御殿場から朝霧高原
山中湖を後にして御殿場から朝霧高原に向かう。
御殿場で「一富士二鷹三茄子」弁当なるものが車内で配られた。弁当の内容にそのような形が盛り込まれているとのことだが、良く分からなかった。
車窓から再び富士の姿が見られるようになった。静岡側の富士だ。山頂には雲が無く、朝霧高原の富士に期待が持てる。
ソニーサイバーショット ＮＸ－９Ｖ ハイビジョン動画より
静岡側の富士はあまりかっこよく無いように思えるが、山肌は荒々しいようだ。
車内でスケッチをする人がいた。なかなか見事な絵だ。写真趣味の人ばかりが乗っていると思いきや、このような画家もいたとは気が付かなかった。
山中湖
ソニー α ＮＥＸ－５Ｎ １８～５５ミリ
待望の山中湖の着いたが、残念ながら冨士には雲が一面にかかり、山容は全く分からない状態だった。 残念無念・・・・・・
ソニー α ＮＥＸ－５Ｎ ５５～２１０ミリ
湖面に光る波頭が美しく、印象的だった。山が駄目なら湖を！と辺りを見回せども写欲をそそる被写体は見当たらない。
下車時間ここも２０分。とにかくその場で被写体を探す。
ソニー α ＮＥＸ－５Ｎ １８～５５ミリ
雲の切れ間より突然日が差し、ドラマチック？な風景が出現した。思はずシャッターをきったが、出来た写真は何か物足りない。
ソニー α ＮＥＸ－５Ｎ １８～５５ミリ
目の前にあった手すりを前面に取り込み、画面重量感と遠近感を付けてみた。何とか写真らしくなった。
山中湖へ
ソニー サイバーショット ＮＸ－９Ｖ ハイビジョン動画より
河口湖から山中湖に向かう。忍野村入り口あたりの林の中には雪が残っていた。
陸に上がった河童ならぬスワンボート。観光シーズンにはまだ程遠いのだろう。
車窓から動画で湖畔を写す。
広々とした湖畔にも雪が残っていた。
数日前に見たＴＶでは山中湖は結氷してワカサギの穴釣りが行われると言っていたが、そのような風景は無い。
遠くにワカサギ釣りの乗り合い船らしきものが見えた。逆光に波がきらめいているのが美しい。
河口湖浅間神社
ソニー サイバーショット ＮＸ－９Ｖ ハイビジョン動画より
社殿には奉納額が架けられていた。右の絵馬は（盲目絵馬）と言われるもので、元禄１０年戸田忠真が奉納したもの。町指定の有形文化財に指定されているとのこと。
境内には「二柱の杉」があり、写真のような立て札が立っていた。
深い杉木立に囲まれた、神社の狛犬も年代を感じさせる。
山門を出てバスに戻る。「あさまじんじゃ」と「せんげんじんじゃ」同じ漢字で書くのだが、何処が違うのだろうか、気になった。
河口湖浅間神社
ソニーサイバーショット ＮＸ－９Ｖ
参道の途中に何やら祠がありお神酒が供えられていた。
ソニーサイバーショット ＮＸ－９Ｖ ハイビジョン動画より
神殿に上がりご祈祷を受けることになった。
ソニーサイバーショット ＮＸ－９Ｖ ハイビジョン動画より
神主さんが現れ、神社の由来に付いての話があった。貞観（じょうがん）6年（８６４年）に富士山の大噴火があり、住民は大災害に見舞われた。甲斐の国司より朝廷に奏上、翌年勅命により、冨士の神、浅間神社をこの地に奉斎され、富士山噴火の鎮祭を行ったと言われている。
よって最近うわさに上る富士山の噴火或いは大地震は、浅間神社がある限り起こらないと真面目な話があった。
河口湖浅間神社
ソニー サイバーショット ＨＸ－９Ｖ
河口湖の短い滞在を終わり、河口湖浅間神社に到着。
ここの呼び名は「河口湖せんげんじんじゃ」と読むのだとばかり思っていたが、なんと「河口湖あさまじんじゃ」と読むのだそうだ。
入り口には左右に石灯篭があり、その奥に大鳥居がある。なにやら由緒のある神社のようだ。
