閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

ぶらり青梅宿 11

2019-03-31 10:12:45 | 観光

青梅赤塚不二夫会館

青梅には昭和幻燈館、赤塚不二夫会館、昭和レトロ商品博物館の三館がある。

残りの2館のうちの一館、青梅赤塚不二夫会館に入る。

 

青梅赤塚不二夫会館入り口上にはまだ映画の看板が掛けられてた。

赤塚不二夫は「天才バカボン」「おそまつ松くん」「ひみつのアッコちゃん」等でお馴染みの漫画作家だ。

「おそ松くん」?のシエーがはやった時期があった。

長男が5歳ころだったろうか、家族の前で「シエー」のポーズをして笑わせていたことが記憶に新しい。

老骨は実は漫画なる物を見た事が無い。

子供の頃何故か父親から漫画を読むことを厳禁されていた。

当時の漫画は、「のらくろ一等兵」とか「冒険ダン吉」「タンク・タンクロー」などが人気漫画だった。

父親に見つからないように隠れて読んだものだが、成人するにしたがって、漫画を読む事は全くなくなってしまった。

従って近代の漫画事情については恥ずかしながら全く無知なのだ。「天才バカモン」と「おそ松くん」の区別さえつかないのだ。(笑)

そんな老骨が見たこの会館は、初めて見る漫画の世界に唖然とするばかりだった。

 

この館内は撮影禁止の所が多かった。

撮影禁止の部屋の展示物は殆どが原画の展示だった。

その原画の美しいことには感心させられた。

撮影が出来るところは、アップしている写真のような所ばかりだが、興味のある人たちにとっては、面白いのだろうと思う。

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ぶらり青梅宿 11

2019-03-29 10:04:17 | 観光

昭和幻燈館 3

青梅宿幻想として青梅猫町通りなるジオラマ?が作られていた。

猫町の夜景で実に精巧に作られている

映画の看板など実物に近い出来栄えだ。

酒場の看板が「雀」「蜥蜴」「鼠」料理とあり、店名が「ねずみ料理」如何にも猫町らしい。

上から見ると奥行きがあって面白い。

これは普通の民家のようだ。

少女が赤子を負ぶっている様子はが昭和の初め老骨の少年時代を思いおこさせさせる。

長女が妹を背負って遊んだり、買い物に行っていた。

老骨も弟や妹をを背負って近くの公園で遊んだ。

当時は子供が多く、上の者が下の者の面倒を見るのが普通だった。

今は遠い昔の話になってしまった。

青梅キネマなる映画館。

昔の映画館の感じが良く出ている。

老骨の少年時代は映画とは云わず活動写真と云っていた。

母が映画好きで上映映画が変わる度に見ていた。

その母に連れられて映画は良く見た。

その影響かすっかり映画好き人間になってしまった。

このジオラマ?はすべて夜景になっている。

夜景の方が情緒あり見る者を引き付ける。

猫町情緒をたっぷり味わって昭和幻燈館を後にした。

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ぶらり青梅宿 10

2019-03-28 09:43:18 | 観光

昭和幻燈館 2

入館料を払って入った展示室はすべて猫に関する展示物だった。

薄暗い展示室で、展示物のみに照明がされていると云った状況で撮影は結構面倒だった。

色々な猫の置物、皆手作りのようだ。

一番下の写真のようなポスターもあった。

「仁丹」が「猫丹「雪印牛乳」が「猫印牛乳」「太猫ゴム長」「だるま猫」等々色々な商品名をもじった所が面白い。

初詣だろうか、さい銭箱の向こうで手を合わせる猫たち。

お祭りの屋台でのお囃子のようだ。

縁先で憩う宗匠頭巾の人と老人。奥に蓄音機を回す猫がいる憩いのひと時だろう。

昭和の初め頃の様子を連想させる。

子供の頃、毎日が待ちどおしかった紙芝居。

懐かしい場面だ。

映画「東京物語」の一コマに似ている画面だ。

このような絵がずらりと並んでいて、昔の良き時代を懐かしむ事が出来る。

 

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ぶらり青梅宿 9

2019-03-26 09:54:50 | 観光

昭和幻燈館へ

住吉神社を後にして昭和幻燈館に向かう。

昭和幻燈とはいかにも昔の感じがする。

幻燈は現在のスライドの事だ。

老骨にとっては懐かしい言葉だ。

 

