1時間も胡座を組んでいれば、誰でも足は痺れてきます。 慣れるに従い、足の痺れは感じなくなります。
私たちは生来、呼吸を意識することはありませんでした。 私も大学の級友から、多摩センターで新しく開かれると云う静功の会の呼びかけを受けるまでは、そうでした。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで参加してから、指導者の方の話を聞きながらも、自分で考えて独自に、深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐く呼吸を行い始めました。
禅宗の結跏趺坐と云う胡座ではなく、普通の胡座で座り、上半身は肩の力を抜いてリラックスし、頭のてっぺんから引っ張られているように維持し、お尻全体でたいじゅうをうけとめ、両膝はあくまで転倒しないように床に接地するだけで良いのです
普通呼吸ができる方であれば、口を閉じ鼻だけで呼吸し、はじめに大きく息を吸ってから、出来るだけ長くゆっくりと吐きます。 出来るだけ長く吐くことを意識します。
出来るだけ長く吐きながらも、無理をしながらも、あくまで自然の流れを大切にするように心がけるようにして、長く吐くようにします。
目には見えないながらも、体に微妙な変化をもたらし、その意味を長く吐く呼吸を行いながら、考えてみます。 今まで見えていなかったものが、見えて来ると思われす。
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