大鳥居の奥には参道が続く。
参道には樹齢数百年と言う杉の大木が続く。この神社に参拝するために滞在は約３５分と長い。
正直な所、こんな場所で時間をとるより富士の見えるところでもっと時間が欲しいと思った。（罰当たりな人・・・笑い）
時間いっぱい
ソニー α ＮＥＸ－５Ｎ １８～５５ミリ
残り時間５分、限られた範囲内での撮影。考えることは殆ど出来ない状況で、とにかく写した。
ソニー α ＮＥＸ－５Ｎ １８～５５ミリ
湖畔にある立ち木を入れた写真を２枚だけ写した。立ち木の入れ方について深く考える暇なく写したが、出来上がりはやはり不満だらけの写真であった。
ソニー α ＮＥＸ－５Ｎ １８～５５ミリ
時間いっぱい帰り際に、湖面を見ると船が一艘走っているのが見えた。最後の一枚、船の位置が少し悪かったが、動きのある写真が撮れた。船はもう少し左手にあったら尚良かった。
大石公園
ソニー α ＮＥＸ－５Ｎ １８～５５ミリ
バスの中で早く河口湖に着かないかとイライラしていたがやっと河口湖畔大石公園に着いた。
これで確りした写真が撮れると思いきや、停車時間は２０分。その間トイレにも行かねばならず撮影時間は正味１４～５分。
この時間では彼方此方動き回ることは不可能、定番のフレームの写真しか撮れない。あせっては見たが如何ともしがたい。
ソニー α ＮＥＸ－５Ｎ ５５～２１０ミリ
この大石公園は６月から７月にかけてラベンダーが咲き乱れる景勝地である。冬は枯れた葦しかない。時間が無いのでとにかく定番のポジション、定番のフレームでとにかく撮影しておく。
ソニー α ＮＥＸ－５Ｎ ５５～２１０ミリ
富士山頂と傘雲をアップで狙う。傘雲の形が少し変ってきていたし、山頂から少し左によっている。時間と見る角度によって違って見えるので、この状態で満足するしかない。
何より露出が難しい。富士の山肌を出すと雲が白く飛んでしまう。雲を確り出すと山肌が黒く潰れてしまう。写真は山肌を出したためやや雲が白飛びしているのが気になる。
自分としてはまあまあ満足の行く写真だと思っている。
ようやく河口湖
ソニーサイバーショット ＨＸ－９Ｖ
ようやく河口湖に入った。傘雲が消えそうになって見える。早く目的地について確りとした写真が撮りたい・・・・・・・・
ソニーサイバーショット ＨＸ－９Ｖ ハイビジョン動画より
河口湖湖畔を走る。車窓からの冨士。河口湖の冨士撮影のポイントの一つ、桟橋のある風景。
昔はこの湖畔には秋になるとコスモスなどが咲き乱れ、桟橋にはヨットが係留される美しい風景のビューポイントであった。
ここで下車して存分に写真を撮りたかったがバスは停車もせず通り過ぎてゆく。
バスツアー
サイバーショット ＨＸー９Ｖ ハイビジョン動画より
２月１０日、久しぶりに富士山が見たくなり、「富士山一周五胡めぐりバスツアー」に参加した。現役の頃は月に３回は富士山の撮影に行ったものだが、リタイヤ後は年に一度くらいになってしまった。
幸いこの日は晴天に恵まれ、富士山が綺麗に見えるのではないかと期待された。
サイバーショット ＨＸ－９Ｖ ハイビジョン動画より
中央道から河口線に入り、河口湖出口に近づく辺りから車窓から富士が見えるようになった。
何んとめったに見ることが出来ない傘雲が富士山にかかっていた。
ソニー サイバーショット ＨＸ－９Ｖ ハイビジョン動画より
車窓から見た冨士が美しく変り行く風景を写し続けた。
ソニーサイバーショット ＨＸ－９Ｖ 静止画
ソニーサイバーショット ＨＸ－９Ｖ
富士吉田付近。早く第一目的地の河口湖に着かないかと落ち着かない。
