キャノンＧ１０ 35ミリ相当
水辺に咲く紫陽花。このような場所の撮影は非常に難しいものです。バックが薄暗く花が明るい色で、明暗の差がものすごく大きいのです。花の色を正確に出せばバックは真っ暗になり水の流れが分かりません。
写真は花の色を犠牲にしてやや白っぽく、その代わり水の流れを水面の反射光を生かすようなぎりぎりのマイナス露出を与えて撮影しました。もう少し花の色を出したほうが良かったかなとも思います。
同じような場所ですがここは全体的に光が回っているため、露出はややマイナスに（露出不足）にすれば綺麗な写真を写すことが出来ます。
キャノンＧ１０ 28ミリ相当
6月25日近所の方に誘われて、府中市郷土の森に行きました。園内では「紫陽花まつり」が開かれていましたが、平日のため特にイベントはありませんでした。
そこにも「隅田の花火」と思われる紫陽花がありました。一風変わった花弁と花弁の付き方で一目で分かります。
アップにしてみると昨日ここにアップした花と同じ花だと分かります。どう見てもこれが花弁だとは思えません。八重咲きの紫陽花？ではないかと感じるのは私だけでしょうか。
キャノンＧ１０ 35ミリ相当
中学校の庭の片隅にあまり見かけない額紫陽花がありました。花は白、額の枚数が多く八重咲きといった感じです。雨に打たれて花が垂れ下がるような感じでした。
アップにすると様子が良く分かります。以前名前を聞いたことがあり、確か「隅田の花火」だったような気がします。違っているかもしれませんが確かに花火が開いたときのような感じです。
キャノンＧ１０ 35ミリ相当
近くの公園にピンク色の額紫陽花がありました。小柄で清楚な感じがする花です。
色がやや濃い目のものもあります。額の枚数が３枚の物や４枚の物があります。
アップにしてみると分かりますが、完全に成長した額は4枚、未熟な額は3枚らしいですね。
額紫陽花の花は写真で言えば、青い細かいおしべのような物が沢山付いているところが花で、周りの花のように見えているところが額といわれるところのようです。額紫陽花の名前の由来はその辺にあるようですね。
キャノンＧ１０ ３５ミリ相当
紫陽花の花の色は土壌のＰＨによって色が変わるといわれています。
酸性土壌で赤い花？アルカリ性土壌で青い花？どちらか忘れましたがそういうものらしいですね。
竹垣の向こうにある紫陽花と竹垣を入れて日本情緒らしきものを表現したかったのですが、竹垣が今一でしたね。竹垣が濡れていたならばもう少しイメージに近づいたのではないかと思います。
国分寺はお鷹の道です。毎年見事な花が咲くのですが今年は花が殆ど付いていませんでした。
国分寺公園の紫陽花です。遊歩道沿いに紫陽花が植えられていますが時期が早かったのか花数がまだ少ないようでした。
キャノンＧ１０ 50ミリ相当
毎日うっとおしい梅雨空が続いています。紫陽花の花も今を盛りと咲き乱れています。
我が家の庭に咲く紫陽花です。咲き始めたときに今年も咲いてくれたと、思いつつ記録的に撮影したものです。
数日たって雨が降る中撮影してみました。紫陽花は雨が似合うと誰かが言っていたようですが、正に雨が似合いますね。水滴に囲まれた紫陽花のしっとりとした感じは捨てがたいものがあります。
リコーGX200 24ミリ相当
昼食後近くにある酒蔵「澤の井」を訪ねました。白壁作りの蔵が美しく清潔感のある佇まいでした。
入り口の左側に壮大な萱葺き屋根の家が建っていました。何をするところなのか分かりませんでしたが、何か田舎の風景を思い起こさせるような雰囲気でした。
正面の蔵作りの建物に造り酒屋のシンボルのような杉玉が吊り下がっていました。この杉玉は今は枯れて茶色になっていますが、初めに作って吊り下げるときには青々とした玉だそうです。
この青い玉を軒下に吊り下げることで、「今年も新酒が出来ましたよ」と一般の人たちに知らせたものだそうです。昔はお酒は酒蔵が量り売りしていたそうで、一般の人たちは青い杉玉を見て、新酒が出来たことを知り、酒蔵まで買いに来たのだそうです。
酒蔵の中を見学、お酒を賞味して今回の御岳渓谷ウオーキングを無事に終え、解散しました。
キャノンG10 50ミリ相当
二時間ほど歩いたでしょうか、一休みしながら昼食をとることになりました。休憩所の入り口には招き猫ならぬ招きラビットが出迎えてくれました。
休憩所は数奇屋造りと言うか和風の建物で、渓谷の風景によく似合っていました。
天井から下がっている和風のランプシェードが印象的でした。
やはりウオーキングを楽しむご夫婦でしょうか、静かな雰囲気を楽しんでいらっしゃるようでした。
キャノンＧ１０ 120ミリ相当
渓谷沿いのウオーキングも終わりに近づきました。芍薬の花でしょうかピンクの綺麗な花が咲いていました。バックに吊橋をいれて写してみました。
望遠系のレンズにもかかわらず、全体にピントが合っているのはコンデジの特徴でしょうか。デジイチだと花にピントを合わせた場合バックの吊橋はボケてきます。バックをぼかすにはデジイチが優れていますが、全体にピントを合わせたいときには、コンデジの弱点ともいえる被写界深度の深さが有利になりますね。
キャノンＧ１０の望遠いっぱいの140ミリで花を遠くから写し、望遠効果のバックの引き寄せを利用して写しました。バックが遠ざかることなく画面のバランスを上手くとってくれました。
デジイチであればやはりバックを適当にぼかすことが出来ますが、この場合水の流れがほしかったので、水面や対岸がはっきりと描写される方が効果的に思えたのです。そのため被写界深度の深いコンデジの撮影でよかったかなと思っています。
