昨日は久しぶりで、深夜の1時間の座禅を、胎息で楽しみました。 いつも夜は早くに寝ますので、深夜に起きてお風呂に入り、半身浴を行ってから座禅を行います。
出来るだけ息を長く吐く呼吸を行うようにしておりますが、時として何となく胎息(肺呼吸を伴わない気の呼吸)を、ごく自然に行なったりするのです。
部屋は真っ暗にしておりますので、目を半眼にするとかの話は、一切関係ありません。 下腹の臍下丹田から発した気が、股下の会陰から臍下丹田の裏側の尾りょう関を通り、背中の侠脊関(きょうせきかん)を通り、頭の後頭部にある玉沈関を一気に駆け上がり、頭のてっぺんにある百会を通り、目の中心部の奥にある上丹田に入り込み、口の中の上あごから舌を通してからだの前部に流れていきます。 胸の中心部にある中丹田を通り、下腹の臍下丹田に戻っていきます。
特に、脳は微細な神経の腺がありますので、気の流れに沿ってある神経の腺を刺激しますので、座禅を行っていても、眠くなることもありません。 顔の皮膚の裏側にも気は流れていきますので、微妙な気の流れを感じながらの座禅になります。
胎息は息をしませんが、気の呼吸は感じます。 そんな気の流れを楽しみながら、深夜の静かな座禅を楽しむのです。