閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

熊野神社祭礼・神輿の火渡り

2017-09-14 09:12:14 | 

熊野神社祭礼・神輿の火渡り

キーミッション80のテスト撮影で紹介した熊野神社祭礼を続編としてアップする。

熊野神社ではこの数年、毎年「神輿の火渡り」と云う行事を行っている。

夜、熊野神社熊野神社境内で、火が付いた藁の上を神輿が通るというものだ。

よくある火渡りの行事に山伏の修行の一つである火渡りの行事がある。

これを神輿に変えたものだ。

本殿前の広場に藁が二列に置かれている。

この行事は始まった頃はこの藁が敷いてある距離が10m位あったが、

今年は5m位しかなかった。

何故短くなったのかは分からないが多分防災の関係だろうと思う。

夜、7時ころ神輿が神社に戻ってきた。

その頃を見計らって藁に火が付けられる。

そこに神輿が現れ、火の上を渡って行くのだが、そのクライマックスを見ようと大勢の観客がいる。

自分もその一人。

ところが、肝心のクライマックスの時には火の回りを祭り関係者が取り囲んでしまって、火渡りの瞬間が全く見られなかった。

第一回の時には、関係者の立ち入りもなく最初から最後まで確りと見えた。

この祭りは関係者だけのものなのだろうか、それならば、火渡りの行事があると大々的に報じたポスターの意味がないのでは無いかと少々腹が立った。

関係者の祭りの意図が聞きたいものだ。

少々後味の悪い祭りだった。

写真は、動画から静止画を起こしたもの。

 

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どんど焼き

2017-01-16 10:58:56 | 

熊野神社どんど焼き

1月15日氏神様の熊野神社で恒例のどんど焼きが行われた。

この日は、この冬もっとも冷え込んだ寒い一日になった。

怪しげな雲に覆われた空。

正月飾りを焼却してもらうために出掛ける。

縁起物の団子を求める人の長い列が神社の外まで続いていた。

午後1時、神主さんの祝詞が始まり、どんど焼きの行事が始まる。

正月飾りの山に火が点けられ、どんど焼きが始まった。

長い竹の棒の先に付けられた団子を火にかざす。

火勢が強く熱い。

遠く離れても顔が熱さでじりじりする感じで及び腰になる人もいる。

  

団子はあらかじめ焼いてあるのでただ火にあぶるだけで食することが出来る。

 

団子を竹の棒から取り外してもらい、甘たれを付けて持ち帰ったり、その場で食したりする。

団子を食することで、無病息災が叶えられると云われている。

大勢の善男善女で賑わった午後だった。

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吉祥寺祭り 4

2016-09-17 09:49:34 | 

ハモニカ横丁

帰りにハモニカ横丁に寄った。

ハモニカ横丁は終戦後に吉祥寺駅北口前の空き地にバラック建ての闇市が出来たのが始まりだ。

この空地は戦時中に駅周辺の住宅、その他の建物が強制的に撤去されたために出来た空き地だ。

南口駅前も同様だった。

終戦後元々そこに住んでいた人達は亡くなったり、疎開先から戻って来なかったりで、空き地になっていた。

そこに半ば不法占拠と云った形で土地を奪い合い、小さな店が乱立した。

これらの店には闇物資や不法調達した食料などが売られたために、闇市と言われるようになった。

それがいつの間にか居住権を獲得、現在のような形になった。

荻窪駅北口前にも同じような形の闇市があったのだがあまり話題にならなかった。

現在はその面影を残した商店街になっている。

戦後のどさくさに紛れて出来上がった闇市が、現在ではハモニカ横丁と呼ばれ人気の的になっているのは戦後を知るものとしては感慨無量だ。

 

細い路地の両側には2~4坪位の小さな店が並ぶ。

オープンな感じの飲み屋が結構多い。

結構大きな酒場もあり、流しの歌手が歌う歌に手拍子をする祭り半纏の人もいた。

店の広さ2~3坪の飲み屋、カウンターのみで、5~6人が座れば満席になる店もある。

こんなすごい魚屋もある。

路地の片側にずらりと魚を並べ店のおじさんが声を涸らして客を呼び込んでいた。

一杯飲み屋を始め、飲食店、衣料品店などが狭い路地に向かい合って並んでいる。

ちなみにこのハモニカ横丁の呼び名は、吉祥寺に住んでいた亀井勝一郎が、100軒ほどの小さな店が立ち並ぶさまを、楽器のハーモニカの吹き口に例えたことから由来していると云われている

