狂っているのではないか仲井真知事・又吉公室長




「かみつくⅢ」は県内書店で発売中



「かみつくⅢ 」の目次
目次

維新の会が沖縄の政治を変革する  又吉康隆

生徒に一番必要なのは学力だ  三
大坂維新の会と沖縄の政党そうぞうが協定を結ぶ 一一
維新の会が沖縄の政治を変革する  一三

橋下市長と慰安婦問題  二八

関西ネットワークの大嘘はまる隠しされた  四九

ブログ・狼魔人日記  江崎孝

稲嶺名護市長、選挙違反で告発さる  七九
浦添市長選「無党派」松本哲治氏(四十五)初当選 八五

ブログ・光と影  古代ヒロシ

那覇から普天間に民間空港を移転できないか?  八八

じんじんのブログ  じんじん

米統治により、
沖縄は近代化されたことを忘れてはダメ   九三
                        
ブログ・沖縄に内なる民主主義はあるか
                     又吉康隆

二年連続教え子へのわいせつ行為ができる島・沖縄 九五


短編小説  又吉康隆
港町のスナックはてんやわんや  九九


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県外移設は最悪のシナリオ

鳩山首相は、普天間基地の県外移設は「県民総意」を条件としていると明言している。裏を返せば、移設を受け入れる側もまた「県民総意」でない限り、普天間基地の受け入れはないということになる。果たして、県民総意で普天間基地の移設を容認する県があるだろうか。もし、県民総意で普天間基地の県内移設を容認する県がひとつもなければ県外移設は実現不可能であり、普天間基地は現状のままということになる。
普天間基地の県外移設を主張する沖縄県民は、他の県民から見れば、危険なアメリカ軍基地を他県に押し付ける利己主義な県民に見えるだろう。県内への移設を要求された県民は普天間基地移設反対運動を確実に展開する。そして、沖縄県産品の不買運動や沖縄観光のボイコット運動に発展して、沖縄経済にも悪影響を与えるだろう。県外移設は沖縄県民と他県民が反目しあうようになるだけであり、移設は実現しないと私は思う。

 鳩山首相が「最低でも県外」を発言した時、すぐに琉球新報に投稿した文章である。その後、立候補地が次々とあがったがことごとく破綻した。

新聞に掲載されるにはコツがあり、コツを掴んだ私の投稿はけっこう掲載された。この投稿もできるだけ掲載されるように穏やかに書いた。しかし、掲載されなかった。どんなに穏やかに書いても私の投稿文ははっきりと「県外移設は不可能」と述べている。あの時は気づかなかったが、新聞社は「県外移設は不可能」はすべてカットしていたのだ。その後も「県外移設は不可能」であると書いて投稿したが掲載されることはなかった。


十月九日の県議会米軍基地関係委員会で県政与党・自民会派のベテラン、具志孝助氏が、県外移設の必要性を訴え続ける又吉進公室長に「(県外は)あまりに現実から目をそらした考え方だ。希望をとなえていれば解決するのか。具体的に県外のどこを想定しているのか明らかにすべきだ。あいまいに言うことは結果として県民をだますことになる。知事のこれまでの願望、私も含めて県外がベスト。しかし、航空部隊だけ県外へはいかない。ここしかない」と辺野古移設を主張した。

具志孝助氏の主張は当たり前の主張である。もし、普天間飛行場を県外に移設するのなら海兵隊も一緒に移転しなければならない。そうすると普天間飛行場だけではく、海兵隊の宿舎、武器弾薬の倉庫、演習場などもつくらなければならない。普天間飛行場だけを移設するのでも不可能であるのに海兵隊も移転するとなると不可能が二倍になる。

仲井真知事は「県外の滑走路がある場所へ移設したほうが辺野古移設より早い」と言い、岸田文雄外相と小野寺五典防衛相が「2プラス2が米軍普天間飛行場返還問題は名護市の辺野古が唯一の案である」と言ったことに「全く理解できかねる」と言い放った。そして、「実現可能性は県外移設が高い」と強調した。

仲井真知事は「県外の滑走路がある場所へ移設したほうが辺野古より早い」とずっと言い続けている。そんな場所は本土にたくさんあるとも言っている。しかし、一度も候補地を口にしたことはない。移設候補地がたくさんあるなら候補地の一つや二つは言うべきだ。それなのに言わない。県が「たくさんある候補地」を調査したという噂もない。ということは候補地をまだ見つけていないということだ。というより候補地探しもまだ始めていないということだ。始めていないのではなく始めることができないというのが本当のところだろう。つまり、候補地になりそうな場所がないということだ。本土の滑走路がある場所はたくさんあるが普天間飛行場の移設ができる場所はひとつもない。それなのに仲井真知事は「本土に移設したほうが早い」と言うのである。「辺野古は不可能」だと断言するのである。しまいには「辺野古に移設したら血を見るぞ」などと言って岸田外相や小野寺防衛相を暴力団なみに脅すのだ。気がふれているのではないかと思ってしまう。

