昨日は多摩南部地域病院の外科の古川健司先生の定期健診がありました。 S状結腸にある憩室の一つが炎症を起こし、近接する膀胱に孔を開けて瘻孔(ろうこう)を作ってしまったのです。
雑菌の巣窟の腸から無菌状態の膀胱に、雑菌が流れ込んでしまったために、前立腺炎と云う症状をもたらし、小水が出なくなると云うことから判明しました。
人間の体は不思議なもので、腸から雑菌が膀胱に流れ込んで来ても、対応出来るようになって来ています。 時には雑菌を殺菌して小水として、排出したりしているように感じることがあります。 小水の匂いが殺菌された時のような時があるからです。
事務所の引越しを境に、一時期ウオシュレットを使わないで排便した時があり、それ以来、瘻孔の菅径が少し拡がったようで、今まで大きな形のものが小水と一緒に流れては来なかったのが、一変したのです。
古川先生は、外科部長から栄養学の勉強をしなさいと云われるまでは、ごく一般的な先生であったようですが、あちらこちらに顔を出す内に、医学的治療の他に、毎日摂取する食事の中身が非常に大切であると気づかれ、本を出版されました。
ケトン食がガンを消す と云う本です。
ガンのステージIVの患者さんを、医学的治療を行いながら、ケトン食を併用しながら治癒されて来ております。 そのひとつの成果として、ひとりでも良いから多くの方々に、その実態を知ってもらいたいと、出版されたのです。
その先生から、ステージIVのガンを癒すのよりは、瘻孔を治すほうが100倍易しいのですよと云われました。 先生は病院の帰りにスーパーに寄って、ケトン食の食材を買い、自ら色々と試しては皆んなの参考になるレシピを作っていると云うのです。
遅まきながら私自身も、取り敢えず瘻孔をを癒すことに、専念することに決めました。
古川健司先生は、大好きな先生です。 定期健診で、お話をすることが楽しみなのです。