ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

普通に呼吸が出来れば胡座を組んでの1時間の長く吐く呼吸を行って楽しんでみる

2017-06-20 07:16:37 | 逆腹式呼吸

1時間も胡座を組んでいれば、誰でも足は痺れてきます。 慣れるに従い、足の痺れは感じなくなります。 

私たちは生来、呼吸を意識することはありませんでした。 私も大学の級友から、多摩センターで新しく開かれると云う静功の会の呼びかけを受けるまでは、そうでした。

清水の舞台から飛び降りる気持ちで参加してから、指導者の方の話を聞きながらも、自分で考えて独自に、深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐く呼吸を行い始めました。

禅宗の結跏趺坐と云う胡座ではなく、普通の胡座で座り、上半身は肩の力を抜いてリラックスし、頭のてっぺんから引っ張られているように維持し、お尻全体でたいじゅうをうけとめ、両膝はあくまで転倒しないように床に接地するだけで良いのです

普通呼吸ができる方であれば、口を閉じ鼻だけで呼吸し、はじめに大きく息を吸ってから、出来るだけ長くゆっくりと吐きます。 出来るだけ長く吐くことを意識します。

出来るだけ長く吐きながらも、無理をしながらも、あくまで自然の流れを大切にするように心がけるようにして、長く吐くようにします。

目には見えないながらも、体に微妙な変化をもたらし、その意味を長く吐く呼吸を行いながら、考えてみます。 今まで見えていなかったものが、見えて来ると思われす。