昭和幻燈館に行く途中にこんなショーウインドウがあった。

店は美容院のようだった。

猫のポスターが8点ほどかけられていたが、絵は美容院と関係ないような絵ばかりだ。

どんな関係でショーウインドーにこのような絵を掛けているのだろうか。

昭和幻燈館の前に出る。

正面左にはやはり猫の看板。

正面から見ると大きな猫が入り口に立っている。

この猫の後ろと二階の庇の所には大きな映画の看板がかかっていたが撤去されていた。

幻燈館までが猫館に変わってしまったのだろうかと、思いつつ館内に入った。

入り口を入るとすぐ右上に「晩秋」の映画看板がかかっていた。

嬉しかったあ~ 映画看板はまだ生きていると叫びたくなるような感動だった。

狭い室内に6~7点の看板がかかっていた。

「晩秋」「椿三十郎」「七つの顔の男」どれも昔見た映画だ。

原節子、笠智衆、三船敏郎、「片岡千恵蔵」皆故人になったが懐かしい顔ぶれだ。

映画看板に気をとられていたが、館内を見ると往年のスターたちのブロマイドが売られていた。

ブロマイドの他はすべて猫に関する置物や土産品でいっぱいだった。

この部屋の奥に色々な展示物があり、有料になっていた。

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ぶらり青梅宿 8

2019-03-24 09:54:30 | 観光

住吉神社

雪守横丁を後に元の大通りにでる。

住吉神社にも猫を祀った祠があると聞き寄って見る。

住吉神社前。

大鳥居の後ろに二の鳥居、そこから急な石段が続く。

二の鳥居付近には梅が満開だった。

 

二の鳥居の両脇にネコを祀った祠があった。

建物や猫の古びた感じから相当以前から祀られていたのだろうと思われる。

左が「大黒猫」右が「恵比寿猫」と書いてある。

「大黒猫」は小槌を持ち、「恵比寿猫」は鯛を抱えている。

猫の恵比寿大黒は初めて見る。

そこから本殿に向かって長く急な石段を上る。

階段は100段近くあっただろうか。

老骨の足では一気に登ることがっ出来ず、途中小休止、やっと本殿前に出る。

階段上から今登って来たところを見る。

眼下に青梅の街並みを見る事が出来る。

住吉神社は結構高い所にあるようだ。

 

本殿右側には大鳥神社があった。

社はさほど大きなものではないが、その左右にある狛犬は風変わりな表情で相当古い物のようだ。

本殿左側には稲荷神社があり、鳥居の奥には狐の像が立っている。

住吉神社の参拝を終わり、町に戻ることにする。

この神社には男坂と女坂があり、正面の階段が男坂、本殿左横からつづら折りの緩い坂道があり、これが女坂だ。

坂道の途中にはベンチが置かれ、休息する事が出来るようになっていた。

女坂の入り口には屋根付きの門が立っていた。

門を抜けて左に坂を下ると、二の鳥居前に出る。

この道は勾配のなだらかで上りやすい。

老人には有難い道だ。

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ぶらり青梅宿 7

2019-03-22 10:03:40 | 観光

雪守横丁

住吉神社の手前に雪守横丁がある。

その道幅の狭い路地を入る。

路地を入るとすぐ右側に映画の看板があり、小さな文字で「ローマの休日」と書いてあるが、実は間坂屋紙店の宣伝看板だった。

狭い路地を歩く。

路地の右側に板塀が長々と続いている。

そこには何やら絵を描いたものが展示?されていた。

 

近寄って見ると、塀に掛けてある絵は色々なものをもじった猫の絵だった。

映画「ジョーズ」が「ニャウズ」

昔懐かしい「グリコ」「一粒300m「が「いっぴき300m

映画「007」のトップタイトル

このように色々なものを猫に置きかえて表現した絵が板塀に掛けられていた。

名のある画家が描いたものだろうか。

この猫町横丁は映画看板が撤去された後に作られたようだ。

今後ともこのような町作りが進められて行くのだろう。

先行きが楽しみだ。

 

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ぶらり青梅宿 6

2019-03-21 10:19:54 | 観光

再び青梅の町へ

観光案内所で聞いた猫町の次なるところに向かう。

再び街に出ると、商店街に「西ノ猫町」なる幟が街灯の下に掲げられていた。

映画看板を見て歩いた時には気が付かなかったが、気を付けてみると至る所にこの幟が掲げられていた。

次に見たのがこの看板。

映画の題名をもじった所が面白い。

「ローマの休日」が「ニャーマの休日」「男はつらいよ」は「猫はつらいよ」誰が考えたのろう。

こんな看板もあった。

「第三の男」が「第三の猫」

その脇には、猫の像が立っていた。

 

気を付けてみると彼方此方にネコの像が立っている。

見る物の目的が違うと同じ場所を歩いていいても関心の無い物には目が向かないと云う事が分かった。

普段如何に目的なしにぼーっと歩いていることだろうと云う事に気付かされた。

NHKのチコちゃんに叱られそうだ。

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ぶらり青梅宿 5

2019-03-19 10:21:05 | 観光

にゃにゃまがり

連子窓の下にも猫

お隣の家の窓にも招き猫。

厄除けのお札が立てかけてある。

こんな絵が掛けてある家もある。

こんな所にも猫。

路地の一角には猫の置物。

花壇のような、そうでもないような一角にはやはり猫の置物。

この猫は大分年代物のようだ。

こんな可愛い猫。笑顔が愛らしい。

よく見ないと見逃がしそうな年代物の猫。

ブロック塀に掛けられた猫たちも色々。

昭和の初めを思い起こすようなの路地裏の様々な猫たち、この地の人たちの猫への愛情の深さを垣間見る感じがした。

しかし、生きた猫を全く見る事が出来なかった事が残念だった。

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ぶらり青梅宿 4

2019-03-17 09:30:21 | 観光

昭和の猫町(にゃにゃまがり)

映画看板探しを終えて、再び青梅駅の隣にある観光案内書を訪れる。

ここで古くから残る猫の町を案内してもらう。

案内に従って着いた所は何と青梅駅から1分ほどの所。

道幅1.5メートルほどの路地?古ぼけた「昭和の猫町・にゃにゃまがり」の看板が掛かっている。

半信半疑ながら路地に入る。

最初に出会ったのがブロック塀に掛かる二匹の猫。

この屋の主が下げたものだろうか。

二匹の猫には猫の制作者の名前が書いてある。

多分小学生くらいの子供だろうと思う。

ブロック塀を過ぎて少し行くと、木造家屋の脇に矢張り猫が二匹。

招き猫のようだが、猫と云うよりネズミに近い表情がご愛敬。

上の写真の猫の後ろには薄汚れた感じの猫が一匹。

この辺りから古い木造の家屋が立ち並び、昭和の初め頃の路地裏に迷い込んだような錯覚を起こすような風景が出現する。

家屋外壁にずらりと並ぶ猫たち。

「にゃにゃまがり」の文字が見える。

様々な表情の猫たちが並ぶ。

前に立つとすべての猫にジーッと見つめられているようで、いささか薄気味悪い感じだ。

猫の集団に見送られて先へと歩く。

と!格子の連子窓?まさに昭和いやそれ以前の路地裏?そこには猫に関する様々なものが置かれていた。

格子の中から外を見つめる猫。

軒先に吊り下げられた猫。

猫町ポスター?

 

下には招き猫と猫オンパレード。

この一角は本当に古い建物ばかりで、住んでいる人がいるのだろうかと疑問を感じるような場所だ。

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ぶらり青梅宿 3

2019-03-15 09:24:36 | 観光

映画看板探し

映画の看板はすべて撤去されたわけではないようだ。

昔ながらのバス停がある。

木造の待合室があるのが珍しい。

待合室の上にも大分色褪せてはいるが「バス停留所」の映画看板が残されていた。

前にはバスの時刻表が付いたポールが立っている。

実際に運行されているバスがあるようだが、バスを見た事が無い。

待合室の中にもポスたが張られていたが、やはり猫に関するものだった。

バス停の前あたりに昭和レトロ商品博物館がある。

そこには映画の看板が元通りに掛かっていた。

右側に「姿三四郎」左に「七人の侍」

看板を見たときには思わずあった~~と心の中で声を上げた。

七人の侍だ。

その下には「ティファニーで朝食を」の看板。看板には餃子の店の案内が・・・・・

隣には、赤塚不二夫会館が並んでいる。

「第三の男」の看板の隣に「お熱いのがお好き」の看板かと思いきや題名を「お熱いのが苦手」ともじり、マリリン・モンローが、ニャリリン・モンロー、トニー・カーチスがトニー・ニャーティス、ジャック・レモンがニャック・レモンと俳優の名前までもじった猫看板だった。

昔ながらの看板をこの二館で見られたのは嬉しかった。

町中で色々な看板を見かけたが、純粋な映画看板は殆ど撤去され、猫町に舵を切った様子が看板に現れているようだった。

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