ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

何時でも何処でも軽く目を閉じて胎息でいることが多くなりました、

2018-10-23 00:02:46 | 胎息

私は座禅を始めた当初は、深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐く呼吸を行い、またイメージで吐く息を体の中へ、吐き入れておりました。 吐く息音が自分自身でもよく聴こえるように。

級友のもう少し静かにしろよと云う言葉をキッカケに、今度は一転して出来るだけ静かに、殆んど息をしているかどうか分からない感覚で、呼吸を行うようになりました。

座禅を始めた初日に、頭のてっぺんにある百会が活性化して、電子の輪の帽子を被った状態になり、そのことが結果的に毎晩、半身浴で入浴後に1時間部屋を真っ暗にして、座禅を行うようになりました。

疲れて眠くなるような時は無理をせず、さっさと寝てしまい、翌朝、早く起きて同じように1時間長く吐く呼吸を行いながら、座禅を行いました。 毎回、体に何時も微妙な変化があり、そのことも毎晩行うことにもつながったように感じます。

出来るだけ長く吐く呼吸をおこなっていると、1時間はあっという間に過ぎて行き、無理することなく毎日、座禅を続けることが出来ました。

座禅を始めて1ヶ月半経った時に、自発動を伴いながら下腹の臍下丹田が、心臓のように動き始めたのです。 その後、胎息と云う言葉に出会い、その意味を推量する中で、当時、殆んど息をしているかどうか分からないぐらいなら、呼吸になっておりましたので、胎息とは肺呼吸を伴わない気の呼吸ではないかと感じ、思い切って息を止めてみたのです。

結果的に、それを機会に胎息で座禅を行うようになりました。 長く吐く呼吸で座禅を行なったり、胎息で行なったりするようになったのです。

現在は軽く目を閉じて胎息で頭部周辺の気の動きを楽しみながら、過ごすことが多くなりました。