と共同作戦を行うかのように(防衛相は)説明していますが、危うさを感じます。尖閣諸島の領有権争いで日中関係を悪くするよりももっと互いの利益のために関係をよくするような努力をすべきです」とも述べている。その努力は日本もアメリカもすでにやっている。しかし、中国は「互いの利益のため」の努力はしない。「自国の利益」のために努力する。そんな中国に「たがいの利益のために」などという甘い考えは通用しない。自国の利益のために努力する中国に「たがいの利益のために」の甘いやり方なんて突っ込まれるだけだ。
中国の領土争いは尖閣だけではない。南沙諸島ではベトナム、フィリピンと領土争いをしているし、インドとも領土争いをしている。韓国では中国漁船による韓国領海内での違法操業があり、韓国の警察官と中国の漁師が死んでいる。植民地支配されているチベットでは僧侶の焼身自殺が続いている。
尖閣の領土問題が起こったのは共産党一党独裁国家中国の国家戦略である領土拡大主義が原因である。尖閣を領土にすることが中国の利益であると考えている中国に「もっと互いの利益のために関係をよくするような努力をすべきです」は通用しない。尖閣が中国に侵略されていないのは自衛隊が強いからであり、日米同盟があるからである。軍事力が弱くアメリカと軍事同盟を結んでいないベトナムとフィリピンは南沙諸島で中国に侵略された。弱い国には侵略する。それが共産党一党独裁国家中国の徹底した戦略だ。
尖閣問題では毅然とした態度で中国と対峙し、尖閣が日本の領土であることを示すために尖閣に灯台や港をつくって尖閣の領海で日本の漁師が安心して漁ができるようにするべきだ。尖閣で日本の漁師が安心して漁ができない限り尖閣は本当の日本の領土とはいえない。日本が毅然とした態度に徹すれば、中国の侵略に悩まされているフィリピンやベトナムに勇気を与える。中国の領土拡大主義の野望は阻止するべきだ。
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