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吉祥寺秋祭り 3

2016-09-16 09:24:41 | 

お寺の思い出

JR中央線には高円寺、吉祥寺、国分寺と寺の名が付く駅があるが、吉祥寺だけが同じ名の付くお寺が無い。

何故なのか?簡単に言うと、吉祥寺と云うお寺は紆余曲折があり、元々今の水道橋近くにあった。

1657年に明暦の大火(振袖火事)で類焼、本駒込に移築された。

寺は本駒込に移ったが焼け出された門前町の人たちは住む所が無くなり、寺町を離れ、現在の武蔵野市に移り住んだ。

以前住んでいた吉祥寺門前町が忘れられずこの武蔵野の地を吉祥寺と名付けた。

そのために吉祥寺と云う寺は存在しないと云われている。

月窓禅寺。

子供の頃は木造の質素な門構えの寺だったが、今はこのような立派な門構えになっている。

 

月窓禅寺の丁度後ろ側に当たる所、井の頭通りに面して蓮乗寺がある。

この寺の門構えは昔と変わらず質素なものだ。

本堂前に大銀杏の木がある。

私が小学校5年生頃(1941年)には、お菓子屋さんや駄菓子屋さんから菓子の類が消えかけていた。

秋になると学校帰りに遠回りをして、この蓮乗寺の銀杏になる銀杏の実を拾いに寄ったものだ。

学帽の中にあの匂いが強烈な実を入れて家に持ち帰り、中身を取り出して干し、後日それを炒っておやつ代わりにしたものだ。

この蓮乗寺と月窓禅寺は毎月4の付く日と8の付く日が縁日で、朝から夜10時頃まで屋台が出て賑わった。

例によってこの日は母にねだって小使いをせびったものだ。

確か月窓禅寺が4の付く日で、蓮乗寺が8の付く日だったと記憶している。

八幡神社近くに安養寺と云う寺があり、蓮乗寺、月窓禅寺の3寺が吉祥寺駅を中心に南北に広大な土地を所有していると言われていた。

私の友人宅の土地も月窓禅寺からの借地だった。

八幡様と、この3寺は子供の頃の遊び場だった。

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吉祥寺秋祭り 1

2016-09-14 09:44:57 | 

第44回吉祥寺秋祭り

9月11.12日に第44回吉祥寺秋祭りが開催された。

吉祥寺は、私が5歳(1936年)から27歳(1958年)までを過した故郷でもある。

戦前戦後の吉祥寺を知る数少ない生き残りだと思っている。

11日に、ただ一人残った幼馴染の友人を訪ねながら久し振りに吉祥寺に出かけた。

サンロードには、秋祭りの垂れ幕が下げられ、祭りの雰囲気を盛り上げていた。

平和通では、太鼓が打ち鳴らされ、いやがうえにも祭りの気分が盛り上がり、観客を祭り気分に誘い込んでいた。

午後の3時頃にはこの平和通りに各町会の神輿が勢ぞろいすると云う事だった。

2時過ぎに一基の神輿が平和通に入ってきた。

最近は何処の祭りの神輿でも、担ぎ手に女性の姿が目立つようになった。

女性の中には結構なお歳な人もいて女性の活力の凄さを見せつけられる思いだった。

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熊野神社祭礼 4

2015-09-10 10:07:16 | 

神輿巡幸

ソニー α6000  24~70ミリ   動画より

神輿を担ぐ人の法被の柄や文字が色々ある。

地元は確か恋の文字の筈だが・・・・・・・

神輿の後ろに付いて歩く人達の法被の絵柄も違う。

これは多分地元の担ぎ手が少なく、神輿の愛好会などから応援に来た人達だと思う。

年々担ぎ手が少なくなって来ているのは確かだ。

大太鼓は地元の子供たちやその父兄たちが引っ張っている。

子供たちにとっては楽しいお祭りなのだ。

大太鼓の後に神輿が続く。

大太鼓を引きながら太鼓を叩く。

腹の底までズン~と響く太鼓の音は豪快そのものだ。

 

