どうしようもない鳩山氏のボンボン性格




「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹介
翁長市長が
「米軍基地が返還されたほうが経済が発展する」を根拠にしているのが
県議会事務局が発表した
「米軍基地全面返還したら9155億5千万円の経済効果がある」だ。
それは真っ赤な嘘。効果はゼロだ。
私は「沖縄に内なる民主主義はあるか」
で誰でもわかりやすいように説明し、
ブログに掲載した。
米軍基地全面返還したら9155億5000万円の経済効果は真っ赤な嘘

県議会事務局の嘘が蔓延している。
自民党までもが信じるとは・・・・。

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ブログ 
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おお、「沖縄に・・・」が5位から4位になった。
「かみつくⅡ」を出版するまで頑張ってくれ。
印刷に回した。もう少しだ。
「かみつく」は10位転落したままだ。

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どうしようもない鳩山氏のボンボン性格


鳩山由紀夫元首相は20日、宜野湾市内で講演し、米軍普天間飛行場の県外国外移設を模索した経緯を説明した。

母親からの莫大な寄付があったから鳩山氏は首相になれたといっても過言ではない。鳩山氏は金で首相になったのだ。
議院内閣制だったから金持ちのボンボンでも首相になれたということである。首相公選なら鳩山氏が首相になることはあり得ない。田中真紀子が大臣なれたのも議院内閣制だったからである。首相公選だったら田中真紀子が大臣になることはなかっただろう。

鳩山氏は日本政府の対米依存体質を指摘し
「在日米軍基地の見直し、中国との関係改善の二つは、日本が踏んではならない米国の虎の尾だ。その両方を私は踏んでしまった」などと発言している。自分が米国に屈しない自立心の強い政治家とでも言いたいのだろうか。

「在日米軍基地の見直し」は橋本元首相が「嘉手納飛行場以南の軍事基地撤去」「普天間飛行場の辺野古沖移設」という大胆な見直しを成功させている。
鳩山氏は勘違いしている。鳩山氏は「在日米軍基地の見直し」をやろうとしたつもりなのだろうが、普天間飛行場を辺野古移設から県外移設に変更するのは「在日米軍基地の見直し」ではない。「移設先の見直し」である。

橋本元首相が実現した嘉手納飛行場以南の米軍基地撤去、普天間飛行場県内移設は「「在日米軍基地の見直し」である。

講演後の記者会見で、鳩山氏は首相時代に移設先40カ所を探したとされる内実を、
「平野博文官房長官の段階でどんどん落とされ(移設先との)交渉までいっていないのがほとんどだ」
と話している。鳩山氏が普通の政治家であるなら、この時点で「県外移設」が非常に困難であることを察知することができたはずである。困難であることを知った上で、「県外移設」を目指すなら平野官房長官に任すのではなく、自分が動くべきである。
自分で動けば、「県外移設」ができないことを思い知らされたはずである。

海兵隊ヘリを搭載する高速輸送船を複数購入し、米海兵隊が各国にローテーション展開することで、実質的な海外移設を実現する案を検討していたことも明かした。2009年に日米防衛首脳会談に臨む北沢俊美防衛相に託したが、ゲーツ米国防長官には「伝達すらされなかった」という。(沖縄タイムス)

こんなド素人のアイデアをゲーツ米国防長官に伝えないのは当然である。このアイデアと同じ内容を「誤解だらけの沖縄・米軍基地」で屋良朝博氏が提案している。
このアイデアには決定的な欠点がある。海兵隊は高速輸送船に乗って移動するから沖縄に駐留しなくてもいいが、だからといって普天間飛行場を閉鎖することには繋がらない。

普天間飛行場にはヘリコプター部隊や大型輸送機部隊などの常駐組がいる。常駐組は移動するアジアの国々を移動する海兵隊とは違う部隊であり、普天間飛行場を拠点に行動している。常駐組は自然災害、米軍の事故が発生した時にいつでも飛び立てるようにしている。普天間飛行場のオスプレイはフィリピン、タイに出かけて訓練もしている。オスプレイの活動もアジアの国々を移動する海兵隊とは違う部隊である。
だから、高速輸送船を使ったローテーションを組んでも普天間飛行場を閉鎖する理由にはならない。それに高速輸送船を使ったローテーションは沖縄を拠点にした活動に比べて効率が悪い。
こんなド素人のアイデアをアメリカ側に伝えたら恥をかくのは目に見えている。北沢俊美防衛相がアメリカ側に伝えないのは当然である。
今でもこの事実を記者に話す鳩山氏は政治家として全然成長していない。

