ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

冠動脈の風船治療を行いましたが

2017-06-17 16:55:42 | 

昨日は朝の9時から、造影剤による治療室に入って、冠動脈の詰まりを軽減するための風船治療を行いました。 昨年、一度、造影剤によるよる検査を行い、かなり主要な3本の冠動脈の一つが、詰まっていることが分かりました。

然しながら詰まっていても自覚症状がないため、コレステロールを少なくする薬と血圧を下げる薬のみの服用をおこなっておりました。 血液のサラサラになる薬は、憩室炎の関係で下血してしまうので、2つだけの服用でした。

残念なことに、長く吐く呼吸を伴う座禅を再開したところ、冠動脈が詰まっているのを感じるようになってしまったのです。

外科の古川健司先生の定期健診の折に、相談して循環器内科の予約を入れてもらいました。 取りあえずステントは入れずに、風船治療のみの対処となりました。

事前のビデオ映像を観て、風船治療はそれ程、大変な治療ではないと思っておりましたが、先ず造影剤による検査を行って、詰まりの状態を改めて確認し、次に風船治療が始まりました。

カテーテルの先に風船をとりつけ、所定の位置で膨らませ、血管に付着したコレステロールやプラグを、圧力をかけて凹ませ、血管を拡げます。

風船の中心部にコレステロール等があれば、スムーズに拡げられるのですが。私の場合は風船が滑って、なかなか拡げることが出来ずに、10回チャレンジして2回の成功で、無事、冠動脈を拡げることが出来ました。

一時的に風船が冠動脈の血液の流れを止めるため、息苦しさを感じました.上手く風船が拡げられた場合は、30秒ほど、そのままの状態を維持して、拡げられた状態を固定します。

手術室の入室から退出まで1時間45分でした。 冠動脈の治療よりも小水が出るのを我慢出来ずに、尿瓶を当ててもらって出しました。 昨日の術後は、病室にて安静し、朝方になって点滴等の治療から開放され、明日の朝の退院となりました。