閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

江戸東京たてもの園 10

2018-03-21 10:00:20 | 公園

蝋梅と天明家

上野消防署望楼横に蝋梅が咲いていた。

「ソシンロウバイ」と云う種類のようだ。

蝋梅を見ながら少し行くと天明家がある。

入り口に「耐震補強準備のため内部の見学を中止する」旨の立看が立っていた。

外部だけでもと思い中に入る

入り口の長屋門。左横の入り口から入る。

長屋門の左側から突き出るように立っている塀に木戸と云うか、出入り口がある。

多分、普段は長屋門が閉めてあり、この横の出入口を使っていたのではないかと思われる。

「天明家は小金井市指定有形文化財になっている。天明家は代々鵜木村で村役人の年寄役を務めたと伝えられる旧家である。約一万平方米の広大な敷地内にあった庭園を含む主家と長屋門それに飼葉小屋である。農作業などに使用された主家前の広い庭などから農家として高い格がうかがえる」と案内板に記されていた。

建築は江戸時代後期とのことだ。

木戸をくぐると、使用目的は分からないが、四方に仏像を彫った四角い石が置いてあった。

主家の正面に出る。

藁ぶき屋根のどっしりとした建物だ。

正面の障子が開けてあった。

何の部屋か説明が無いので分からない。

主家の右横から写す。

屋根などは、重厚且つ重量感あふれる造りだ。

長屋門を主家側から見た所。

長屋門から見ても当時の格式の高さが窺われる。

内部が見られなかったのが残念だったが、外観だけでも豪農で村役人の年寄役を務めた権勢を垣間見る事が出来る。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする