閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

冬のエックス山

2023-01-16 09:38:53 | 風景

冬のエックス山と再生事業

我が家近くに今まで何度も紹介するエックス山(X山)と言う雑木林がある。

この雑木林の再生事業が進められている。

江戸時代、大岡越前守によって武蔵野の新田開発が行はれて以来、農家が所有していた市内でも数少ない武蔵野の面影を残す雑木林だ。

その雑木が年と共に枯渇し始めたためにその再生事業が進められているのだ。

木の葉が付いている時には林の全貌が見にくかったが、冬枯れの林は全体が良く見渡せる。

林の一角に雑木林再生事業の様子を示す説明板が立てられている。

古くなった雑木を根元から伐採し、その切り株から新しい芽が出たものを育成すると言う気の長い話だ。

手前の切られた後の切り株が見える。

そから出た新芽を育てると言った方法だ。

葉が茂っている時には分からなかったが、遠くに見える木立が再生された雑木だ。

手前は現在進行中の林の一部。

ここも現在進行中の所。

現在は第4期の樹木更新中と言う案内板。

切り倒された樹木を輪切りにし、細かく切り、何処かに運んで行く。

焼却処分にするのか、何かに利用するのかは不明。

もとのエックス山の姿に戻るのは何時の事だろうか。

再生されたエックス山を見る事が出来るだろうか、残り少ない老骨の人生の内に・・・・・・

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夕暮れの富士

2022-12-18 09:52:01 | 風景

夕暮れの富士

先日、娘が立川のグリーンスプリングスに夜景を見に連れて行ってくれた。

コロナ感染拡大以来、余程の用事以外には乗り物による外出は全くなかった。

この日は娘の車で連れて行ってくれた。

久しぶりの他市への外出。

気分爽快この上なしと言った感じだった。

初めにグリーンスプリングスの屋上に行き、夕暮れの富士を見た。

生憎富士近辺は雲がかかり、あまり良い状態ではなかったが富士の横に沈む太陽のドラマティックな風景を撮影する事が出来た。

到着した時の富士近辺の様子。

富士の真上から太陽光線が富士を照らし出していた。

徐々に太陽は右の方に移動して行く。

雲の切れ目から光芒が現れまぶしい。

太陽は富士の右側に落ちてゆく。

太陽は見る見るうちに山の陰に沈んでいった。

太陽は完全に山のかなたに沈み夕闇が迫って来た。

この間20分位だったろうか、山の端に沈む太陽のドラマティックな風景に、暫し寒さを忘れていた。

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一寸古い話 

2022-01-16 11:26:50 | 風景

一寸古い話で恐縮

昨年12月暮れの事、まだオミクロン株の感染が拡大する前の話。

何時ものように散歩に出る。

お定まりの決まったコースだ。

コロナの関係もあるが、老骨の身、身体のあちこちに不具合な所が生じ長距離の歩行がままならなく無って来た。

コロナ感染に注意しながら人との出会いを避けながらのお定まりのコースを歩くしか能が無いと云った今日この頃だ。

鎮守様に参拝。

家内安全とコロナ収束を願う。

姿見の池の入り口から見た高層マンション。

手前の日影山の紅葉が美しい。

 

姿見の池遊歩道の紅葉も美しい。

池に着くと鴨たちのお出迎え。

 

 

すぐ傍に寄っても逃げる事は無い。

よほど人慣れしているのだろう。

水面には紅葉の樹木が揺らめく。

水面の落葉の巧まぬ自然の芸術も楽しい。

 

池の端には水仙が咲いていた。

月に数回は訪れる姿見の池だが、来る度に違う顔を見せてくれるのが楽しい。

我が家から池を周り帰宅すると大体4.500歩位になる。

以前は最低でも10000歩は歩いたものだ。

コロナが落ち着いたら乗り物を使っての外出を楽しみたいと思っている。

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初雪

2022-01-07 10:49:03 | 風景

初雪

6日昼前から正月早々初雪が降った。

東京では4年ぶりの大雪警報が出た。

数年前ならばカメラ片手に降雪の撮影に飛び出したものだが、現在は少々無理と自覚、おとなしく降雪を眺めるだけだったが、近所を一寸見て歩くのは良いだろうと15分程家の周りを歩く。

この日の雪は粉雪?でべとつかずさらっとしていた。

雪をかぶった車の表情が面白い。

午後3時頃には結構雪は積もって来た。

辺りは銀世界に変わりつつある。

屋外の置物たちも雪をかぶり冷たそう。

水仙の花も雪をかぶり重たげに見える。

植物の葉にも雪が積もりつつある。

明けて7日朝。

我が家の庭。

立ち木、植木鉢に7~8㎝位の雪が乗って、美しい銀世界になっていた。

 

表道路も雪で白くなっていた。

雪の量はあまり多くない感じだが、轍の跡が残っていた。

小高い木々には朝日が当たり、黄金色に輝いていた。

雪の銀色とのコラボが美しかった。

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イチョウ並木

2021-11-29 10:10:08 | 風景

小さなイチョウ並木

晩秋の秋の風景を求めて市内を散歩。

或る造園家の植物畑?と云うか販売するための植物を育てている畑?に黄金に輝くイチョウ並木を発見。

今まさに見頃と云った素晴らしい風景だった。

遠目にイチョウの並木が見えた。

近寄って見た。

まさに黄金の並木。

とても大木とは言えない若木たち、人に例えればまさに青春の輝きと云ったところか。

小春日和のひと時を黄金の並木に見惚れていた。

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回顧・精進湖の富士

2021-08-11 09:29:35 | 風景

再びモノクロ富士・精進湖

山中湖の撮影を終えると、河口湖から西湖、そして精進湖の向かう。

富士五湖の中でなかなか写真にならないのが西湖だ。

従って西湖の写真は殆ど無い。

私の好きな所は精進湖の富士だ。

この富士は一名子抱富士とも言われる。

富士山の中腹に小高い山が有り、あたかも富士に抱かれているように見える事からこの名が付いたようだ。

1960年代の精進湖は観光地としての整備がまだ出来ておらず、野趣に富んだ風景を見る事が出来た。

当時から貸しボートはあったが、あまり利用されなかったようだ。

漁船らしき船が沈んだまま放置されている事も有った。

 

冬場は特に観光客が殆ど無くボートは陸に引き上げられていることが多い。

精進湖の富士の向かって右側に夕日が落ちる時刻が美しく、物音一つなく静かに暮れて行く雰囲気がたまらなく好きな風景だった。

夕日が沈み、辺りが暗くなったころ帰途に就く。

五胡最後の本栖湖に行く事は殆どんど無く、夜明けの本栖湖を撮影する時のみ我が家を朝三時頃出て、本栖湖に直行し、夜明けの富士の撮影に行く事が多かった。

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回顧・山中湖幻影(モノクロ)

2021-08-08 09:54:35 | 風景

山中湖幻影

ある朝、突然山中湖に霧がかかった。

空には雲がかかり、その間から陽光が差し込むと云った情景に出会った。

この様子を心象風景として捉えた。

滅多に出会う事のない風景に感動。

何処か夢幻の世界を彷徨うような感じだった。

心の赴くまま湖畔の風景を切り取る。

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回顧・山中湖の富士(モノクロ)

2021-08-06 10:08:21 | 風景

山中湖の富士

忍野村からの富士の撮影を終えると山中湖に出る。

現在の開けた湖の周辺と違って、当時はまだひなびた風景を随所に見る事が出来た。

冬の山中湖、周遊道路から見た富士。

この辺りの風景は現在とさほど変わっていない。

古木を主題に遠景に富士を入れる。(夏)

現在は湖周辺に柵が設けられ、湖畔に出る事が出来ないが1980年代にはまだ湖畔に出る事が出来た。(夏)

湖畔にはススキが生い茂り、貸しボートだと思われるボートが天日干し?されている。

晩秋の一コマ。

これは明らかに個人の所有するヨットと思われる。

夏のシーズンが終わり、ヨットを所有する別荘の主が陸に引き上げたものだろう。

晩秋の富士。

赤外線フイルムを使って撮影。

赤外線フイルムは赤い色の物を白く表現し、コントラストの強い表現をする。

この写真はモミジの紅葉が白く表現されている。

ススキの原から見た富士。

 

赤外線写真は殆どの色が白と黒とに集約され、ハイコントラストな表現をしてくれる。

ハイコントラストではあるが細かいデテールは適度に表現されている。

忍野村の畑を通して見た富士。

赤外によってハイコントラストでシャープな感じの写真に仕上がっている。

これらの風景は現在では殆ど見る事が出来ないと思う。

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回顧・忍野の富士(モノクロ)

2021-08-04 10:06:31 | 風景

モノクロ時代

4か月ほど前から昔のモノクロ時代の写真をデジタル化している。

50年ほど前のネガは保管状態が良かったものと悪かったものが有った。

50年前はまだカラーフイルムは高価で手が出ないような状態だった。

保存されたネガは殆どがモノクロ写真だ。

とにかく自分が歩いて来た道の記録としてどんなネガでも再生して置こうと思い立っての事だ。

記録の主なものは家族の写真だが、日曜日に撮影に出かけた時に自分の目で見たものの記録も結構な枚数ある。

そんな中から富士山の写真を紹介して見ようと思う。

月4回の貴重な日曜日の内、2回は愛車を駆って富士五湖に出掛けたものだ。

我が家を早朝4時に出かけ、山中湖に着くのは7時頃だ。

そこから忍野村に回り、撮影を終えて9時頃には河口湖、西湖、精進湖、本栖湖と回り、夜8時頃帰宅するのが、一日の撮影行程だった。

写真展などで見かけるドラマチックな写真を撮ることは殆ど出来ず、平凡なありきたりの写真が多い。

当時の我が愛車。

国民車として低価格の車がこの頃発売された。

本多シビックとこのマツダファミリア?だったと思うが、この二車種が発売され、老骨はマツダを選んだ。

当時の価格で85万円くらいだったと記憶している。

1980年頃の忍野村。

田んぼが広がる片田舎の感じの村だった。

晩秋の田んぼの稲掛けには刈り取られた稲が掛けられている。

こんな風景もあった。

これはどのような状態だったのだろうか。

藁束を重ねて積み上げたようなものが立ち並ぶ。

今でもこのような風景が見られるのだろうか。

早朝の事、何かを燃やしているのだろうか、雄大な富士をバックに白煙が立ちのぼっていた。

忍野八海の富士。

茅葺屋根が健在。

ここは忍野八海の内の一つ、名は失名したが、現在はこの池の周囲に柵が巡らされ見学は有料となっている。

当時は柵などなく自然そのものの情景を楽しむ事が出来た。

忍野より見る冬の富士。

雪を戴いた荘厳な富士。

気温はマイナス5度くらいだった。

 

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多摩湖夕景3

2020-12-22 09:37:42 | 風景

沈む夕日

お目当ての富士山が見えないまま時間は過ぎ去っていった。

夕陽は狭山丘陵に沈み始めた。

数分後夕日は完全に沈んだ。湖面は静まり、夕日の反映が湖面を照らす。

空と湖面は茜色に染まり、美しい風景を醸し出した。

再び夕日に染まる取水塔を見ながら、何時の日かまた富士山を見に来たいと云う思いを胸に帰途に就いた。

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