読谷村の嘘の怒り・不安にゼロ回答は当然




「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹介
翁長市長が
「米軍基地が返還されたほうが経済が発展する」を根拠にしているのが
県議会事務局が発表した
「米軍基地全面返還したら9155億5千万円の経済効果がある」だ。
それは真っ赤な嘘。効果はゼロだ。
私は「沖縄に内なる民主主義はあるか」
で誰でもわかりやすいように説明し、
ブログに掲載した。
米軍基地全面返還したら9155億5000万円の経済効果は真っ赤な嘘

県議会事務局の嘘が蔓延している。
自民党までもが信じるとは・・・・。

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ブログ 
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読谷村長が地位協定改定求めるバカバカしさ



読谷村で昨年11月、米兵がマンション3階の住宅で男子中学生を殴りけがを負わせた事件で、同月に村民大会を開いた村実行委員会の石嶺傳實村長ら20人が5,6日、上京して政府や米国大使館へ抗議する。石嶺村長らは「繰り返される米軍事件の根底には不平等な地位協定がある」として、抜本的な改定を訴える。
                           沖縄タイムス

信じられない上京である。泥酔した米兵が自分の家と間違って部屋に入り、中学生を殴打した。米兵はなぜか知らないが三階の窓から落ちてかなりひどい怪我をしている。
泥酔した米兵の軽犯罪をネタにして、政府や米国大使館へ抗議しに20人もの役所の人間が村の税金を使って上京するなんて、ドンキホーテなみのアホらしさだ。

「繰り返される米軍事件」を石嶺村長は強調しているが、米兵が事件を起こしたというのは2年前の米兵による死亡交通事故以来のことで、「繰り返される」という言葉は間違っていないが、2問前の死亡事故以来の泥酔した米兵の軽犯罪を「繰り返される」という表現を使うのはどうにかしている。
それに今回の事件は夜間外出禁止令が出たために起こった事件である。もし、夜間外出禁止令が出されていなかったなら起こらない事件だった。

読谷村は自治体である。自治体の首長は村民の財産と命の安全を守る義務がある。米兵の夜間外出禁止令が出れば米軍のトリイ通信基地を抱える石嶺村長は米兵が夜の11時以降は村内をうろうろさせない施策を実行しなればならない。
ところが、米兵の夜間外出禁止令が出たにも関わらず、石嶺村長は夜間の見回りや飲食店に米兵がいたら警察に通報するようにという、米兵に夜間外出禁止令を守らせる施策はなにひとつやっていなかった。村民の安全を守るのは米軍ではなく石嶺読谷村長の責任である。村民の安全を守ることを何一つしなかった自分の責任は棚に上げて、一方的に米軍だけを非難したのだ。
これでは自治体の首長として失格である。

村民の身の安全を守るためになにもしなかった自治体の首長失格の石嶺村長は地位協定について言及する。

地位協定は身柄引き渡しについて「殺人、強姦、などの凶悪事件のみ(米側が)好意的考慮を払う」と運用改善されており、日本側は今回の傷害や器物損壊を「凶悪犯罪」には当たらないと判断した形だ。だが、「外出禁止令の中、しかも公務外に基地外で起きた事件なのになぜ日本側に身柄を取って捜査できなかったのか。どう考えても平等ではない」と悔しさをにじませる。(沖縄タイムス)
                     
米兵は重症を負っていたにも関わらず、数日後には嘉手納警察署に行き、事情聴取を受けている。自分が犯した罪に深く反省していることが沖縄の新聞2紙の報道からも感じられたくらいである。村役所で家族に謝罪もしている。仲間からのカンパで集めたお金を渡そうとしたが家族に断られた。

米兵も米軍も警察の事情聴取には協力的であった。聴取はスムーズに進んだ。米兵は日本の法律と米軍の規則で裁かれるという二重の罰を負った。
それでも石嶺村長は不満である。
私たちは子供の頃「罪を憎んで人を憎ます」の精神を先生に教えられた。石嶺村長は教育畑の人間であるが、米兵が深く謝っても許さなかった。「罪を憎んで人を憎ます」の精神が石嶺村長にはないようだ。
「米兵の犯罪はたとえ軽犯罪でも凶悪犯罪とみなし、罪を憎んで米兵も米軍も憎む」が石嶺村長の精神であるようだ。

村議会の基地特委員長として上京した新垣修幸議長は「米兵には基地の中で守られているという気持ちがあり、繰り返される事件の温床になっている」と批判。4年前と変わらぬ現状に、村幹部総出で再び抗議する。(沖縄タイムス)

なんと、4年前の交通死亡事故にまだ怨念を持っている。村幹部なにがなんでも米兵への恨みつらみを持続させたいようだ。読谷村は恨みつらみの村なのか。

○日米地位協定の改定
○「米兵には基地の中で守られているという気持ちがあり、繰り返される事件の温床になっている」

最近、左系の運動家や政治家がこの二つを盛んに言っている。猫も杓子みもというくらいだ。これはどこかから左系運動に指令がでているのだろう。
指令が出ているから泥酔の米兵の軽犯罪を凶悪犯罪に仕立て上げて、なにがなんでも東京参りをするのだ。