子供も大人と一緒に太鼓を叩く。

叩き終えた後に満足げににっこり笑う笑顔が印象的だった。

女性の担ぎ手も健闘。

男性に交じって盛んに掛け声をあげていた。

町内を廻りきらない内に、午後4時ごろから雨が降り出したので、夜の火渡りを楽しみに早々に引き揚げた。

夜6時頃より火渡りの行事が行われると云うので、雨が降る中再び熊野神社に行く。

結構強く降っていたので、主催者に火渡りは行うのか聞いた。

雨のため時間は遅れてはいるが多分行う筈、と云う返事だったが、雨の中では撮影は困難と思い火渡り行事の撮影は断念して神社を後にした。

その夜果たして火渡りの行事が行われたかどうかは情報が無く不明。

火渡り行事を撮影したかったが残念だった。

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熊野神社祭礼 3

2015-09-09 10:20:44 | 

宮出し

ソニー α6000 24~70ミリ  動画より

午後一時に宮出しと云う事で行ったみた。

神輿は神社前に引き出され、神輿に担ぎ棒?と云うのか神輿を担ぐための丸太を取り付けている所だった。

麻縄で神輿に縛り付けているのだが相当の力がいるようだ。

取り付ける担ぎ棒?はここでは丸太のようだが、四角い角材を用いるところが多いように思う。丸太の方が肩にかかる負担が少ないのかも知れない。

神輿の準備が出来るのを待つ担ぎ手の人たち。

神輿の準備は整った。

いよいよ宮出しだ。

ここの神輿はちょっと様子が違う。

普通、神輿の上に人は乗らないものだが、ここでは二人の人が神輿の上に乗る。

神輿に乗った人は神輿の横に取り付けられている鉦を叩きチンチンと鳴らして担ぎ手の拍子を取るのだ。

鉦 の音と「ソイヤ」の掛け声とともに神輿は神社前を出発した。

これから町内を一周して神社に戻り、宮入りする。

その後近在でも珍しい神輿の火渡りの行事が行われることになっている。

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熊野神社祭礼 2

2015-09-08 09:24:45 | 

演芸会

フジフイルム  X30  f2  シャッターオート

境内の舞台では演芸会が催されていた。

地域の有志や親睦グループ、民謡クラブ、カラオケクラブ等の人たちが出演している。

客席の椅子は観客でほぼ埋まっていた。

民謡クラブ。

三味線の合奏に合わせて民謡を披露する方々が次々と出演。

自慢ののどを披露していた。

本殿脇の神輿蔵が開放され、大太鼓に神輿が披露されていた。

大太鼓は数年前に新調されたもので、その大きさは近在の太鼓より大きいものらしい。

神輿はやや小ぶりだがその作りは美しい。

この太鼓と神輿は翌日6日午後一時に宮出し、6時間ほどかけて町内を回り夕方7時頃に宮入りする。

6時頃からにわかに雨が降り出し、傘を持たなかったのでそうそうに引き上げることにし、熊野神社を後にした。

その演芸会はどうなったのだろうか・・・・・・

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熊野神社祭礼 1

2015-09-07 09:06:03 | 

鎮守様の秋祭り

9月5日~6日の二日間、私の街の鎮守様熊野神社の秋祭りが行われた。

5日の日は昼間は曇ってはいたが雨にはならなかった。

しかし夜に入って雨が降ってきた。

フジフイルム X30  f2  シャッター オート

夜、境内で演芸会があると聞き、見てみようと夕方6時頃に熊野神社にお参りに行った。

いなせな法被姿のお兄さんお姉さんが境内に向かっていた。

この姿を見るとお祭り気分が盛り上がる。

お祭り協賛商店や企業の奉納提灯がずらりと並んでいた。

社殿にはお祭り行燈や熊野神社の提灯が下げられ、華やかな感じだ。

社殿の前にはお参りをする人たちの列が続いていた。

 

当然のことながら境内には露店商が並び色々な食べ物を提供していた。

子供のためのボールすくいなども出ていた。

お祭りの楽しみの一つは、好きな食べ物を食べながらお祭り気分にしたることだろう。

子供の頃、親に小使いをねだり、如何に多くの小使いをせしめるかに腐心したものだ。

私の子供の時代は普段の小使いは10銭貰えれば御の字で、2~3銭貰えるのがせいいぱいだった。

お祭りの日には何とか拝み奉り50銭貰うのが最高の喜びだった。

貰った50銭を握りしめ喜び勇んで祭りに行ったものだ。

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羽衣ねぶた祭り 6

2015-08-29 09:15:10 | 

ねぶたの後ろ姿

雨のために引き回されたねぶたは3基しかなかった。

その後ろ姿はそれぞれ特徴がある。

浮世絵風の絵を真ん中に置いて、左右に天女風の絵を描いたもの、ボタンの花のような花の中に天女風の絵を描いたもの、七福神を描いたものとそれぞれが趣向を凝らしている。

雨にたたられたねぶた祭りだったが、それなりに楽しむことが出来た。

ただ撮影意欲の減退で、突っ込んだ撮影が出来なかったのが残念だ。

会場は写真撮影には不向きな暗い街並で、フラッシュが無いと綺麗な写真が撮れないような状況だった。

自然な感じを出したかったので、フラッシュ無しで撮影する。

しかし、あまりにも明暗の差が大きく、ねぶたはきれいに写るが周りの風景は暗くなってしまう。

何とか露出のコントロールでカバーしようとしたがあまり上手く行かなかった。

ブログにアップした写真はパソコンで明暗差を調節したものを使用した。

そのために、暗部は多少出たがねぶたそのものは明るくなり過ぎ、綺麗な色が白っぽく飛んでしまった。

実際に撮影したものは色彩に関してはもっと美しいものだ。

撮影に関してはねぶた主体か、会場全体の雰囲気主体なのかを決めて、フラッシュの使用、不使用を決めると良いと思う。

フラッシュ使用はどうしても不自然な感じになる。

どうしても主役になるものをはっきりさせたい場合には、フラッシュを使用するのもやむを得ない事だと思うが、出来るだけ自然な雰囲気になるような使い方が望ましい。

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