首相を体験していながらも政治家として全然成長していないことを示すものが、
「オバマ大統領と一対一で会っていれば展開が変わったかもしれない」
という発言である。

鳩山氏は、なんの前交渉もなく日本の首相とアメリカの大統領が一対一で会談できると思っている。首相体験者でありながらとんでもない勘違いをしている。国の首脳同士が会談する時には、その前に事務レベルでの交渉と高官同士の交渉があり、前交渉で合意しているのである。そうでなければ難しい国と国の合意がわずか一時間たらずの会談で実現するはずがない。
鳩山氏が首相として、普天間飛行場についてオバマ大統領と会談する場合は、鳩山氏の主張をアメリカ側に伝え、事務レベルでアメリカ側が合意していなければオバマ大統領と会談することはできなかった。

ところが鳩山氏は裏交渉を全然やらないで、オバマ大統領と直接あって説得するというのである。オバマ大統領が普天間飛行場問題について詳しく知っているはずがない。詳しくどころか全然知らないはずである。
それなのに鳩山氏はオバマ大統領を直接説得しようというのだ。普天間飛行場の移設問題は沖縄の総領事、駐日大使、そして日本担当の高官レベルで解決する問題である。それに普天間飛行場を辺野古に移設することは日米で合意している。もし、県外移設をしたいのなら、辺野古移設を白紙にして、どこに移転するかを日本側がアメリカ側に提示しなければならない。
ところが「県外移設場所」を見つけるのに難航し、まだ見つける目途もなかった。鳩山首相は「県外移設場所」を提示することもできないのにオバマ大統領と一対一で話せば、普天間飛行場の「県外移設」を承知させることができると首相時代も思っていて、今でも思っているのである。驚くべき政治音痴である。

首脳同士が会談をする時は、必ず前もって事務レベルで交渉があり、次に政府高官の最終的な交渉がある。そのような交渉なしに首脳同士の会談で政治的な合意をするということはない。
鳩山氏は首相経験者でありながら国と国の政治交渉の基本を今も知らないのである。

「2009年11月の東京での首脳会談以来、会談できなかった。今思えば(官僚側が)機会をつくらさなかったかもしれない」

鳩山氏の大いなる勘違いである。会談できる機会をつくらさなかったのではなく、つくれなかったのである。

大金持ちのおぼっちゃまであった鳩山氏はなに不自由なく育った。ほしいものはなんでも手に入った。政治の世界では、鳩山氏のお金がほしい政治家が群がり、お金ほしさに鳩山氏の主張は「ごもっともです」とすべて受け入れ、誰も反論する者はいなかった。鳩山氏はお金の力で民主党の党首になったのだ。そして、お金の力で首相になった。

そんな鳩山氏だから首相を独裁者と勘違いし、自分が望めば配下の者たちが実現するのが当たり前だと考える。普天間飛行場を「県外移設」しなさいと命令したら配下の者が動き回って実現するのが当たり前だと思い込んでいる。
そう考えているから、「県外移設」が実現しなかったのは配下の閣僚や官僚がまじめに取り組まなかったからだと思い込んでいる。常識ある政治家なら「県外移設」が不可能であることを誰でも知っている。だから、政権を握った瞬間に鳩山氏以外は誰も「県外移設」を口にしなくなった。

ところがである。首相が「県外移設」を命じれば「県外移設」が実現すると現実離れした人間鳩山氏だけが堂々と「最低でも県外移設」と言ったのである。

「県外移設」を発言する前に、「県外移設」が可能かどうかを軍事専門家や自衛隊幹部、そして官僚や民間の専門家に聞くべきである。ところが鳩山氏は聞いていない。それはなぜか、超破格の大金持ちのおぼっちゃんは自分が命ずれば実現するのが当たり前だと思っていたからだ。

民主主義国家の首相は独裁者ではない。民主主義国家は首相が望む事を子分たちが懸命になって実現する社会ではない。現実に合わせて政治をやっていくのが民主主義社会だ。
ぼっちゃん育ちで過保護に育ってきた鳩山氏は首相を独裁者と勘違いしている。
どうしようもない人である。
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