左系の政治家や運動家は、米兵の犯罪が絶えないのは不平等な日米協定のせいだという。日米協定を改定すれば米兵の犯罪は減るのだという。

日米協定の改定は米兵を日本の警察が逮捕し、日本の留置場に入れ、取り調べをするようにするということである。そうすれば米兵の犯罪はなくなるというのである。
それなら日本の警察が直接逮捕し、留置場に入れ、取り調べをする日本人の犯罪はなくなるはずなのだが、一向になくならない。なぜ、日本人の犯罪はなくならないのに米兵だけは犯罪がなくなるというのだ。変なかんがえである。

日米協定の改革は容疑者の米兵を留置場に入れるか入れないかの違いである。米兵は日本の留置場に入れられるのに死ぬほどの恐怖があり、留置場に入れられるより犯罪を犯さないでおこうと決心させるのであろうか。
日本の留置場に恐怖する米兵はどんなに泥酔しても他人の家に入ることはしないというのだろうか。日本の留置場に恐怖する米兵は酒を飲んだら絶対に車の運転をしないというのか。日米協定の改定を主張する革新系の政治家・運動家はしないと断言するのである。だから米兵の犯罪を根絶するために日米地位協定を改定しろというのである。

法律を変えたくらいで軽犯罪がなくなるはずがない。子供じみた理論を革新系の首長や議員はまじめな顔で言うのである。どうしてこんな馬鹿げた主張をするのか。頭がおかしいと思ってしまう。

泥酔した米兵が部屋に侵入し中学生を叩いたくらいで、読谷村は村長を先頭に20名が日米協定の改定を要求しに東京に行くのである。こんな幼稚な抗議を真面目に聞く政府高官は一人もいないはずだ。

読谷村の石嶺村長ら20人は5日、外務省の河邉日米地位協定室長を訪れ、昨年11月に村内で発生した米兵による住居侵入と傷害事件に抗議、日米協定の抜本的海底などを求めた。村民の怒りや不安を訴え、地位協定の改定に踏み込んだ回答を求めた村長や元村長の山内参院議員。だが、河邉室長は「政治レベルの話で、私から明確な発言はできない」との説明に終始。一行は「ゼロ回答に等しい」と失望した。(沖縄タイムス)

たかが、米兵の酔っぱらいが少し暴れただけで、村民が不安になるということはあり得ない。昔に比べて米兵は激減している。滅多に見ない米兵にどうして不安がるのだ。石嶺村長は怒る振り、不安がる振りをしているだけだ。
それに日米地位協定の改定を外務省の室長に訴えるなんてお門違いだ。訴えるなら日米地位協定を改定できる政府首脳や自民党のトップに訴えるべきだ。
しかし、訴えてもなんの効果もない。
はじめから「ゼロ回答」しかないのは分かっている行動だ。

村観光協会会長の小平武(71)は「沖縄の心は聞きたくないという印象すら受けた」と怒り心頭になったようだが、酔っぱらった米兵の軽犯罪を出汁に日米地位協定の改定を要求するのが「沖縄の心」なら、真剣に政治をやっている政府の人間なら馬鹿らしくて誰も聞く耳は持たない。

村労働組合連絡協議会の山城明勇さん(40)は、「室長は個人的な気もちすら聞かせてくれなかった。道のりは長いが地位協定の改定まで、闘いを続けるしかない」と話した。
公務員や教員は給料が高く中流生活が保障されている。だから、労働者の給与アップや労働条件の改善の闘争をやる必要はないので、日米地位協定などという労働者の生活に無縁な運動に熱心になる。
もう、労働運動ではない。
税金を給料とする公務員や教員は労働者階級ではない。支配者階級だ。
だから労働運動とはかけ離れた日米地位協定改革運動をするのだ。

生徒を預かる村教育委員会の松田平次教育長は「人材をもって資源となす教育方針にはいい環境が必要。よそから(環境)を崩されるのは最悪だ」と米兵の事件や事故が安全な教育環境を脅かしていると批判。(沖縄タイムス)

沖縄で米軍基地の金網に囲まれている小学校が二つある。ひとつは有名な普天間第二小学校である。もうひとつが読谷村の古堅小学校である。古堅小学校は西と南側が金網に囲まれ、運動場の半分は金網と接している。私が9年間通った学校であり、松田平次教育長も通っている。

運動場の目の前には窓がひとつもない分厚いコンクリート壁の不気味な建物がある。通信基地である。子供の頃はその建物には原爆が落ちても大丈夫な地下シェルターがあるという噂があった。あながちウソではないと思う。
金網に囲まれた古堅小学校の教育環境は最低である。古堅小学校に通わせるということは子供の人権を蹂躙しているに等しい。

楚辺の生徒は長い坂を上り、トリイ通信基地の前を通って古堅小学校に通っている。通学負担の軽減や生徒の教育環境を真剣に考えるなら、古堅諸学校をふたつに分けたほうがいい。ひとつは楚辺と都屋を一緒にした小学校をつくり、楚辺の生徒がトリイ通信基地を通らないようにするべきだ。もうひとつは金網から離れた字大木の中央あたりにつくるべきである。そして、伊良皆の生徒を喜納小学校から古堅小学に通学させればいい。
楚辺から古堅小学校は遠いし米軍基地前を通る。だから都屋と一緒の小学校がいい。喜納小学校は伊良皆から遠いから新しい古堅小学校をつくって通わしたほうがいい。

小学生の劣悪な環境を改善しないくせに、「人材をもって資源となす教育方針にはいい環境が必要。よそから(環境)を崩されるのは最悪だ」とよくも言えたものだ。

「読谷の怒りゼロ回答」という見出しであるが、読谷の嘘の怒りにゼロ回答は当然である。
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