「県外移設」問題を一ミリさえ進めることができないのに「県外移設が早い」「辺野古は不可能」と言い続けるのはもう嘘つきと言うより狂っているというしかない。

気がふれている無力な知事を操縦しているのが又吉進公室長だ。
「政府がきちんと方針を変えて、知事の要望に沿って動いていただきたい」
理路整然として答弁しているが、あきれ果てた答弁である。日米両政府が話し合い決定した辺野古移設を「政府がきちんと方針を変えて」などと政府が方針を変えることを前提に答弁しているのだ。又吉公室長には日本政府も米政府も軽い存在のようだ。辺野古移設の方針を簡単に変えられるものと考えている。「政府がきちんと方針を変えて」か。笑ってしまう。
「きちんと」を入れてあるから、政府が方針を変えなければいけないようなニュアンスを感じさせる。しかし、政府が方針を変えないのは明らかだ。

 日本政府が抱えている人口は一億二八〇〇万人、米政府が抱えている人口は三億一〇〇〇万人である。それに比べて沖縄県が抱えている人口は一四〇万人である。日本政府も米政府も又吉公室長の思うような軽い存在ではない。沖縄県よりずっと重い存在だ。よくも「政府がきちんと方針を変えて」などと言えるものだ。
 日本政府と米政府は国民全体の安全を考えている。共産党一党独裁国家中国の日本侵略を抑止している。アジアの国々への中国の侵略を抑止している。戦後六十八年間戦争がなく沖縄が平和だったのは米軍が駐留していたからだ。

 中国チベット自治区ナクチュ県ディルで六日、中国国旗の掲揚を強制しようとする動きに抗議した男性が当局によって拘束され、その男性の解放を求めて人々が政府庁舎に集まったところ、治安部隊が群衆に暴行を加えた上、実弾を無差別に発射し六〇人が負傷したという。 

米軍が沖縄の人にこんな弾圧をしたことは一度もない。あのコザ騒動でも米軍は住民に向かって発砲をしなかった。もし、チベットでコザ騒動のようなことを起こしたら何百人も射殺されていただろう。沖縄の人々が車を焼き払い暴れることができたのは米軍が弾圧をしなかったからである。米軍が実力でコザ騒動を弾圧しようと思えば赤子の手をひねるより簡単であった。しかし、民主主義国家米国は法治主義である。沖縄の人々を取り締まる権利は沖縄警察にある。米軍にはない。米軍統治時代はそういう法律であった。だから、直接沖縄の人々を取り締まることは法律上許されていなかったから米軍も憲兵隊も沖縄の人々を弾圧することはしなかった。彼らは米軍基地を「守る」ことに徹した。それだけではない。米民政府は車を焼かれたアメリカ兵が沖縄住民に報復しないように車の損害を保証したのだ。

米軍は中国の侵略を抑止して沖縄の平和を守り、コザ騒動でも米兵による報復を抑え、沖縄人の被害がないように努力してくれた。

コザ騒動の捜索・逮捕・裁判・判決に米軍は一切関与しなかったという。沖縄人が起こした事件はたとえ被害者が米軍人でも沖縄側が裁く。それが復帰前の法律だったからだ。
米軍は法治主義に徹してきた。しかし、沖縄の新聞、政治家、大衆運動家たちは米軍の法治主義を理解していない。
 
「県外移設」をするには地元の同意、市町村の同意、県の同意が必要だと鳩山首相は明言している。そんな場所は本土のどこにもない。

 それなのに仲井真知事は本土には使っていない飛行場がいくつもあるから「本土移設の方が早い」という。そう言いながら使っていない飛行場を一か所さえ言わない。もし、口に出したらその地域の住民は移設反対運動をやり、仲井真知事は激しく非難されることを知っているからだ。仲井真知事だけでなく沖縄も非難されるだろう。
 移設候補地を挙げた瞬間に移設は不可能であることを思い知らされる。それは鳩山首相の時に経験している。だから、「本土移設の方が早い」と言いながら移設候補地は口にしない。それが仲井真知事である。

 仲井真知事は県外移設候補地を口にした途端に県外移設不可能が明らかになるのを知っているから「県外移設が早い」と言いながら候補地を一切言わない。沖縄のトップに立つ人間として頭がおかしい、頭が狂っているというしかない。

 日米政府が何回も会合を開いた結論に「政府にきちんと方針を変えてもらう」と豪語した又吉公室長である。日米政府の方針を変える権限も政治力も経済力もない又吉公室長が政府の方針を変えてもらうという。県の公室長は実務家でなければならない。より現実家でなければならない。しかし、沖縄県の又吉公室長は夢想家であり幻想家であり妄想家であるとしか言いようがない。実現可能を追及し、それを実現していくのが公室長の責務と思うのだが。又吉公室長は実現不可能なことを平気で言う。頭がおかしい。頭が狂っていると言うしかない。

 仲井真知事、又吉公室長は日米政府をバカにしている。この人たちは何様のつもりだろう。仲井真氏は知事ではなく王様になった積もりのようだ。又吉公室長は「取らぬ皮算用」だけをしているボケ老人のようである。

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