熊野神社祭礼・神輿の火渡り
キーミッション80のテスト撮影で紹介した熊野神社祭礼を続編としてアップする。
熊野神社ではこの数年、毎年「神輿の火渡り」と云う行事を行っている。
夜、熊野神社熊野神社境内で、火が付いた藁の上を神輿が通るというものだ。
よくある火渡りの行事に山伏の修行の一つである火渡りの行事がある。
これを神輿に変えたものだ。
本殿前の広場に藁が二列に置かれている。
この行事は始まった頃はこの藁が敷いてある距離が10m位あったが、
今年は5m位しかなかった。
何故短くなったのかは分からないが多分防災の関係だろうと思う。
夜、7時ころ神輿が神社に戻ってきた。
その頃を見計らって藁に火が付けられる。
そこに神輿が現れ、火の上を渡って行くのだが、そのクライマックスを見ようと大勢の観客がいる。
自分もその一人。
ところが、肝心のクライマックスの時には火の回りを祭り関係者が取り囲んでしまって、火渡りの瞬間が全く見られなかった。
第一回の時には、関係者の立ち入りもなく最初から最後まで確りと見えた。
この祭りは関係者だけのものなのだろうか、それならば、火渡りの行事があると大々的に報じたポスターの意味がないのでは無いかと少々腹が立った。
関係者の祭りの意図が聞きたいものだ。
少々後味の悪い祭りだった。
写真は、動画から静止画を起こしたもの。