沖教祖は政治介入するな




「かみつくⅢ」は県内書店で発売中



「かみつくⅢ 」の目次
目次

維新の会が沖縄の政治を変革する  又吉康隆

生徒に一番必要なのは学力だ  三
大坂維新の会と沖縄の政党そうぞうが協定を結ぶ 一一
維新の会が沖縄の政治を変革する  一三

橋下市長と慰安婦問題  二八

関西ネットワークの大嘘はまる隠しされた  四九

ブログ・狼魔人日記  江崎孝

稲嶺名護市長、選挙違反で告発さる  七九
浦添市長選「無党派」松本哲治氏(四十五)初当選 八五

ブログ・光と影  古代ヒロシ

那覇から普天間に民間空港を移転できないか?  八八

じんじんのブログ  じんじん

米統治により、
沖縄は近代化されたことを忘れてはダメ   九三
                        
ブログ・沖縄に内なる民主主義はあるか
                     又吉康隆

二年連続教え子へのわいせつ行為ができる島・沖縄 九五


短編小説  又吉康隆
港町のスナックはてんやわんや  九九


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辺野古公民館だぞう!!!

狼魔人日記・江崎孝氏も講演するぞう!!!

<10・27沖縄マスコミ正常化推進大会in辺野古>

   「愛する沖縄県民への警告!」

~言論封殺の地、「辺野古区」から目指すマスコミ正常化~









沖教祖は政治介入するな

石垣市、竹富町、与那国町の三市町で採用する教科書を八重山地区協議会で決めるのは復帰前からあった。本島では島尻地区、那覇・浦添地区、中部地区、北部地区に分かれていたと思う。私が中学生の頃、中部地区では英語は開隆堂であったが那覇、浦添地区では東京書籍だった。数学は中部は啓林館で、那覇は教育出版か東京書籍だったはずである。

教科書採択を地区で統一した理由は転校生が困らないためであった。それに琉球政府にとって学校がバラバラに教科書を採択するより地区で統一したほうが指導が効率よくできるというのもあった。

糸満で学習塾をやっていた時、糸満、東風平、具志頭、豊見城から生徒は通っていたが、もし、教科書が中学ごとに違っていたら教えることが非常に難しかった。教科書によって内容がかなり違うからだ。数学は東京書籍と啓林館では正負の計算の教え方がかなり違っている。

東風平の塾に通っていた具志頭の中学生が成績がぐんぐんよくなったのでもっと成績を上げさせようと母親が那覇の学習塾に通わせた。しかし、教科書が違うために母親の期待ははずれ成績は落ち、再び東風平の塾に入ったことがあった。
複数の市町村をまとめて地区で教科書を採択するのは転校生する生徒のことを考慮したからだった。それに地区で統一した教科書を使うことは教師たちの教科書研究にも都合がよかった。

生徒や教師、県教育庁のためにある地区制度を竹富町は壊したのである。
学力が全国最下位であることに平気で政治活動に熱心な沖教祖であるが、山本高志委員長の発言はそのことが露骨に表れている。

沖教祖の山本隆司委員長は町教委の姿勢を「民主教育、地方分権の立場から一歩も譲らず、全国的に注目されている」と評価。教職員や生徒の心情をかき回さないでほしい」と願った。
                  沖縄タイムス

民主教育とは民主主義のルールにのっとった教育でなければならない。それは国全体の教育は国民に選ばれた国会議員が主導権を握り、県全体の教育は県民に選ばれた知事と県会議員が主導権を握り、市町村それぞれの教育は市町村民に選ばれた首長と議員が主導権を握ることだ。

そして、とても肝心なことであるが法治主義でなければならない。国会で決めた法律、県議会で決めた法律、市町村議会で決めた法律を遵守するのが法治主義であり、法律は多数決で決めるのが民主主義の原則だ。事情によっては全会一致で決める場合もある。それが教科用図書八重山採択規約である。この規約は八重山地区協議会の全会一致でなければ規約を改正することができない。

石垣市の玉津教育長が八重山地区協議会長になった時、規約を改正したが、その時には全会一致で規約を改正している。竹富町の慶田盛教育長も規約改正に賛成したから新しい教科用図書八重山採択規約ができたのである。八重山地区協議会は新しい規約に則って中学三年生の公民は育鵬社版を採択したのだ。

民主主義・法治主義を守って採択したのが育鵬社版であった。民主主義のルールを破ったのが竹富町だったのだ。革新系や共産党には法の専門家が五万といる。法律の盲点を探し、それを政治闘争に利用している。
普天間飛行場のアドバルーン風船揚げは、民間飛行場では禁止している凧揚げや風船揚げを米軍の飛行場では禁止している条文をはずしていることを利用した。

ゲート前の座り込みは、ゲート入口は米軍の用地であるために日本の法律が適用されないことを利用している。ゲートを塞いだ座り込みは法律違反であるが治外法権の場所であるために警察が直接介入することはできない。米軍の正式な要請があって初めて「排除」をすることはできるが日本の法律を適用することはできないから彼らを逮捕することはできない。弁護士はそのことを説明して、「警察に逮捕されないから安心して座り込みをしてください」と老人たちを説得して座り込みをやらせた。

八重山教科書問題も法律に詳しい専門家が無償措置法の盲点を見つけた。無償措置法は国が無償配布する教科書を決めるのであり、使用を強制しているわけではない。竹富町が地方教育行政法を根拠にして東京書籍を採択しても大丈夫であるからと慶田盛教育長に東京書籍を採択するように指示したのだ。

つまり、竹富町が無償措置法に違反しても国は裁くことができないという法解釈だ。普天間飛行場のアドバルーン風船揚げ、ゲート前座り込みと同じである。これは民主主義ルールの盲点をついたやり方で、明らかに民主主義精神の破壊である。

沖教祖の山本隆司委員長は町教委の姿勢を「民主教育、地方分権の立場から一歩も譲らず」と述べているが、民主主義・法治主義を教えなければならない立場の竹富町の教育委員会が教科用図書八重山採択規約を破ったのだ。法律を破ったのに「民主教育」の立場にいるとは笑わせる。

八重山地区協議会は教師が少ない竹富町と与那国町が石垣市と共通の教科書を使用することによって一緒に研究をやり教育を充実させるために設置した。竹富町だけが東京書籍になると三市町の合同研究が難しくなる。教育のためにはマイナスである。

山本隆司委員長が教育向上に関心がないことが分かる。そもそも沖教祖は労働者団体だ。教師の労働上条件の改革を目的にした組織であった教育向上を目的にした組織ではない。だから、学力テスト全国最下位でも平気であるし、昔から親たちは学力向上を切実に望んでいるが沖教祖は無視して自分たちの待遇改善と政治活動に勤しんでいる。
楽をしたいから、国の要求を「政治介入」両親の要求を「モンスターペアレント」などと言ってシャットアウトして自分たちの砦を守っている。

教科書採択は政治だ。民主主義社会では市民に選ばれた首長や議員が政治をやる。委員は、市民から選ばれた議員の賛成多数によって承認され、首長によって任命される。間接的に市民に選ばれたのが教育委員である。教育委員会がやることを行政という。行政とは政治を行うことである。

裁判を行うのは裁判所である。教育行政を裁判所に例えるなら、地方裁判所が竹富町教育委員会である。高等裁判所が県教育庁である。最高裁判所が文部科学省である。権威は地方裁判所より最高裁判所にある。教育行政では文科省に最高の権威があるのだから文科省が竹富町に八重山協議会の決定に従って育鵬社の教科書にするように要求するのは当然である。最高裁が地方裁判所の判決が誤りであると判断し違う判決をするのと同じである。法律では最高裁判所は高裁にやり戻しを命じる。それと同じように文科省も竹富町ではなく県教育委員会に是正要求をするよう指示した。

文科省、県教育庁、竹富町教育委員会は行政の場つまり政治を行う場である。だから、法律に則って政治介入することは当然である。それが民主主義社会だ。

政治介入をやってはいけないのが沖教祖である。教員は市民に選ばれていない。教員試験に合格して教員になった。民主主義社会では市民に選ばれた人間が政治をする資格を与えられているのだから教員は政治介入をやってはいけない。
教科書採択は政治が決めることであって教員は参考意見を述べては言いが、教科書採択に一切関わってはいけない。それは市民に選ばれていない教員が政治に関わることになるからだ。

冷静な民主主義・法治主義の視点からみれば、文科省を非難している市民団体が民主主義国家を理解していないことが分かる。彼らは彼らの思想だけを正しいと思い込み、自分たちの思想と違えば民主主義国家さえ独裁国家であるかのように非難している。

日本は民主主義国家だ。国会の議員は国民が選び、知事と県議会議員は県民が選び、市町村の首長と議員は市町村民が選んでいる。そして彼らが政治を行っている。この民主主義の基本さえ理解していないのが、「子どもと教科書を考える地区住民の会」「子供と教科書全国ネット21」などの左翼系団体と沖教祖と沖縄2紙である。

今後は是正要求を受けた県教育委員会の対応や、政府が違法確認訴訟に踏み切るかに焦点が集まるが、尊重すべきなのは教科書を使う生徒の権利だ。これ以上、政府が法律を都合よく使い分けることは許されない。
          タイムス解説(社会部・天久仁)

生徒にとって東京書籍でも育鵬社でもどっちでもいい。生徒には転校問題があるし三市町を同じ教科書にしてほしいはずだ。生徒の希望を無視したのは竹富町教育委員会だ。

タイムスも竹富町も反保守という自分たちの政治思想に固執している。教科書を使う生徒の権利を尊重していない。
無償措置法に違反しているのは誰がみても明らかであるのに無償措置法に強制力はないと法律の穴を見つけて竹富町は東京書籍を採択した。自分たちに都合よく法律を使い分けているのは竹富町の方である。

「これ以上、政府が法律を都合よく使い分けることは許されない」は政府ではなく竹富町や自分たちに向けるべきである。
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